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性犯罪「依存症は病気」、更生支援の弁護士「厳罰化だけでなく、再犯防止を」 - 弁護士ドットコムニュース
早ければ、2017年から性犯罪が厳罰化される見通しだ。痴漢や盗撮などの扱いは変わらないものの、強姦罪... 早ければ、2017年から性犯罪が厳罰化される見通しだ。痴漢や盗撮などの扱いは変わらないものの、強姦罪が懲役「3年」以上から「5年」以上になるなど、刑法が改正される可能性が高く、ネットでは「ようやくか」と歓迎の声が上がっている。 一方で見落とされがちなのが、「再犯防止」の議論だ。厳罰化になっても、加害者はいずれ社会復帰する。適切な対応をしなければ、新たな被害が出ないとも限らない。 性犯罪問題にくわしい林大悟弁護士は次のように語る。 「厳罰化はあってしかるべきですが、ゴールではありません。刑務所に長く入れるだけなら、『応報』や『抑止力』の点では効果があっても、『再犯防止』にはつながりません。被害が深刻だからこそ、被害者を作らないよう、加害者(再犯者)をなくす要素も欠かせないのです」 では、どんな対策が必要なのだろうか。 ●「性依存」の性犯罪者には治療が必要 林弁護士は「加害者をなくしたい」とい
2016/12/28 リンク