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興味深いと文学に関するesbeeのブックマーク (8)

  • 伊集院光と大江健三郎 その1

    以前にも書いたように。「いいとも!」が終わったのをきっかけに、伊集院光のラジオをネット経由で聞くようになった。一人で事するのが嫌いなので、なにか音源が欲しかったからだ。 伊集院光のラジオが面白いというのは、小林信彦のエッセイで読んでいた。聞いてみたら、なるほど、面白い。基、くだらないこと、シモネタ、バカバカしいことを中心にしゃべっているのだが、その根底に、とても強いものがある。真面目すぎるほどの誠実、知性、寛容と頑なさ。 高校中退で、落語家出身、130kgの巨漢にしてスポーツ好き。野球は芸人でチームを組んで定期的に試合をしているし、ランニングは小さな駅伝大会に参加 するほど。自転車は、東京の自宅から出発して日を分けて掛川あたりまで走って行ってしまうほど。雑学王として名を轟かせながら、番組で「インテリ軍団」に 組み入れられることには抵抗を感じる。実力とコンプレックスが微妙に絡み合ったこの

    伊集院光と大江健三郎 その1
    esbee
    esbee 2023/03/14
    知らなかった…いい話だった。伊集院光の最初の質問に答えるかたちで、何度も試行錯誤をすることで至れる表現の高みというものがあり、それは伊集院光自身が映画で演じたシーンで理解できるだろうと…出来すぎだよw
  • 初心者から再読者まで、森博嗣の多様で自由な世界を示す10冊を紹介する! - 基本読書

    の雑誌に寄稿した「森博嗣の10冊」原稿を転載します。ちょこちょこブログ用に書き換えてます。あと、そんなにひねったラインナップにはなってないかと。強いていえば『スカイ・クロラ』が入ってないことぐらいかな。大好きな作品ですが、『ヴォイド〜』と迷ってこちらを選択しました。 はじめに 森博嗣は一九九六年にミステリィ作品『すべてがFになる』で第一回メフィスト賞を受賞してデビューし、その後破竹の勢いでシリーズ作品を刊行。デビュージャンルのミステリィの枠を超え、エッセイ、日記シリーズ、SF、幻想、絵、詩集、趣味の庭園鉄道やジャイロモノレールについて書かれたノンフィクションまで、数多のジャンル・テーマの作品を開拓し続けてきた。総作品数は文庫化などの重複を除いてさえも二〇〇を超える。そんな作家なので一〇冊の選定は困難を極めるのだが、今回はできるかぎり間口を広く、森博嗣の多様な側面を紹介してみたい。 ミス

    初心者から再読者まで、森博嗣の多様で自由な世界を示す10冊を紹介する! - 基本読書
  • サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION

    連載「いつでもSF入門」 投稿日 2021-10-13 Author 橋輝幸 LIFESTYLE 冒険する SF研究家・アンソロジストの橋輝幸による連載「いつでもSF入門」。今回は、映画ゲームでもなじみ深い「サイバーパンク」について。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』で描かれる「怪しげな日描写」にはどんな背景があったのか。日におけるサイバーパンク像を決定づけた翻訳家・黒丸尚の文体とは。そもそも「サイバーパンク」は誰が名づけたのか……。40年にわたる歴史を辿る。 vol.0 SFに何ができるか? vol.1 まとうSF——化粧・ファッション・変身 今回は、SF映画SFゲームでおなじみの言葉「サイバーパンク」の40年近い歴史を振り返る。2020年に発売された『サイバーパンク2077』や『Cloudpunk』、2022年に発売される予定の『Vigilance 2099』や『S

    サイバーパンクとは何か? 連載「いつでもSF入門」vol.2  - TOKION
    esbee
    esbee 2021/10/14
    ふむふむ
  • ファストフードを批判し続けてきた私が、ついにハンバーガーを口にした:朝日新聞GLOBE+

    私が加工度の高いファストフードをどう思っているか、みなさんすでによくご存じかもしれない。特に、アメリカの巨大複合企業によって地球規模で製造されているハンバーガー、ピザ、フライドチキン、冷凍即席ミール、あの緑と黄色のロゴのカウンター式サンドイッチチェーン。これらは私たちののシステム、教育、健康、環境、文化などあらゆる面にとって問題となる。脂肪、糖分、炭水化物を巧みに合成した安い工業用部品(私は「原材料」、まして「べ物」などと呼んで威厳を持たせたりしたくない)をところかまわず複製・構築しながら、世界中でその土地固有の文化や農業、そして人々の健康を破壊しているのだから。 だからこれから言おうとしていることは、どこかこう、矛盾して見えるかもしれない。しかしながら告白しようと思う。私は先日、世界で最も有名なハンバーガーチェーン二つのうち一つでハンバーガーを購入、摂取した。パティを「直火焼き

