学問・研究の倫理と日本の大学・研究機関の信用―再び小保方氏問題によせて

筆者は過去に米国の2大研究財団である米国国立科学財団（NSF）と米国国立保健研究所（NIH）の特定部門の常任審査員をそれぞれ数年勤めた。審査員の仕事は米国の大学や研究所の科学者や研究センターからの研究資金の財団への申請について計画された研究内容と資金の妥当性を評価し、多数の申請間の優劣評価をし、研究資金を出すか否かに関する財団の公正な決定に必要な資料を提供することである。 筆者の属した部門はNSFでは社会科学・行動科学における統計的分析や計測方法の研究部門で、NIHでは生命・医療統計研究部門であり、今回問題になっている分子生物学研究とは全く関係がない。しかし審査におけるルールと倫理は、部門にかかわらず共通である。利害関係者は、利害の葛藤（Conflict of Interest）を持つ者と定義されるが、具体的には個人の研究プロジェクトの研究資金申請の場合、研究主査（PI）とその共同研究者た

[RocRoc36]

これが正しい意見だよね？ようやく何の憤りも感じないすっきりする意見に出会えた。早稲田も理研も政府も”科学”を舐めてる。まさに愚弄していることをもっと自覚したほうがいい。

[augsUK]

まともな意見。科学業界のルールは科学の信頼性と公平性を保つために形成されてきたのだから、平然とそれを踏みにじる理研と早稲田は現状科学をやる資質がない。

[hyuki]

あたりまえでまっとうなことが書いてある。

[urashimasan]

"剽窃の禁止は学問や科学における倫理および規範の問題であり、著作権法違反の問題では全くない・国際的信用の最大の基盤は倫理・規範の共有である"　まさに。法的な処罰可能性と混同されがちだけど。

[mshkh]

本当に早稲田の調査委員会はクソだった．しかしそれに反して早稲田大学は「一応は」学位の取り消しという判断をしたから，崖っぷちで踏みとどまったとはいえるんじゃないかな

[EditageJapan]

学問・研究の倫理と日本の大学・研究機関の信用―再び小保方氏問題によせて（The Huff Postより）

[tdam]

利害の甘い部分のみを享受し、酷い不正を誘発したにも関わらず自らは責任から逃げることを企図し、日本科学界の国際的信用を土台から破壊する連中は、不正そのものよりも犯罪的であり、厳しく処罰されねばならない。

[takahikonojima]

「正しい研究の姿」を理研がぶちこわし，「正しい学問の姿」を早稲田大がぶちこわしたので，もう何が起こっても驚かないんだ．

[e-domon]

「さらに筆者が驚愕したのは、・・・学術論文の文章の引用は著作権者の許可を得ずに行うことが出来ること事からも明らかである。」／　ここの論旨が不明確。引用を無許可で行って良い理由は、ルールに則る所以。

[mobanama]

"小保方氏の参加要請は、理研自らがSTAP細胞作成技術の科学性を否定したに等しい"せやね。"わが国全体の学問・研究の国際的信用を、たった1つの博士論文の審査基準が、今貶めようとしている"