exarayのブックマーク (890)

  • 自殺について少し皆さんに知っておいてほしいこと|榊正宗 Official note

    難しいタイミングであることは承知しておりますが、自殺について少し皆さんに知っておいてほしいことがあります。 ※noteの記事はXのポストに一部補足を追加しております。 人の精神が参ってしまう仕組みについてです。 (補足) 私は精神科医などではありませんので、医学的に厳密な話ではありませんが、わたしの経験などを踏まえて分かりやすく説明しております。私自身が自殺を考えて閉鎖病棟に5ヶ月入院したことがありその経験と一般的知識からの解説となっております。なかなか経験しないと分かりにくい部分を説明しております。 かつて人間は野生に暮らし、猛獣などと遭遇するとアドレナリンなどが分泌され脳が活性化し、危険を回避するために身体機能と精神力を一時的に増幅させ、多少無理をしてでも危機を脱するための機能によって生存してきました。いわゆる、火事場のクソ力と呼ばれるものです。 これは、簡単に言うとバーサーカーモード

    自殺について少し皆さんに知っておいてほしいこと|榊正宗 Official note
    exaray
    exaray 2024/01/30
    本題とは関係ないですが、いわゆる「憤死」とはもしかしたらこういう「アドレナリンストームの勢いで死ぬこと」を指すのかもなと感じたり。
  • 23/10/21 就活に苦しむインテリの学生に社会の真実を教える - LWのサイゼリヤ

    お題箱124 671.以前ツイートされていた雑な格言シリーズの「面接では嘘を吐いてもよい」や「結果が全て」等の意味を詳しく教えて欲しいです。現在進行形で振り回されてます このツイートですね。 仕事に関する言説って「面接では嘘を吐いてもよい」とか「結果が全て」みたいな、まあ正しいっちゃ正しいけどその言い方だと学生は誤解するだろみたいな「精緻な言語化を怠った雑な格言」が無限にあってだいぶ振り回されたのけっこうムカついてる — LW (@lw_ru) 2023年9月22日 いま無職なのでやや気が引けますが書きます(無職が語ることじゃねえだろと思ったので、念のため信頼できる社会人の友達に下読みしてもらって内容に問題ないことを確認しました)。 最初に書いておくと、僕は数百人規模の中小ITでしか働いたことがないので、価値観がその規模感に寄っています。仕事の感性は職や規模によってかなり違って、例えば同じ

    23/10/21 就活に苦しむインテリの学生に社会の真実を教える - LWのサイゼリヤ
    exaray
    exaray 2023/10/23
    面白い論考ですが、むしろ逆にインテリ学生にとってみれば、会社や社会がそうして推す「体」があまりに稚拙過ぎて一貫性がないがために、その欺瞞性に耐えられず悩んでいるという面が強いんじゃないですかね。
  • azooKey:Jazz配列にテンキーをつけました - Jazzと読書の日々

    そっか、数字が打てなかったか。 Jazz配列 日語は普通のフリック入力です。 カーソル付きが便利。 シフトキーを押すと英字キーに切り替わります。 今回この英字キーをテンキーにしてみました。 既にインストールされている方は、JazzBだけ入れ直してください。 https://wineroses.github.io/js/azooKey_Jazz.json https://wineroses.github.io/js/azooKey_JazzB.json 変更点 そう、繰り返します。 テンキーにしました。 「英語はどうするんだ?」と思うじゃないですか。 英語はフリックに割り当てました。 上下左右のフリックがアルファベットになっています。 4方向。 キーを長押しすると表示するので、初めは確認しながら打ってください。 「小」キーで大文字化。 これが結構打てるようになります。 四つずつの割り当てだ

    azooKey:Jazz配列にテンキーをつけました - Jazzと読書の日々
    exaray
    exaray 2023/09/26
    ご対応ありがとうございました。助かりました!感謝感激です。
  • azooKeyで本当の句読点確定ができました - Jazzと読書の日々

