オードリーから気持ちが離れていった2023年 937 星之助 2023年12月18日 20:35 ¥200 ダウンロード copy 続きをみるには 残り 1,627字 ¥ 200 期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に! 購入手続きへ ログイン 937 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート
早く始めなければ意味がない。 そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。 その呪縛から解き放つ。 私がとらわれていた「しなきゃ」 早く始めなければ意味がない。特別お題キャンペーンを見て真っ先に思い浮かんだのがこれだった。 なぜそう思うようになったのかは覚えていないが、子供の頃の俺はそう考えていた。より正確に言えば、「前からやっていた人には勝てない。勝てないならやらない方がいい」である。 一つ印象に残っている例を挙げよう。昔、コロコロに『K-1 ダイナマイト』という漫画が連載されていた。小学5年生の主人公が空手を始め、様々なライバルたちと戦いながら成長する物語である。 K-1ダイナマイト (1) (てんとう虫コミックス―てんとう虫コロコロコミックス) 作者:坂井 孝行小学館Amazon 俺はこの作品が好きだったが、その一方で「現実的ではないな」とも思っていた。主人公は空手に憧れがあったが
1記事切り売りタイプの有料記事は、ソシャゲのガチャによく似ている。お金を払ってカキーンしたところで望んだものが手に入るかわからないからだ。望んだものが提供される可能性が0ではない分、ガチャの方がマシかもしれない。僕は、公ではギャンブルを心の底から憎んでいることになっているので、《この続きを読むにはカキーンが必要だよ》ボタンをクリック押すのに躊躇し、公開されていない部分を瞬間的に予想して忘れるようにしている。 「馬鹿者!ゲームや書籍その他諸々のように、貴様がアホのように買っているものだって買って中身を見るまでわからないではないか!」という声が聞こえてきそうなものだが、それらは売却すれば投資した額のうちある程度の金は戻ってくる。運が良ければ「開運!なんでも鑑定団」でプレミア査定されて高く売れるかもしれない。しかし有料記事はどうだろう?なんでも鑑定団に出せるだろうか(いいかえれば、なんでも鑑定団
妻とあるミュージシャンの話をしていて、あの人が他の人よりもいい歌詞を書くのは、個人的に色々と辛い経験をしたりしていて、言葉にしなくちゃ自身が救われないからなんじゃないか、そういう祈りみたいなものが聴く人の心を動かすんじゃないか、みたいなとんでもなく下世話で勝手な憶測を話したのだが、珍しく妻は納得していた。 それで思ったのだが、やっぱり書くという行為と祈るという行為は似ている気がしていて、それはどちらもこの現実ではまだ起こっていない、自分が望む世界があって、しかし自分の力だけではどうにもならなくて、そのことを認めざるを得なくて、だけどあきらめたくもなくて、そんな気持ちの中で生まれる行為ではないかと思うからだ。 未来を作るため、なんて言い切れるほど偉そうな行為じゃないと思うのだ、書くということは。 よく考えるとコピーライター時代にほめてもらった仕事のほとんどは、弱いものが主役になっているものば
季節外れの台風が襲来したような非人間的な朝は、「濡れちゃった~」「超ぐちょぐちょ~~」そんな、女子高生たちの言葉だけが僕を人間にする。ダイヤの乱れた電車の中で、心を乱さないよう、鼻から口へ、呼吸を切り替えやり過ごす。もし可憐な花の匂いを嗅いでしまったら…。想像するだけで僕は頭を抱えてしまう。君子危うきに近寄らずなのだ。 ふと、あの暑い夏の苦い記憶が蘇る。炎天下の外回り営業でフラフラになった僕は、暑さで溶けそうな電車の床を睨みつけることで、精神が散り散りにならないように耐えていた。しばらくして、たまたま僕の視線の先に立っていたミニスカ女子高生から「じろじろ見てんじゃねーよ。ハゲ」と恫喝された。たまらず飛び降りた次の駅、「ハゲ…ハゲ…ハゲ?」と呻きながら生え際を確認した、あんな苦しい思いは、もう、したくない。正直に告白しよう。諸君、僕は、女子大生以外の若い女性が好きではない。往々にしてこういっ
