内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』の書評に異議を表明します - ASANOT BLOG / アサノタカオの日誌

2020年5月2日の西日本新聞に、内田樹氏によるホ・ヨンソン詩集『海女たち』（姜信子・趙倫子訳）の書評が掲載されました。その内容に異議を表明します。以下は出版元にて本書の編集を担当した立場にある、しかしながらあくまで一個人としての見解です。 個人や組織を非難・批判する内容ではありません。また、コロナ禍の大変な時期に書評掲載にご尽力いただいたすべての皆様への感謝の気持ちを片時も忘れたことはありません。今日の言論やメディアのあり方に対する問題提起として、投稿します。 . 内田樹氏による、韓国済州島の詩人であるホ・ヨンソンの詩集『海女たち』の書評は、率直に言って一語たりとも読むべきところのない内容で、この情報を共有すべきかどうか悩みました。私がなぜ、ここまで強い言葉遣いで語りはじめるのか、自身の考えを少し丁寧に述べさせていただきます。本書の内容に関してはこちらを参照してください。 そもそも、80

[sakuragaoka99]

この2-3年氏の言論のレベルに関する批判が目立ち、衰えの文脈で語られる。俺は2010年くらい以降の社会批評しか知らないが、その頃から酷かったよ。居酒屋談議レベルで、何でもグローバル資本主義批判にして終わり。

[Louis]

「そもそも、800字という限られた文章量の半分以上、控えめに計算して全57行中42行を、対象となる本ではなく《自分語り》に費やす文章を《書評》とは呼べない、と私は考えます」

[saebou]

学術誌の書評でも「それ、本と関係ないですよね？」みたいな書評たまにあるんだけど、あれって評者が偉くて編者が断れないからだよね。媒体の評価を落とすような書評は断ったほうがいいと思う。

[imakita_corp]

ボロカスに言いよるなｗ　>>「市民」や「知性」などの用語によって代弁されるあるポジションに安住したいと願う一定数の大衆＝ファンの関心を集める、権威主義的ポピュリスト・エリートです。

[officesitter]

これか。https://twitter.com/levinassien/status/1244181722310164481

[amamako]

内田樹は好きじゃないし、この書評も特に読むべきところはないと思うが、それはそれとして公に出版されたものはどんな風に評論しても良いはず／古いリベラルな人ってなぜか新聞書評を絶対視するよね

[DavitRice]

日本の新聞書評って内田樹じゃなくともこんなものが多いのでは。／ポストコロニアルな歴史的事情や政治的事情を踏まえた以外の読み方は許さない、という狭量さの感じられる批判でもありこの人にも問題があると思う。

[password1234]

『ため倫』で衝撃を受けて以来、氏の著作は30冊以上読んでいる。2008年くらい以後、不誠実さが目立つようになり、批判をのらりくらりと躱すだけが上手い醜悪な「おじさん」になってしまったのは元ファンとして悲しい

[wuzuki]

氏についていつまで評価していたか、人によって違うの面白いな。私は素直にファンだったのは3.11の前までかな。2010年頃は講義も聴きに行ってた。/ 作品本筋と関係ない書評・解説って特段珍しいものでもないと思う。

[vbwmle]

内田樹のファッション誌のコラムなんて毎回雑誌のテーマとは無関係な政治批判・恨み言が書かれてるだけだし、書評の代わりに日記が書いてあるならまだマシなほうなんだぞ（？）

[avictor]

消えてる

[screwflysolver]

ホ・ヨンソン詩集『海女たち』

[Alcyone-twinkle]

これは異議にみせかけた只の誹謗中傷であり、書評は極めて巧妙な書評たり得ている事を論証しました→ https://alcyone-twinkle.hatenablog.com/entry/2020/06/09/023544 ※個人的に内田樹は五輪関連で人の倫に外れた発言をしたので嫌い。

[gsnjsfpct136]

なかなか丁寧な、かつ真摯な批判。内田樹の〈あやしさ〉（いい加減さ）を見事に抉り出していますね。

[SOLTALLOW]

“内田氏は（中略）「市民」や「知性」などの用語によって代弁されるあるポジションに安住したいと願う一定数の大衆＝ファンの関心を集める、権威主義的ポピュリスト・エリートです。”　時速100マイルの投げナイフや

[Domino-R]

