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  • 佐藤晴彦先生の思い出―その①ええ音で中国語を話すことはカッコいい | 南天中国語ラボ|「発音+暗唱」でゆるぎない基礎をつくる中国語講座

    突然の別れ 2024年5月22日、わたしの大学時代の恩師、佐藤晴彦先生が亡くなった。 朝、携帯に届いた友人からのメッセージでそれを知った。 突然のことで大いに驚いたものの、先生ももうご高齢だったので、どこか覚悟はしていた。 一昨年、関西に帰ったときに事を一緒にさせていただいた。それが直接お目にかかった最後の機会になった。 事の後、駅のホームを元気に早足で歩き去っていく先生を見送ったのが、最後に見た佐藤先生の姿である。 その後も、メールやSNSではちょくちょくやりとりをしていて、時々近況報告をしていた。 また、何年も前の話になるが、先生が退官されたときに、わたしが幹事になって大学の先生方や教え子たちを呼んで、大々的な記念パーティーを開いた。 自分で言うのも何だが、先生がいらっしゃる間にしっかり“孝行”ができたと思っているので、自分としては「もっとこうしておけばよかった」という後悔はあまり

    佐藤晴彦先生の思い出―その①ええ音で中国語を話すことはカッコいい | 南天中国語ラボ|「発音+暗唱」でゆるぎない基礎をつくる中国語講座
  • 『物語 江南の歴史』/岡本隆司インタビュー

    ――近年、中国歴史中国の王朝を描く中公新書の刊行が続き、シリーズとしても人気です。そのなかで、『物語 江南の歴史』は発売して半年が経ち、重版が出て広がりを見せています。帯で「南方からたどる五千年史」と謳われているように、書は、広大な中国を南方から描き直した通史。岡先生がナビゲーターを務めたNHK「3か月でマスターする世界史」のように、壮大な歴史のうねりを感じとれる一書です。なぜ、「南」という視座に着目されたのでしょうか。 岡: おっしゃるように、中国は「広大」ですので、観察理解するには、どこからどのようにみればよいのか、とまどうことが少なくありません。これは研究者・専門家であろうとなかろうと、誰しも感じることです。もちろん「中国歴史」に限っただけでも、いろんな視点が思いつきますし、有効な方法もたくさんあります。たとえば、中国全体にわたる歴史は当然あるでしょうし、特定の時代・著名

    『物語 江南の歴史』/岡本隆司インタビュー
  • 中国の文化人・エリート層が「自由と文化」を求め日本に続々、本当の日中友好は逃亡者がつくる

    中国で活動停止中のシンガー・ソングライターが最近、日で開いたコンサートが在日中国人の間で話題になった。古来、中国の体制転換期には文化人やエリートが日に逃れ、高度な技術や知識を持ち込んできた。現在の様子は昔の王朝交代の時ととても似ている> 近頃、在日中国人のSNS上で最も騒がれた話題は中国のシンガー・ソングライター李志(リー・ジー)の日ツアーだ。 1978年、江蘇省常州市に生まれ、今は南京に住む李志は、2004 年にデビュー曲「禁じられた遊び(被禁忌的遊戯)」で注目された。日常的な生活や社会をありのまま表現し、天安門事件を歌った「広場」や、独裁政権の下で思考停止した社会を皮肉る「人民は自由を必要としない(人民不需要自由)」を発表。2019年に「品行が方正でない」という理由で公式サイトや個人アカウントが中国ネット上から消え、CD棚からも撤去された。 中国国内で音楽活動がほぼ停止させられ

    中国の文化人・エリート層が「自由と文化」を求め日本に続々、本当の日中友好は逃亡者がつくる
  • 会場は日本なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日本人が知らない“中国”の一面|FNNプライムオンライン

    会場は日なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日人が知らない“中国”の一面 4月下旬から約10日間かけて、あるロック歌手のツアーが日全国5都市で行われた。全会場でチケットが完売し、1万人もの観客が涙を流し熱狂したが、コンサート会場にいた客の大半は中国人だった。しかもわざわざこのコンサートを見るためだけに来日した人も多い。彼らはなぜ、多くの金と時間をかけ、わざわざ日に来たのか?その答えは、彼らの視線の先で歌う1人の中国人男性の歌に込められている。その歌手は、共産党の監視の目が光る中国国内では、公の場で歌う事ができない。この事実を知る日人は、ほとんどいない。 以下の文章は、東京大学のある中国人訪問学者が執筆し、東京大学大学院の阿古智子教授が翻訳したものを編集した記事である。 満場の観客が流した涙 数千人規模の会場は満員。そのほとんどが中国