東京でしか消耗できないからです。 「イケハヤ書店」が「まだ東京で消耗してるの?」に変わってから早1年。高知の魅力をたくさん知りました。 食べ物は本当に安くて美味しい。大自然に囲まれた、東京にはない豊かな暮らしがそこにはあるのでしょう。高知の素晴らしさを知るたびに、「まだ東京で消耗してるの? 移住しなよ」と声が聞こえてきます。 でも、私は一瞬も「地方に移住したい」と思ったことがありません。というか、1ミクロンも共感できない。 なぜか? それはイケダさんが所帯持ちであり、私が寂しがり屋な独身だからです。氏の豊かなライフスタイルは、ご本人が相当な人格者で、かつ仲間(家族)がいないと厳しいでしょう。人とうまく関係性が築けない私からしてみれば、若いうちに所帯を持つ人って異次元なんです。もうその時点で思考の次元が違う。 独身女性は、東京でしか生きられない。そう唱えたのは、「負け犬の遠吠え」の酒井順子さ
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 会議が活性化しない 会議で意見がでない このような悩みを抱えているリーダーや管理職の方々は、全世界に360万人くらい?いらっしゃいます。 その中には、 「うちのメンバーは無気力だ」 「うちの職場のメンバーは、モティベーションが低い」 と結論づけて、「会議で意見がでない原因」をメンバーの問題として帰属してしまう方もいらっしゃいます。 もちろん、そのようなことが原因になることも多いのかもしれませんが、一寸たちどまって考えてみたいことは「意見がでないことの真因はリーダーその人にある」という可能性です。 このことを考えるとき、以前、かかわらせて頂いたある職場を思い出します。その職場では、管理職であるAさんが、やはり「会議で
鉄鋼メーカーを定年退職した後、大阪大学に通い、環境を守りながら鉱山から貴金属を取り出す技術について研究してきた73歳の男性が博士号を取得しました。 最高齢は、大学院の人間科学研究科博士後期課程を修了した姉崎正治さん、73歳で博士号が贈られました。 大阪大学の西尾章治郎学長は式辞の中で姉崎さんについて触れ、「あくなき好奇心と探究心に敬意を表します」と述べました。 姉崎さんは中学校を卒業後、集団就職で大手鉄鋼メーカーに勤務し、働きながら研究を進め30年前にも東京大学で博士号を取得し、今回が2つめの博士号になるということです。60歳で定年退職したあと、当時の大阪外国語大学でスペイン語などを学び、その後、大阪大学に5年間通って、環境を守りながら鉱山から金や銀を取り出す技術について論文をまとめたということです。 姉崎さんは、「若者とともに研究し、大いに刺激を受けた。社会で活躍したいと考えているシニア
40歳になった。 20代のはやいうちに結婚もして、子供も作った。 子供が大きくなる頃に離婚して、ひとまわり以上歳下の女と付き合い、別れ、を繰り返した。 食いたいものを食って、世界中旅して、仕事もして、稼いで、税金も払った。 やりたいようにやっていたつもりだけど、なんか人生の楽しみはもうネタ切れかと思ってる。 女を見ても昔のようにときめいたりしない。 口説いてやろう、とも思えない。 遊び飽きたゲームのように、ワンパターンで、驚きや発見というものがない。 40歳は不惑というけれども、気がつくと生きる活力を無くした抜け殻になっているだけだった。 惑わないのではなく、選択肢がなさすぎて惑えないのだ。 これからまだ20年、ひょっとすると40年、同じように時間が過ぎていくと思うとつらい。
「子どもが欲しいかわからないというキミに、これ以上時間を費やせない」 そう言って、付き合っていた彼に昨日フラれた。 わたしは、これまでの人生で、「子どもが欲しい」と思えたことがない。 友人や知人に、子どもを持ちたいかを尋ねると、「欲しい!」もしくは「まぁ、いつかは・・・。」と返事がかえってくる。 けれどわたし自身は、そんな「いつかは・・・」という感覚さえ持てたことがなかった。 「アタシなんてこれからって時に子どもが出来ちゃって~!」と笑い飛ばすタフな女性に遭遇すると、「ななななんで避妊しないの?!そこは調整出来るはずでは?!」とその思い切りの良い「ウッカリ」にひっくり返り、そんな「ゆるい許容範囲」を持てる彼女たちをうらやましく思った。 とは言うものの、クソ天邪鬼なことは承知の上で書くと「子どもは一生欲しくない」と言い切れるかというと、そう言い切ることも出来ない。 どうして当たり前の様に「子