    Wax配列 使えば使うほど味が出てくるWax配列。 キートップを消してますが困りません。 日本語入力でこんな体験したことがない。 パソコンでもありません。 azooKeyの「拡張>URLから読み込む」でインストール。 https://wineroses.github.io/js/azooKey_Wax.json https://wineroses.github.io/js/azooKey_abc.json 句読点確定 句読点を打つと変換が確定します。 Waxのウリの一つですが今までは中途半端でした。 変換は確定するけど、句読点自体の確定ができなかった。 内部のアクションは句読点後の入力確定になっているのに無視されてしまう。 ちょっと困ってました。 今回「カーソル移動を挟むと確定になる」というazooKeyの仕様に気付き、それを組み込むことにしました。 確定後にカーソルを0文字移動。 そんな

    azooKeyで本当の句読点確定ができました - Jazzと読書の日々
    exaray
    exaray 2023/09/25
    iPhone用にJazz配列を試してみて、気に入ったのですが、数字をどうやって打つのかが分からず。。。フリックにもなさそうで。タブバーから数字のタブに切り替えてもいいのですが、なんかエレガントでない気がするので。
  • ひろゆきさんと合理的無知の合理性について - メロンダウト

    ひろゆきさんのフォロワーは文章を読めていないという記事をシロクマさんの記事経由で読みました。 界隈で狂人として名高い小山さんの記事 note.com すこし前にもひろゆき論が話題になったことがある websekai.iwanami.co.jp ひろゆきさんの言説に関しては「ひろゆき論」で書かれている通り、自己最適化ライフハックにその骨子があるのでしょう。 ネット上の反ひろゆき的言説を眺めていてもひろゆきさんの言説はある種の軽薄さをまとったものだと言われることが多く、実際に切り抜き動画を見ても当意即妙さに主眼を置きすぎているのか問題を解決するよりも片づけているといった印象を受ける。処理スピードが並みの人のそれではなく、普通だったら躊躇するような言説(たとえば「頭が悪い」など)もまったく躊躇うことなく述べている。そうした「処理論」が遅々として進まない民主主義にたいしてクリティック(批評性がある

    ひろゆきさんと合理的無知の合理性について - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/05/07
    それでもやっぱりこうして合理性の隙間からソッと顔をのぞかせる雑草のように、書く合理的理由がなくとも書かれる非合理な記事(褒めてます)を読ませてもらえるからこそ江草はまだ世の中に期待をしてしまうのです。
  • 残された当為とテロリズム - メロンダウト

    またか・・・思わずそう呟いてしまった。 4月15日土曜日、和歌山県の漁港へ演説に訪れていた岸田首相にたいし聴衆の一人が銀色の物体を投げつけ、直後に爆発音がするというテロ未遂事件があった。幸いにも首相は無事でけが人も確認されていないということだが、選挙演説中の襲撃というと安倍元首相が亡くなられた昨年の事件を思い起こさずにはいられない。 犯人の動機についてはまだ何もわかっていないが、選挙演説中の襲撃という点から見て昨年の事件の模倣犯である可能性がかなり高そうである。とはいえまだ何もわかっていないので具体的なことに関しては続報を待ってから判断したいところではある。 気になったのが事件発生直後から「今回の事件が起きた原因(遠因)は安倍元首相を襲撃した山上を肯定した結果だ」という論調が各所で見られることだ。 こういうとき、「テロを肯定してはいけない」と素直に言えなくなった言論人はたいへん残念な存在だ

    残された当為とテロリズム - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/04/15
    考えさせられます。確かに「テロの声を聞くな」は言い過ぎで、「テロの声を聞かないこと」によってではなく「テロ以外の声をよりもっと聞くようにすること」で次のテロを抑止すべきかなと江草としては思ってます。
  • 役立たずになったウサギ~終末論に関する雑感~ - メロンダウト

    おひさしぶりです。アメリカで終末論が流行っているという記事を読みました。 econ101.jp (記事で書かれているのは正しい情報を知ることで過度に悲観的になる必要はないということで、たとえば「格差や貧困の問題は世界全体で見れば良い方向に向かっている」などの正しい情報を知ることで終末論への免疫になるのだと読める。したがって以下に書くことは冒頭記事への批判ではなく、終末論一般、あるいは楽観や悲観に関して個人的に思ったことになる) 日でも終末論はよく見聞きする。 代表的なものでいえば橘玲氏の『無理ゲー社会』あたりだろうか。一昨年に読んだっきりで内容はあまり覚えていないのだが、覚えている範囲で書くと 「自由主義により格差が広がりメリトクラシーその他が勃興してきているけれどメリトクラシーや資主義から逃れても性愛や評判といった形での評価システムが個人を追跡するみたいな話であったり、やる気を持つこ