非専門家に依頼を出す側の見識こそ問われるべきだろう。そこをスルーでは同じ事は何度も起こり、その都度末端の書き手だけが叩かれる。内田の「冷淡」を知らずに依頼したならその「仕事」こそ批判されるべき。

[nessko]

橋本治が大岡昇平の小説の書評、読まないまんま書いちゃったのを思い出した。橋本治はさすがにうまく芸でごまかし飛び越えてたけど、内田先生はhttp://blog.tatsuru.com/2020/05/11_1307.html　向いてないのねこういうの、残念だが

[sy414]

蓮實重彦いわく、書評は本の万引きであると

[nP8Fhx3T]

依頼した側も大概プロ意識に欠けるよね。お友達同士でキャッキャ遊びたいなら媒体を選びなよ。

[minboo]

「800字という限られた文章量の半分以上、控えめに計算して全57行中42行を、対象となる本ではなく《自分語り》に費やす文章」ロッキンオンかよ。

[deztecjp]

異議申し立てはご自由に。批判の内容は理解できた。内田さんの書評は言論の自由・表現の自由の範疇で、これはこれでよい。

[guru_guru]

内田はともかく、フランス料理の喩え、要る？

[lont_in]

レヴィナスの翻訳にだけ専念していればよかったのに

[naglfar]

激怒している。

[whirl]

批評というよりも読書感想文的な気にもなりましたが詩人や研究者ではない人の詩集の批評が専門誌や全国紙ではなく西日本新聞に掲載されるときに何を期待されるのかとか思うと(そんな前提無視しても)ありとえばあり?

[fu-wa]

お座敷芸人やってるだけだからなあ。本人気づいてるかわからないけど。特定の言論が欲しいメディアから依頼があるからのせられて書いたら、その読者にウケがいいのでそういうものばかり書くようになっていった印象。

[prdxa]

コメントに貼ってあるの読んだけど、全然悪い書評だとは思わなかった。サバ味噌の件だってちゃんと意味あって書いてるじゃん。

[kotobuki_84]

ローソンと佐藤オオキ氏の件との相似を感じる。発注者と受注者の都合により、高潔さより利益を優先した成果物が発生する。それ自体は別にいいけど、内田樹は他者（特にネトウヨ連中）に高潔さを求める側だったはずで

[main]

繊細すぎる……そのくせ本の宣伝ページにはちゃっかり載せてるし。（2020年06月08日現在）「批判の刃はそのまま自分自身に向けて、しばらく言論界の末席にいるものとして反省の時間をもちます」との齟齬も感じる。

[Sutekase]

でも内田樹って昔から自分語り好きなタイプじゃないの？

[mannin]

エア書評吹いた。 / これ読んで本を買っちゃうファンがいるから良し、とするのは倫理的にダメじゃねえかなあ / 樹氏にRTされると馬鹿ファンのクソ引用が死ぬほど来るので彼に対する心象はすごく悪い

[fip1051]

この10年で堕落した理由？もうちょい前から始まってると思うが。原因は現役引退、教え子と再婚&凱風館設立で生活保守化、何より書かせ過ぎ

[hisawooo]

世田谷自然左翼を明晰に表現した名文

[Akimbo]

まだ内田が有名でなかった時代にブログに「日本の学生には個性がない。アメリカの学生にはある」とバカ丸出しの偏見を書いてたので掲示板で噛みついた。返事はなかった。有名になって偽物好きは多いんだと思ったよ。

[dogdogfactory]

批判すべきは内田樹氏ではなく、彼に依頼し、この文章の掲載を決めた新聞編集者だとおもうが。

[howlingpot]

これそんなにダメな書評かな。今どき詩集なんて誰も読まない現実から出発して、内田ファンボーイ/ファンガールが興味持ちそうな良いナビゲーションになってると思う。多分内田以外の書評子なら半分も売れない。

[taskapremium]

内田樹さんに頼んだ方が問題なんじゃないか。原稿が上がった段階で問題だったら掲載不可にすればいい。

[estragon]

“その文脈においては無意味なことを延々と語り続けるということは、すなわち言葉ではなく態度で、「この料理も、目の前にいるあなたたちの存在も無意味である」と嘲笑的に伝えているに等しい”

[seitenugetsu]

ゆるい書評なんていくらでもあるしなあ。特に内田は自分語りのゆるさで売ってきたところもあるし。それを直接語らないことが最もそれを語ることになる、とか言いそうだわ。

[SaYa]

お金もらった仕事として、依頼された本を読むことは含まれてないのか？