退職を余儀なくされた女性は「配慮がなかった」と漏らした=福岡県で2019年5月23日午後2時3分、杣谷健太撮影 国が障害者を雇用した民間企業に選任を義務づけている「障害者職業生活相談員」が職場内におらず、福岡県内の工場に採用された発達障害の30代女性が、1年で退職を余儀なくされていたことが、関係者への取材で判明した。会社は、女性を雇い止めにした理由を「コミュニケーションが取れない」などとしたが、女性は「職場内に相談先がなかった」と訴える。女性が所属する組合から救済の申し立てを受けた県労働委員会の調査が続いている。 発達障害の一つ、自閉症スペクトラム障害と診断された女性は、不合理と思うことに同調できないといった特性がある。女性は2017年12月、長期雇用を前提に福岡県朝倉市のブリヂストン甘木工場に障害者嘱託職員として採用された。
息子の夢をかなえたい――。そんな両親の思いから生まれたヒーローがいる。佐賀市の思斉中2年、藤井陽斗(はると)さん(14)がふんする「太陽戦士ハルレンジャー」だ。生後すぐにくも膜下出血になり一時は「意識を取り戻すか分からない」と言われ、回復後も発達障害が残った陽斗さん。9日には佐賀市であったヒーローショーに出演し、舞台の上で伸び伸びと演技をする姿に、両親は「強くなったね」と目を細めた。【池田美欧】 陽斗さんは生後約1カ月間、集中治療室で麻酔で眠った状態が続いた。父文夫さん(45)と母理恵さん(47)は人工呼吸器を着ける息子の姿に不安を抱えながら病院に通い、陽斗さんが目を覚ました時には2人で涙を流して喜んだ。しかし陽斗さんには学習障害が残り、小学校低学年までは床にあるボールも蹴ることができなかった。文夫さんが発達を促す「発達支援コーチ」の資格を取りサポートするなど、家族と二人三脚で成長してい…
■学習障害 定員割れでも不合格受験した高校は定員割れをしていた。空席があるのに入学は認められず「おれってこの程度なんだ」との言葉が口をついた。~小中学校とも普通学級に通った。~特別支援校の対象でもない。 出典:「俺ってこの程度なんだ…」 定員割れの県立高校二次募集でも不合格 学習障害の少年に突き付けられた厳しい現実 〈高校でも一緒に・定員内不合格を考える1〉琉球新聞2/10Y!ニュース 定員内不合格の問題は、全国各地で起きてきた問題です。地域によっては、大きな運動となったところもあります。 ■すべての子供にふさわしい学びの場を:学校案内〇特別支援学校かつては大きな騒ぎにもなった定員内不合格問題も、地域によっては大きな騒ぎにはならなくなってきたように感じます。 その理由の一つに、特別支援学校高等部の存在があるでしょう。近年、偏見も小さくなっており、普通学校よりも充実した教育が受けられるとの認
6歳から18歳までの障害を抱えた子どもたちが放課後や夏休みなど長期休暇中に通う放課後等デイサービスで、報酬の不正請求や国の職員配置基準を無視したずさんな運営が相次ぎ、地方自治体から行政処分を受けるケースが後を絶たない。受け入れ施設を確保するため、参入のハードルを低くしたところ、ビジネス目的の事業者が相次いで事業を始めたことが背景にある。日本福祉大社会福祉学部の山﨑康一郎准教授(臨床心理学)は「経営を優先し、利用者確保の発想だけで運営している事業者もある。子どもや家族の願いに寄り添った支援を形作ることが必要だ」と指摘する。
川崎市は、障害児通所支援事業所「タイヨウスクール新城」(同市高津区)が給付金1353万円を不正受給したとして、事業者指定の全効力6カ月間停止処分とした。事業所の児童発達支援管理責任者が長期間不出勤だった上、市にも報告していなかったことなどが理由。市は加算金を含めて計1894万円の返還を求める。 市によると、同管理責任者が平成30年3月から昨年8月4日まで一切出勤せず、自ら作成すべき個別支援計画を他の職員に任せるなどしていた。 運営会社「YFM」(東京都大田区)は「同管理責任者の不在は事実」と認めた上で「3月に入社予定だったが前職を離れられず、ずるずると長引いてしまった」と釈明した。 市に情報提供があり、昨年8月から監査していた。
文科省は12月26日、2018年度の「特別支援教育に関する調査」の結果を公表した。発達障害などにより、通級による指導を受けている児童生徒数は過去最多となった。特別支援学校に在籍し、日常的にたんの吸引や経管栄養などの医療的ケアが必要な児童生徒の数も、09年度以降、最も多かった。 18年度に小学校・特別支援学校に就学予定の新1年生のうち、特別支援学校への就学基準となる障害の程度に該当し、特別な教育的支援を必要とする児童生徒は1万300人で、そのうちの27.3%に当たる2817人が公立小学校に在籍していた。 通級指導を受けている児童生徒数の推移(18年度から国立、私立学校、高校が含まれる)小、中、高校で通級による指導を受けている児童生徒は12万3095人(前年度比1万4149人増)で、今回の調査で初めて加わった高校の508人を除いても過去最多となった。障害種別では言語障害が最も多く3万8754人
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