    役立たずになったウサギ~終末論に関する雑感~ - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/03/24
    冒頭記事の「実は世界は進歩し続けてる」の論調はピンカーの『21世紀の啓蒙』によく似てるなあ。メロンダウトさんの指摘の通り「進歩したのに終末感が広がっているのは何故か」ということへの注目こそが重要と思う。
  • ミソジニー論客たちのエコーチェンバー - 道徳的動物日記

    お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード ジェンダー・フェミニズム批評入門 作者:北村 紗衣 文藝春秋 Amazon 大して話題になっている問題でもないが、つい気になってしまってTwitterで言及してしまったので、ブログのほうでも考えを残しておく。 togetter.com 上記のTogetterにもまとめられているように、2月25日から、山内雁琳 (@ganrim_)が北村紗衣の単著『お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード』に記載されている「歴史修正主義」に関する記述について批判を行うツイートをしている。 Togetterには載っていないが、発端は、高橋雄一郎弁護士による以下のツイート。 北村紗衣「お嬢さんと嘘と男たちのデス・ロード」(文藝春秋)読了。映画音楽演劇と凄まじい量の前提知識を要求する。検索しつつ読むのが大変。p91に「歴史修正主義というのは来、新史料の発掘や再解釈によってこれまでの

    ミソジニー論客たちのエコーチェンバー - 道徳的動物日記
    exaray
    exaray 2023/02/27
    この議論を知りませんでしたが、丁寧な批判でさすがライス氏。文中にもあるように、ディフェンス作業は手間だけあってもらいが少ないのが厄介ですが、そこをめげずにこうして誠実にまとめる仕事はほんと尊敬します。
  • システムの時代におけるリベラルについて考える - メロンダウト

    古い動画だけど大変興味深かった。個人と国家の話をされていて、聞いていたらシステムの話を書いてみたくなった。 www.youtube.com 鮫島さんはリベラルメディアであるはずの朝日新聞が個人ではなく国家の側につくようになったことで朝日新聞を退社したと語られている。 朝日新聞をはじめとしたリベラルが権威主義的に振る舞うようになったのは様々なところで指摘されているとおりなのだろう。 しかしながらリベラルが国家の側につくようになったというのは少々疑問に思うところがある。僕の認識ではリベラルは国家ではなくシステムの側につくようになったように見えるのだ。 リベラルメディアといえば最近だとSDGs・ダイバーシティ・LGBTの包摂などを標榜しているものが多いが、これらはグローバル資主義における道徳システムの一種であるとも言える。SDGsのような人類普遍の価値基準は単一国家では担うことができない抽象度

    システムの時代におけるリベラルについて考える - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/02/24
    ハラリが現代リベラル社会を評して言った「人間は力と引き換えに意味を諦めることに同意した」という言葉が思い起こされる。確かに私たちは豊かにはなったけれど、巨大なシステムの一部に吸収されもがき続けてる感。
  • 都会生活者が本当に移住しやすい地方って、こういうものじゃないの?

    移住失敗”の村となった別子山、再び「よそ者」を受け入れるのに必要なこと 移住者は「都会風吹かさないで」…福井県池田町の広報誌に載った“七か条”に住民反発、考えた区長会の思いとは 最近、都会から地方への移住の難しさを連想させる記事が相次いで、都会に住んでいる人たちが地方を悪くいう恰好のターゲットになっていた。 地方の閉鎖性や排他性やローカルルールを批判し、「地方に移住するなんてとんでもない」と言ってのけるにはこうした記事は最適だ。 それにしてもだ。 こうしたネット上の記事にしてもテレビ番組にしても、都会生活者が地方に移住する話題で取り上げられるのは地方は地方でも極端な田舎、過疎地への移住である。 確かに過疎地にはロマンもある。山奥で土いじりをすれば猪や猿や熊が襲撃してくるし、海沿いの生活は潮風によってあらゆるものを錆びさせる、それでも捨てがたい魅力を過疎地が宿していることは認めざるを得ない

    都会生活者が本当に移住しやすい地方って、こういうものじゃないの?
    exaray
    exaray 2023/02/21
    「古いニュータウン」……「何年も経った新型コロナ」……「開業60周年の新幹線」……うっ……あたまがっ……!(クソブクマ)
  • 『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書