    会場は日本なのに…中国国内“ライブ禁止”のロック歌手の歌を聞くためだけに多数の中国人来日し涙 日本人が知らない“中国”の一面|FNNプライムオンライン
  • モノからみた中国古代文化 衣食住行から科学芸術まで 孫機(著/文) - 東方書店

    紹介 書は、著者が中国国家博物館で行った一連の講演の原稿を基礎として、10個のテーマを一冊としてまとめた『中国古代物質文化』(中華書局、2014年)の全訳である。中国の物質文化について、考古発掘の成果を融合し、実物と文献の互証にもとづいて解説する。たとえば、中国における農業と事・酒・茶・砂糖・タバコ・紡績と服装・建築と家具・交通手段・冶金・玉器・漆器・磁器・文具・印刷・楽器・武具・科学技術といった多様なものを見たとき、それは中国から生まれたものか否か、創造の過程において何が中国的要素で何が外来的要素か、中国と外国が融合する契機はどのようなものか、といった点を全て整理している。 目次 第一章 農業と膳 第二章 酒・茶・砂糖・煙草 第三章 紡績と服装 第四章 建築と家具 第五章 交通の手段 第六章 冶金 第七章 玉器・漆器・瓷器 第八章 文具・印刷・楽器 第九章 武具・防具 第一〇章 科

  • 北京と上海の即興音楽@水道橋Ftarri - Sightsong

    水道橋のFtarri(2024/5/18)。 Wang Tian 王⽥ (cello) fish 費史 (b) Zhao Ziyi 趙⼦毅 (el-b) Ake 阿科 (p, vln) Maimai 売売 (electronics, voice) Kazuya Takeda 竹田和也 (vln) Masahide Tokunaga 徳永将豪 (as) おそらく日ではほとんど知られていない北京と上海のインプロヴァイザーたち。さまざまな組み合わせで即興演奏を行い、それらは驚きに満ちたものだった。弦楽器の弓弾きは連続的なグラデーションを持つものでもあり、薄紙や布などオーガニックな素材に例えてしまうことがある。かれらの弦の音もまた極めてユニークな印象を与えるもので、やはりアジアの紙を重ねたよう。王田や費史は淡々と弾いているだけで独特な音色となっているし、まるで紙を裂いたり丸めたりするような趙⼦毅

    北京と上海の即興音楽@水道橋Ftarri - Sightsong
  • ジャズという音楽は、夢のような美しい花をどこか別の場所に運ぶ役割を担っているのです。— Voision Xi『欲言又止(Lost for Words)』インタビュー | OTOTSU

    2015年あたりから格的にジャズ・ボーカリストとして活動を始めたヴォイジョン・シーが、3年の歳月をかけて完成させた初のアルバム『欲言又止(Lost for Words)』は、中国の新世代ジャズ・シーンの音楽的な多様性とポテンシャルの高さを実感させる驚くべき作品だ。新旧のジャズはもちろんのこと、エレクトロニック・ミュージック全般、ヒップホップ/R&B、南米音楽、インディ・ポップなどの多彩な要素を独自の感覚でブレンドし、曲ごとに適所適材で中国及び台湾の仲間たちを起用しつつ制作された作は、すべての曲がハイブリッドで瑞々しい。ジャズをプラットホームとしながらも、東アジア発のポップ・ミュージックの新たな地平すらも提示するかのような美しく刺激的な傑作を完成させた彼女に、これまでの音楽遍歴からアルバムの制作過程、そして中国の現行シーンについてまでを幅広くメール・インタビューで語ってもらった。 Int

    ジャズという音楽は、夢のような美しい花をどこか別の場所に運ぶ役割を担っているのです。— Voision Xi『欲言又止(Lost for Words)』インタビュー | OTOTSU
  • 中華文人食物語 南條竹則(著/文) - 中央公論新社

    紹介 肉料理・東坡肉に宋代の詩人蘇東坡の名前が冠されているのはなぜ? 中華料理の多様な味わい、摩訶不思議な珍味の数々には、民衆、皇帝、文人たちのエピソードが隠されている。と酒を愛する著者が、日中国各所で口にした美味・珍味とそのエピソードを語るエッセイ。〈解説〉平松洋子 南條竹則 (ナンジョウタケノリ)  (著/文) 南條竹則 作家、翻訳家、英文学者。一九五八年東京生まれ。東京大学人文学科学研究科英語英文学修士課程修了。学習院大学講師。九三年『酒仙』で日ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。他の著書に『人生は後ろ向きに』『ドリトル先生の世界』『酒と酒場の博物誌』、訳書にチェスタトン『木曜日だった男』『ブラウン神父の無心』などがある。

