特集 インタビュー 脚本・三谷幸喜さんインタビュー ～不思議な因縁にインスピレーションを受けて～ | NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」

物語も終盤になってきましたが、これまでの執筆の中でどのようなことを感じていますか。 今回この「鎌倉殿の13人」を書くにあたっては、今まであまり経験してこなかった不思議な偶然がたくさんあるんですよ。すごく大げさな言い方になりますが、神様が「書け」と言っているような。例を挙げると、まずは上総介広常の死について。彼が字を一生懸命練習していたという設定は、演じた佐藤浩市さんから「キャラクターに深みを与えられる設定が欲しい」とリクエストを貰もらい、「じゃあ、字が書けないというのはどうだろう」とアイデアを出したんです。一方で、上総介が死ぬのと北条泰時が生まれるのがほぼ同時期だったことが分かった。「これは泰時が上総介の生まれ変わりだという設定もあるな」と思い、ハッキリと明言はしなかったけど、泰時が赤ん坊のときの泣き声を「ブエイ」にした。これは上総介が頼朝を呼ぶときの決め台詞ぜりふ。実は僕はそれほど歴史に

[feather303]

“しょせん、脚本家がパソコンの前で書いたものなんて、たかが知れているんです。僕は設計図を書いているだけ。それを現場でスタッフとキャストが肉付けしていく。そうやってドラマは完成する。”

[echo79]

スタッフやキャストが素晴らしいのはもちろんだけど、台本の外で奇跡が多発するのも脚本家の才覚だと思う。にしても“本当は僕が思いつくべきだった。情けない限りです”て梶原景時じゃないか

[kenjou]

殴り合いのシーンは台本にはなかったんだ。まあ物語的には総大将同士が殴りあうなんて不自然だものね。実際の映像で見るとありだとは思ったけど。脚本もドラマ作りも生き物なんだなあ。

[esbee]

アニメだと産まれない、脚本を超えた役者の演技と、それを取り入れた脚本変更のドライブ感が実写の強みだよなあ。だから実写が優れているとかアニメが優れているとかではなく、それぞれにいいところがある

[misarine3]

“「河原で人を殺すシーンが多いので、みんなが怖がって、最近はプライベートで川に行けない」”

[shig-i]

ゴッドファーザー、仁義なき戦い、シェイクスピア。

[yogasa]

終善児というネタは初めて聞いたときそんなわけないだろと思ってたけどやっぱそんなわけないよね。でも思いついた人スゴイ / やくざ映画に似てるといったスタッフGJだな

[kari-ko]

"そもそも善児という名前は、「梶原善さんがキャスティングされますように」という思いを込めて付けた名前ですから" そうなんだw 三谷さんと梶原さん、たまらないね

[wdnsdy]

視聴者の反応を見て展開を変えられる程度にはライブ感のある製作スケジュールなのか。週刊連載漫画みたいだな

[prdxa]

“僕が脚本家として、一つだけこのドラマに貢献したと自信を持って言えるのは、ナレーションを現在進行形にしたことのような気がします。いい発明だったでしょ。”

[c_shiika]

なるほどファルスタッフ。にしては巴のおかげもあってだいぶお行儀がいいけどな。

[kousyou]

“鎌倉時代とシェイクスピア。すごく似ています。今まで考えたことがなかったけど、新しい発見でした。皆さんもぜひ、興味があればシェイクスピアを読んでみるといいですよ。まるで鎌倉だから。”

[lb501]

古典、『ヘンリー四世』『オセロー』『リチャード二世』をきちんと勉強してるんですね。あとこのページドラマが終わってなくなったら悲しい。

[around89n]

『だからね、視聴者の皆さんが注目していなかったら、善児はもっと長生きしていたんです。』...善児を(想定より早く)殺したのは視聴者だったのか(笑)／善児を梶原景時につけたのは、梶原善さんだからだと思ってた...