    「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門 作者:冬木 糸一ダイヤモンド社Amazonこのブログ「基読書」を書いている冬木糸一です。3月1日に、『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』というをダイヤモンド社から刊行することになったので、その告知文を下記につらつらと書いていきます。このブログの読者にはまず楽しんでもらえる内容なので、ぜひ告知分だけでも読んでいってください。 の外観。440ページ超えなのでけっこう分厚い SF超入門とは何なのか 「SF超入門」と銘打っているわけなので、当然SFに入門するためのになる。歴史や作家など入門といっても無数の入り口があるわけだけれども、今回はいわゆるSF小説のガイド的な内容になっている。ただ、「SF初心者はこれを読め!」といって初心者向けを語る、ガイド記事を拡張した内容とは異なるアプローチでを選んでいる。 たとえば

    『「これから何が起こるのか」を知るための教養 SF超入門』という本を刊行します。 - 基本読書
    exaray
    exaray 2023/02/18
    なるほどこの切り口でのSF入門とは、とんでもなく面白そう。「基本読書」ブログの紹介の本は趣味が合うものが多く大変お世話になっているので、ご本人が書かれた本が出るとあってはこれこそ買わねば(使命感)。
  • 「風呂ナシ物件が若者に人気」報道の先にある「恐ろしい地獄絵図」(真鍋 厚) @gendai_biz

    「若者に風呂なし物件が人気」は当か? 最近「若者に風呂なし物件が人気」といった趣旨の報道が物議を醸しました。 ほぼ同時期に複数のメディアが似たような記事を発信したことが直接のきっかけですが、若者の貧困問題が根っこにあるにもかかわらず、それを考慮しないで1つの文化ファッションのように片付けていることに対する非難や疑問の声が、それこそ若者を中心に湧き起こりました。昨年末に海外メディアが、日で「三畳一間」の狭小物件のニーズが高まっていると指摘したことなどもこれに影響しているようです。 筆者はアメリカ発のミニマリズムが日において生存主義(サバイバリズム)の色彩を強めていることについて、これまでさまざまな媒体で語ったり、書いたりしてきました。モノを極限まで減らすことや、住空間をコンパクトにするミニマリズム、シンプルライフの流行が、先行きが不透明で転落のリスクに脅かされた過酷な時代状況と無縁で

    「風呂ナシ物件が若者に人気」報道の先にある「恐ろしい地獄絵図」(真鍋 厚) @gendai_biz
    exaray
    exaray 2023/02/12
    別に「風呂ナシ物件こそが合理的でそれを選ばない者は愚か」と言ってる報道でもなかったにもかかわらず、本人たちそっちのけで勝手に外野が「地獄絵図」とか言ってしまう方がよほど「地獄絵図」だと思うのですが。
  • 回転寿司騒動と当事者への擬態 - メロンダウト

    「バカッター」全盛期というと2013年らしくもう随分前のことなんだなと、歳を感じるこの頃です。当時の騒動を知らない中高生がまた同じことをやり始めたのが今回のスシローの件だと思うと隔世の感があってそっちのほうに驚いてしまいます。 大炎上してるので知らない人はいないと思いますが、一応、騒動になったニュースの動画リンクを貼っておきます。 www.youtube.com 動画ひとつで何かわかったりはしないけれど手を小刻みに動かしたりしてることから普通の子ではない印象を受ける。落着きがなく悪目立ちであっても人の注意をひきたいと考えいたずらしている点からしても未発達の子供であることは間違いなさそうだ。 個人的な判断としてはなんらかの診断名がつきそうな振る舞いをしていることに加え、しかも子供なので他人が口を出すことではないなと思うところではある。誰か周りに諭す人がいれば良いなぐらいの話だ。騒動の後、当人

    回転寿司騒動と当事者への擬態 - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/02/03
    こぞって皆が「当事者の立場」に立ってしまうのが冤罪・私刑・報復の連鎖などにつながり危険であることを人類は学んできたからこそ、わざわざ中立的第三者である裁判官が判決を下す司法制度を整えたわけですしね。
  • 機能は機能でしかない~恋愛と客観の狭間を考える~ - メロンダウト

    たにしさんが久しぶりにブログ書かれていた。相変わらず端的な文章を書かれる。もっと書いてほしい。あとブログ婚活がどうなったのか密かに気になっています。 ta-nishi.hatenablog.com 記事では情としての恋愛、機能としての恋愛について書かれていた。僕も昔、似たような記事を書いたことを思い出した。 plagmaticjam.hatenablog.com 「情から疎外され物象化されたうえに機能としての視座を向けられる婚活はつらい」とたにしさんは書かれていて、現状認識としてはその通りだと思うけれど、同時に思うのが機能と情はそれほど明確に分けられるものなのかということだ。今の婚活市場で求められるのはステータスやアフォーダンスであることは疑いようがないけれど、情としての恋愛だって「もともとは機能だった」のではないだろうか。(たにしさんには釈迦に説法な指摘だとは思うけれど) 情としての恋愛