「仕事もプライベートも充実」というフレーズを目にすることがある。 このフレーズを人生の活動指針にしている人がいたら申し訳ないのだけど、僕自身はあまりこのフレーズが好きではない。たしかに、仕事もプライベートもどちらも充実しているという状態はひとつの理想型ではあるだろう。SNSなどで「自分は仕事もプライベートも充実している」と公言している人を見ると、嫌味でもなんでもなく純粋に「すごいなあ」と感心してしまう。おそらく僕自身がそういう状態に至ることはないだろう。なんというか、仕事もプライベートも全力投球で手を抜かずやっていると、すごく疲れそうだと感じてしまうのだ。 苦しいことをやっていると疲れてしまうのは当然なのだけど、実は楽しいことをやっていても活動量が多ければやはり疲れる。充実さえしてれば疲れないということはありえない。基本的に、自分が一週間で使えるエネルギーの量は一定で、仕事にエネルギーをつ
博士課程にチャレンジすることを決意 私、榎本英剛は2022年の9月より米国サンフランシスコにあるCalifornia Institute of Integral Studies(CIIS)という大学院にてAnthropology and Social Change (人類学と社会変革)という学部の博士課程にチャレンジすることを決意しました。 なぜこのような決断をするに至ったのか、その経緯や想い、およびそれを実現するにあたって皆様にぜひお願いしたい支援についてこちらに書かせていただきましたので、ぜひご覧ください! 詳しくはこちらから 初めての方へ よく生きる研究所とは?このサイトを創るに至った背景、想い、サイトのコンセプト。 榎本英剛って、どんな人? 経歴、社会人になるまでの生い立ちや、建築家になる夢など短いストーリーを掲載。 これまでの活動 5つの活動(天職創造セミナー、コーアクティブ・コ
やりたいことだけやって生きていきたいなら、人の言うことは、一切、聞くな【ロボット工学者 石黒浩さんの仕事論】 自分そっくりのアンドロイドが、自分に代わって講演をする。 そんな漫画のような世界を現実のものにしてしまった科学者。 それが、大阪大学の石黒浩教授だ。 世界中から注目を集めるロボット研究の第一人者だが、 研究を始めたきっかけは、実に意外なことだった 大人になるということは、思考停止になるということ ロボット研究を始めたのは、人間を知りたいと思ったからです。きっかけは、小学校5年生のとき。先生から「人の気持ちを考えなさい」と言われて、ものすごく驚いたんですよ。人の気持ちなんてそう簡単にわかるわけない。それなのに、大人ってすごいこと言うなあと。 “人の気持ちを考える”ためには、少なくとも3つことがわかっていなくてはなりません。「人って何か?」「気持ちって何か?」「考えるって何か?」。この
中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 小生、今年で40歳です。 40歳というと、かつて20代だった頃の自分は、もっと大人に見えましたが、自分が、その年齢に近づいてみると、びっくりですね。 内面はほとんど変わっていないのに(泣)、「あんた、今年40歳だよ」と言われている気がします。「えっ、うそー、マジ?」という感じです。 きっと、50代も、60代も、そんなものなのかなと思ってしまいますが、どうなんでしょうか。少なくとも僕の場合、あまり「成長」は見当たりません。困ったものです。 ▼ ところで、マインドは「成人式を終えたばかりのヤング?」なのですが(死語ヤングを敢えて使ってみた)、身体的には、最近、衰えをすこしずつ感じています。しかも、自分の職業に即したかた
Something went wrong, but don’t fret — let’s give it another shot.
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