聖火ランナー決定を受け、取材に応じる平沢保治さん=東京都東村山市の「多磨全生園」で、2019年12月17日午後5時31分、安達恒太郎撮影 東京都東村山市の国立ハンセン病療養所「多磨全生園」の自治会長、平沢保治さん(92)が聖火ランナーに決まり、園内を走ることになった。二つの東京五輪の間に、らい予防法が廃止されるなど、ハンセン病を取り巻く状況は変わったが、差別は消えていない。「治る病気だと知ってもらう機会にしたい」と意気込む。 茨城県古河市出身の平沢さんは、13歳で発症し、翌年、全生園に入所した。自治会長を務めながら、1993年の国立ハンセン病資料館(東村山市)の設立にかかわったほか、小学校などで「語り部」として活動し、断種を強いられ、子どもをもうけることが許されなかった…
元イタリア代表FWのパオロ・ロッシ氏が、10日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、ブレシアに所属するFWマリオ・バロテッリについて自身の見解を示した。 現役時代にユヴェントスやミランなどで活躍し、1982年ワールドカップを制した元イタリア代表のロッシ氏は、サッカー界を取り巻く人種差別問題について言及。3日のヴェローナ戦(2-1でヴェローナが勝利)で差別的なチャントのターゲットとされたバロテッリが同様の事件に巻き込まれた場合、みんなで立ち上がるよう呼び掛けた。 「スタジアムの観客全員で立ち上がり、侮辱を受けた選手に拍手を送って欲しい。両チームの選手たちもそうして欲しい。そうなれば、肌の色で差別をする少数のバカな人種差別主義者はどんな印象を受けるだろうか。彼らが情熱を傾けて応援する選手たちも含め、大勢の人から抗議を受ける少数派になったら、どんな気持ちになるだろうか」
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