    機能は機能でしかない~恋愛と客観の狭間を考える~ - メロンダウト
    exaray
    exaray 2023/01/28
    横道ですが、この記事でも触れられてるようなフェミニズムと資本主義の相性の良さ(というか共犯性)はもっと世の中で指摘されてもいいのになと思っています。男性以上に資本主義を強固に内面化してる女性は多い印象。
  • 日本でストライキが起きないのは正社員制度ゆえではないか~多様性の起源から考える~ - メロンダウト

    僕もややもすると黙って死ぬかもしれないので書けるうちに書いておこう。 シロクマさんのシロクマさんらしい記事 p-shirokuma.hatenadiary.com アトム化した個人はどこからきたのかというと、結論から言えば正規雇用と非正規雇用の溝からではないだろうか。 氷河期世代を論じる際、その論調の多くは「個人の努力」や「時代的な不運」などの身もふたもない話に回収されてしまいがちであるが、現実のシステムのほうがはるかに重大な問題であるように見える。 ・日における多様性の起源 前提として確認したいのが、氷河期世代の前と後における最も大きな違いはみなが正社員になる企業社会が終了したことにある。 バブル崩壊以前の日は一億総中流と言われ、その時代には生き方としてのスタンダードがあったと見聞きする。男性は正社員で働き女性は専業主婦、終身雇用を前提に35年ローンで家を建て、老後は年金生活のような

    日本でストライキが起きないのは正社員制度ゆえではないか~多様性の起源から考える~ - メロンダウト
    exaray
    exaray 2022/10/26
    ほんと同感です。日本はメリトクラシー以前の「正社員ー非正規」を柱とした身分制なところがありますよね。労働時間で分けてるわけでもなく「フルタイムのアルバイト」みたいな謎な概念もあるのがまさに身分制。
  • われわれは運動をするために進化してきたわけではない──『運動の神話』 - 基本読書

    運動の神話 上 作者:ダニエル E リーバーマン早川書房Amazonこの『運動の神話』は、『人体600万年史 科学が明かす進化・健康・疾病』などの著作や、身体活動に関する研究で知られる人類学者ダニエル・E・リーバーマンによる、運動についてのノンフィクションである。書名に「運動の神話」とついているのは、書が運動にまつわる神話とその実態を紐解いていくだからだ。 たとえば、運動の神話のひとつに「私たちは運動をしたがって当然だ」というものがある。われわれはもともと狩猟採集民で、日頃ずっと歩いたり走ったりと身体活動が活発な状態にあったわけだから、体を動かすのが当然なのだと。そうやって運動を推奨し、運動は薬だ、老化と死期を遅らせる魔法の薬だ、と吹聴しつづける人たちもいるが、著者はそうした人たちのことを”エクサシスト”(exercist)と呼んでいる。 運動なんてしたくなくて当然だ 実際のわれわれは

    われわれは運動をするために進化してきたわけではない──『運動の神話』 - 基本読書
    exaray
    exaray 2022/10/09
    運動はさておき睡眠時間が7時間未満の方が健康という話は初めて聞いたので驚きました。睡眠医学系の方々もたいがい7時間以上の睡眠を推奨してるように思うので、エビデンスの実際のところが気になるところ。要調査。
  • 僕達は非婚化しているのではなく情報婚化しているのではないか - メロンダウト

    なにか読んでて市場動向調査のような感想を持った。 www.mosumiharuto.com 内容としてはいわゆるMGTOW(Men Going their own way)に近いと思う。 合理的見地から見ると男性にとっての結婚は経済力のない女性に共依存を強いられるものだという。具体的な話としては頷くところが多かったのだけれど、この手のデータで論破的な語りには違和感を覚えてしまう。それを書いていきたいと思うのだが、現実的には結婚に限らずこの既存の枠組みからの退却はいくとこまでいくのだろうとも思ってもいる。 MEGTOWと似たようなものでアメリカでは最近、グレート・レジグネーションというものが起きているらしい。グレート・レジグネーションとは何か意味ありげな言葉だけどそんなにたいした意味はない。働かないという単にそれだけのことである。 アメリカは賃金格差が日の比ではなく、働いても物価高に賃金の