    ファストフードを批判し続けてきた私が、ついにハンバーガーを口にした:朝日新聞GLOBE+
    esbee
    esbee 2021/10/14
    『英国一家、日本を食べる』の人か。この英国人らしいイヤミったらしい文章、さすがだな!!
  • 「~だわ」「~のよ」、翻訳の女言葉に感じる不自然さ:朝日新聞デジタル

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    「~だわ」「~のよ」、翻訳の女言葉に感じる不自然さ:朝日新聞デジタル
    esbee
    esbee 2021/08/25
    私もおかしいと思うわ。ただこれは言葉使いで他の文章や語り手との相違を際立たせる文章技法だとも思うアル。外国語ではどのようにしているか興味あるナリ
  • 『ユリシーズ』から『これはペンです』まで──『実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で』 - 基本読書

    実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で 作者: 木原善彦出版社/メーカー: 彩流社発売日: 2017/01/23メディア: 単行この商品を含むブログを見るこの世には実験小説と呼ばれるたぐいの作品がある。実験=experimental というぐらいだから、要するに普通の小説ではない。そもそも"普通の小説"を定義するのも難しいが、まあ、登場人物がいて、ページをめくると物語が前に進んで、読める言葉で書かれていく、あたりから外れた工夫が凝らされた小説といえる。 たとえば最近再刊行もされたコルタサルの『石蹴り遊び』。このの冒頭には読み方を指示する「指定票」がある。なぜそんなものが必要なのかというと、『石蹴り遊び』は「向こう側から」と題された一部、「こちら側から」と題された第二部、「その他もろもろの側から」と題された第三部から成り立っており、これを順番で読んでいくような構成にはなっていないのだ。

    『ユリシーズ』から『これはペンです』まで──『実験する小説たち: 物語るとは別の仕方で』 - 基本読書
  • 介護現場での死の落としどころ

    今朝、うちの施設にきている利用者が亡くなったそうだ。もちろんこういうことは初めてではないんだけど、毎回毎回、気持ちの着地点が見つからない。 介護職員ならどこでも、どんな研修を受けても教わるはずだ、利用者が亡くなっても深入りしすぎるな、気持ちを切り替えろ、と。 僕たちは仕事に集中すればするほど、それぞれの利用者への主観的な思い入れとは別に、客観的な事項として利用者の状態を深くインプットしていく。場合によっては、その家族よりも深く。その日その日の状態を見て、今日は動きが鈍い、とか、少し顔色が悪い、など、その都度細かな変化につぶさに対応していかなければならない。死に向かいつつあるのを間近に見ながら、その人のもつ”生”に執着するのが僕たちの仕事の宿命なのだと思う。つまり、業務の一環として、全ての利用者に深入りせざるを得ない、というわけだ。 それが、亡くなった途端、深入りするなとか、切り替えろとかに

    介護現場での死の落としどころ
    esbee
    esbee 2014/05/28
    むしろ死は身近なもので、いままでが特別に扱いすぎていたんではないか?
  • The Red Diptych モダニストとしての漱石――夏目漱石『坑夫』

    現在の日が置かれた状況を思うにつけ、今こそ我々は夏目漱石の小説を詳細に読み直すべきなのではないか、という思いにとらわれている。  日近代文学の礎を築いた偉大なる文豪・夏目漱石。その名声と栄光はゆるぎないものに思えたが……千円札からもその肖像を外され、国語の教科書からもその作品は削られつつある。まさに漱石パージが進行する中で、日人は、漱石を始めとする明治のパイオニアが築いた、何かとても大切なものを忘れつつあるのではあるまいか? そんな慨嘆の念を抑えることができないのである。  例えば、である。日露戦争直後という、近代日の節目となるような社会状況の中で……我らが偉大なる夏目漱石は、かの名高き傑作小説『吾輩はである』において、そのものずばり、「大和魂」について詳細に論じているのである。名無しのの飼い主たる苦沙弥先生は、友人たちに、自作の文章を朗読しているのが、以下に引用する場面である

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