[bn2islander]

“だからね、手応えのあったシーンというのは、だいたい僕が書いていない場面なんです”

[pantomochi]

"これまでたくさんの方が退場されましたが、三谷さんの中で手応えのあった最期を教えてください。"公式であるNHKが「退場」って表現を使ってて笑った。

[meomasa0929]

≫そして頼家の息子の公暁。彼が置かれた境遇はまさにハムレットそのもの＿これは今から大変つらい。源義経×梶原景時がモーツァルト×サリエリに類似は好き

[timetrain]

骨格が素晴らしいから偶然の一致が運命に見えてくる。よもやの一致がそんなにあるとは。

[k_ume75]

『皆さんもぜひ、興味があればシェイクスピアを読んでみるといいですよ。まるで鎌倉だから。』/鎌倉殿を最後まで見たらシェイクスピア読もう！舞台で数作見ただけなのでちゃんと読みたい。

[uxoru]

“「善児の名前がオープニングに出てきたら、それだけで怯おびえる」とか言われて。演じた梶原善も「河原で人を殺すシーンが多いので、みんなが怖がって、最近はプライベートで川に行けない」ってぼやいていた。”

[rakugoman]

昨日、菅田将暉が義経を演じるときの考え方を知って、ドラマは生き物なんだなぁ…と思った。良い設計図は適切な余白をつくることだと思う。

[masm]

“善児が修善寺で亡くなりましたが、これも「終わる善児」と「終善児」に掛けたんじゃないかと、たくさんの方に言われました。告白しますが、全く考えてなかった。”

[Japonism]

どれだけの時間をかけて書いたのかと思いきや最初に史実インストールして大枠プロットを書くだけなんて本当に天才なんだなあ。。。来月は大河俳優が沢山出る三谷脚本の舞台に行く予定なので期待が高まってしまう

[netafull]

“第33回で善児が修善寺で亡くなりましたが、これも「終わる善児」と「終善児」に掛けたんじゃないかと、たくさんの方に言われました。告白しますが、全く考えてなかった。指摘されて初めて気づいた。”

[irota]

確かに、本作の北条義時は「ゴッドファーザー」のマイケルコルレオーネだ。若い頃にあった善の心が、物語の進展と共に不可避的に暴力の渦に飲まていき、権力の頂点に至ったときには自分の心を見失っている。

[wtatsuru]

反応を見て展開を変えてるってのはすごいな

[gwmp0000]

皆んな好きだなあ ドラマ見てんのかな

[kash06]

「演じた梶原善も「河原で人を殺すシーンが多いので、みんなが怖がって、最近はプライベートで川に行けない」ってぼやいていた。」はちょっと笑った。注目を見ながら死ぬ時期を早めたのはインパクト強かった。

[kazu_y]

“鎌倉時代とシェイクスピア。すごく似ています。今まで考えたことがなかったけど、新しい発見でした。”

[yooks]

"だからね、手応えのあったシーンというのは、だいたい僕が書いていない場面なんです。" 確か伊東四郎さん主演の舞台でもそんな話してた。僕が思いつくべきだったって。

[s_atom11]

ゴッドファーザーとか仁義なき戦いとかあの辺のマフィア、ヤクザ映画は教養として見といた方がいいのか。そんでもってシェイクスピアか。やはり古典は強い

[tweakk]

ぜったいゲームオブスローンズだと思ってた。“（参考にした作品は）全体的には『ゴッドファーザー』…. あとはシェイクスピア”

[kaitoster]

てっきり畠山重忠は兜を脱いだ瞬間に愛甲に矢で打たれて死ぬのかと思ってた。そして計画通りとほくそ笑む三浦みたいな構図。

[zyesuta]

「三浦義村は『オセロー』に出てくるイアーゴー。頼家の苦悩は『リチャード二世』に出てくる若き王の哀かなしみと似ている。そして頼家の息子の公暁。彼が置かれた境遇はまさにハムレットそのものです。」

[donovantree]

新撰組もよかったけど三谷幸喜は内ゲバ的な話がとても上手い。同士が殺し合いをせざるを得ない哀しみと後悔、冷酷な決意。いつか連合赤軍事件とか書いてくれないかな。全く救いのない話を。

[moons]

“それから畠山重忠。あんなに義時と殴り合うなんて思ってなかったから、映像を観みて驚きました。” やっぱりそういう「地下室で殴り合う筈が何故か海岸で殴り合っていた」みたいなものなのか

[tsubo1]

ここの部分が好き　→ “しょせん、脚本家がパソコンの前で書いたものなんて、たかが知れているんです。”

[nnn06]

黒バックに白字はつらい

[yamadadadada2]

脚本の段階では「ストーリー」なんだよね。「ドラマ」にもっていくのはチームの力

[otoan52]

"この先は誰も知らない、僕だけが知っている小栗さん。年老いてからの彼は本当にいい芝居をします。まだ観てないけど。"