    僕達は非婚化しているのではなく情報婚化しているのではないか - メロンダウト
    exaray
    exaray 2022/09/28
    経験より先に情報検索によって断じてしまうという構造はなるほどなと思いつつ、グレート・レジグネーションに関しては実際に就職してから辞めてるので一応「付き合った経験」はあることになるんじゃないかなとも。
  • リハビリ的散文~物価高と若者について考える~ - メロンダウト

    リハビリがてら失礼します。 なにげに一か月ブログを書かなかったのははじめてかもしれない。というのも8月いっぱいコロナ後遺症のブレインフォグなのか夏バテなのかよくわからない症状に悩まされていた。一言でいえばやたら疲れるしやたら眠かった。ただそれだけなのだが、疲れとは厄介なものでもう余計なことは一切やりたくなくなり、夏の間ずっと「藻」のような生活をしていた。 病院にも行ったところ身体に異常はなく夏バテかブレインフォグか判断しかねるとのことで経過を見ましょうと言われたのだが、最近徐々に回復してきたのでまた「余計なこと」を書いていこうと思う。 物価高と若者の消費が最近話題になっているのでそのあたりについて 焦点:ドル24年ぶり144円台、円急落が呼び込む一段の円売り圧力 | ロイター merkmal-biz.jp ドル円が144円になり円の急落に伴い物価も軒並み上昇している一方で若者の消費意欲は少

    リハビリ的散文~物価高と若者について考える~ - メロンダウト
    exaray
    exaray 2022/09/09
    個人が楽しく暮らすのにお金よりも時間の方が重要になったという転換もこっそり起きてきてそうですよね。お金を使わないなら使わないでも飽きないですむ世。しばらく更新がなかったのでこっそり心配しておりました😥
  • モチベーションを重視する大人の読書感想文 - 本しゃぶり

    読書感想文はクソである。 クソな理由を掘り下げると人間教育とコンクールにぶち当たる。 大人なら両者から自由なのでクソでなくなる。 最後まで残る宿題 読書感想文の季節である。 7月中旬あたりからTwitterなどで読書感想文という文字列を見かけるようになり、8月に入ってからそれなりの頻度で目にする。もはや季語*1。もちろん肯定的な使われ方ではない。大半は怨嗟の声である*2。 実際、この令和の時代においても、読書感想文は厄介な「夏休みの宿題」であるようだ。PTAなどの団体向け連絡網アプリを開発している株式会社イオレが行った調査によると、夏休みの宿題で最後まで残りがちな宿題は、43.3%で読書感想文がトップである*3。 これだけ多くの人が読書感想文で苦しんでいるため、世の中には有料無料問わず多くの「読書感想文の書き方」が存在している。しかしこれらの手引を読んでいて一つ気になった。あまりにもスキル

    モチベーションを重視する大人の読書感想文 - 本しゃぶり
    exaray
    exaray 2022/08/08
    僕も少し前に『プロジェクト・ヘイルメアリー』を読みました。すごい宇宙船とか出てきてとてもカッコイイと思いました。ドキドキハラハラさせられる展開でクッソ面白かったです。(小並感)
  • パラダイムシフトへの眩暈 - メロンダウト

    すごく同意する記事だった。 fujipon.hatenablog.com 一日中、Twitterで「うまいことを言う」ことばかりを考えている人間や、職場やお客さんや赤の他人を公衆の面前でバカにしてばかりの人間を、誰が信用するというのか。 私もたぶんうまいこと言おうとしてる側の人間で、意見を発信しているほうではあると思う。ただ同時に意見や主張が持つ攻撃性みたいなものから距離を取ったほうが良いんだろうなとも感じている。あの事件以来というわけでもなく、もうたぶん3年ぐらい前からネット言説は功罪で言えば罪のほうが大きくなっているのではと思っていた。それはツイッターやはてなブックマークに限らず、SNS全般が抱える問題であり、もうインターネットは議論に耐えうるプラットフォームではないのだとすら思う。 ツイッターはいわずもがなブログでも何か政治的な意見を主張する時には読む人によっては耳が痛い話になるだろ

    パラダイムシフトへの眩暈 - メロンダウト
    exaray
    exaray 2022/08/04
    でもこうやってメタにSNSやネットの功罪を考察する人たちがいるなら、まだ捨てたもんじゃないなとも思うのですよね。/こうしてメロンダウトさんの文章に出会えたこともまさにネットのおかげなので感謝してます。