  • 中国古陶磁の流れ – 骨董品・古道具・茶道具の買取は京都 古道具さわだ

    ここでは、簡単に中国における陶磁器を歴史を追う形で見ていきたいと思います。 【新石器時代】BC6000~BC1500年頃 ・彩陶ー馬家窯文化(ばかようぶんか) 黄河流域に誕生した古代中国の文明を象徴ともいわれる焼物です。研磨した土器に筆状の道具で鉄・マンガンなどの顔料を用い文様を描いています。 主に祭祀・副葬品に用いられたのではないかと考えられています。 ・紅陶ー仰韶文化(ぎょうしょうぶんか) 中国で初期に焼かれた土器は野焼きのもので赤褐色のものと考えられています。新石器時代の早い段階から焼かれていたのではないかといわれています。 ・白陶ー大汶口文化後期(だいぶんこうぶんか)~龍山文化期(りゅうざんぶんか) 白い土器で彩陶や灰陶などに比べ鉄分の少ない陶土が用いられています。 器体は薄く器表は丁寧に研磨され、デザインは斬新・優雅な造形美が後の殷(いん)、周(しゅう)の青銅器に影響を与えたとも

  • 中国の文字世界/国家図書館中国記憶プロジェクトセンター編

    【シリーズについて】※発行元案内文より 漢字の起源、字体・字形の変遷、音の変化などの中国の漢字研究、および書道芸術、漢字と民間習俗など近年の中国における漢字文化に関する研究の成果を広く日語で読める形で順次刊行するものです。 ※以下続刊(書名は仮題です) ・漢字文化大観 上 ・漢字文化大観 下 ・中国語音韻史 ・古漢字発展論 【目次】 第1章 文字:人類の偉大なる発明 原始文字/古典文字/アルファベット文字 ●第2章 中国の文字の大きな視野(上) 漢字の進化/漢字の構成/漢字の規範/漢字の簡化 漢字の魅力/漢字文化圏 ●第3章 中国の文字の大きな視野(下) 少数民族の文字/失われた少数民族の古い文字 ●第4章 文字と伝統文化 漢字と国家統一/文字と社会習俗/漢字の忌字 年号・諡・廟号/女書の習俗/文字崇拝 ●第5章 文字と文学芸術 文は字を以て点睛する/文字の面白さ/漢字の美しさ 漢字と書

  • 近世日本社会と宋学 増補新装版 - 東京大学出版会

    宋学は、中国・朝鮮では体制の正統思想であったが、近世日では次第に浸透しつつも、ある違和感を伴う外来思想としてあった。この宋学をめぐる受容と反撥・軋轢と変容の壮大な思想実験劇として儒学思想の展開を捉える。新たに新井白石に関する論考を増補。 宋学と近世日社会――徳川前期儒学史の一条件 はじめに 第一章 徳川前期における宋学の位置 第一節 その「盛行」/第二節 幕府との関係 第二章 宋学と近世日社会 第一節 形式の適用/第二節 「士」/第三節 「家」/第四節 「礼」 第三章 儒学史の一解釈 補論1 伊藤仁斎・東涯――宋学批判と「古義学」 一 はじめに/二 批判の対象/三 批判と主張/四 主張の背景 増補にあたって 補論2 「礼」「御武威」「雅び」――徳川政権の儀礼と儒学 一 儒学の「礼」/二 徳川将軍をめぐる儀礼と儀式/三 新井白石の改革/四 吉宗による逆転 /五 むすび

    近世日本社会と宋学 増補新装版 - 東京大学出版会
  • 現地調査から見えるもの/中国農村の現在(田原史起) - 見もの・読みもの日記

    〇田原史起『中国農村の現在:「14億分の10億」のリアル』(中公新書) 中央公論新社 2024.2 著者の専門は農村社会学。20年にわたり、中国各地の農村に入り込んでフィールドワークを実践してきた経験をもとに書は書かれている。 中国の農民とは、どういう思考様式を有する人々なのか。はじめに著者は、歴史的経緯を振り返って言う。欧州では13世紀頃まで、日は150年前まで封建制が存在していた。ところが中国は紀元前3世紀で「封建制」は終焉を迎え、皇帝が直接、民に向き合う「一君万民」的な政治体制が形成された。皇帝の意思を代行するのは官吏である(建前としては実力があれば=科挙に合格すれば、誰でも「官」になれる)。官僚が派遣される最末端単位は「県城」で、周辺の農村を統括した。農民は県より上の政府に直に接する必要はない。ここから「専制君主を戴きながらも、中国農民には思いのほか『自由』な一面が生まれた」と

    現地調査から見えるもの/中国農村の現在(田原史起) - 見もの・読みもの日記
  • 中国の湖北省博物館、2000年前の秦の役人の3D復元像を初公開

    【3月28日 CGTN Japanese中国中部にある湖北省博物館はこのほど、2000年以上前の秦の時代の末端官吏「喜」の3D復元像と、湖北省雲夢県睡虎地にある秦の時代の墓から出土した人骨に対する総合的な研究成果を発表し、勤勉で生き生きとした秦の末端官吏の姿を再現しました。 1975年に睡虎地にある秦の時代の墓から出土した竹簡は、秦の法律に関する神秘のベールを上げ、後に全国の「百年百大考古学発見」に入選したこともあります。湖北省博物館、湖北省文物考古研究院、吉林大学考古学院は、2019年から雲夢睡虎地M11墓の墓主の「喜」の骨格に対して体質人類学などの総合的な研究を行っています。 湖北省博物館の王先福副館長によると、「喜」の各部分の骨格は比較的保存状態が良く、頭蓋骨、下顎骨、骨盤などの形態的特徴を総合的に観察した結果、墓主は男性であることが証明され、大腿骨の最大長から、身長は161.5セ

    中国の湖北省博物館、2000年前の秦の役人の3D復元像を初公開
  • 2000年前の戦国時代の楚王の墓を発見 中国安徽省

    【4月17日 CGTN Japanese中国国家文物局は16日、中国中部・安徽省にある武王墩墓の遺跡で重要な考古学的進展があったと発表しました。現段階では、武王墩墓は今から2000年以上前の戦国末期に楚の国が寿春城に遷都した後の楚の「王級墓葬」と推定されています。 武王墩墓は安徽省淮南市に位置し、主墓(1号墓)、墓園、車馬坑、副葬墓、祭祀坑など重要な遺跡が現存しています。 現在、主墓(1号墓)の発掘が行われており、これは考古学的に発掘された楚の国で最もレベルの高いクラスの墓でもあり、暫定的に、戦国時代(紀元前475-221年)末期の楚国が寿春城に遷都した後の王クラスの墓である可能性が推定されており、既に青銅製の礼器、生活用器、木製の人形、楽器などが出土しています。 武王墩1号墓、つまり現在発掘中の主墓を中心として、周囲には副葬墓、副葬坑、祭祀坑などの重要な遺跡が分布しており、主墓に近い西

    2000年前の戦国時代の楚王の墓を発見 中国安徽省
  • なぜ紙の書籍が売れなくなったか――中国の書籍販売事情 (行舟文化 張克溯) | 版元ドットコム

    昨年、私事で中国上海に一時帰国した。用事をすべて済ませてから、学生時代によく通っていた「上海書城」へ行ってみようと思った。「上海書城」は中国でも最大級の書店であり、屋がいっぱい並んでいて文化的雰囲気が濃いということで「文化一条街」とも呼ばれる「福州路」にある。 場所は二十年前と変わらずすぐに見つかったが、入ってみるとまず驚いたのは天井の高さだった。いつの間にかリニューアルされたのか、目視で5メートル以上もあるのではないか。しかしそれ以上驚かされたのは、床から天井まで目いっぱいに取り付けられている書棚だ。書棚にはが詰めるだけ詰めてあるため、大人でも半分以上のを取り出すことができないわけだ。そんな壮絶な光景を眺めながら、感心というよりそれがおかしいと思った。もうただの展示会のようなところになってしまい、書店としての機能は失われかけているのではないか、と。 そして、中国では実書店でを買う

  • 筑摩書房 中国古典小説史 ─漢初から清末にいたる小説概念の変遷 / 大塚 秀高 著

  • 田原史起『中国農村の現在』(中公新書) 9点 : 山下ゆの新書ランキング Blogスタイル第2期

    4月10 田原史起『中国農村の現在』(中公新書) 9点 カテゴリ:社会9点 中国農村へのフィールドワークによって中国農村の姿を明らかにしようとした。非常に貴重な記録で抜群に面白いです。 中国の農村と都市の格差については、NHKスペシャルなどで熱心に農民工の問題をとり上げていたので知っている人も多いと思います。彼らが村に帰ると、そこは都市部に比べて圧倒的に貧しく、お金を稼げそうな仕事もないわけですが、そうした中で農民たちの不満は爆発しないのか? と思った人もいるのではないでしょうか。 また、中国の農村は日の農村のような地縁による強固な共同体ではなく非常に流動性が高いといった説明がなされますが、「農村」という言葉を日の農村でイメージする私たちにとって、なかなか流動性の高い農村というイメージはつかみにくいと思います。 こうしたさまざまな疑問に答えてくれるのが書です。詳しくはこのあと書いて

  • 中日古典学ワークショップ論集 - 株式会社汲古書院      古典・学術図書出版

  • 『長江文明の発見―中国古代の謎に迫る』(角川書店) - 著者:徐 朝龍 - 藤森 照信による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS

    近年、急展開する長江流域の考古学調査により、「長江文明」の存在が明らかになってきた。稲作の起源や都市文明の成立を物語る古代遺跡の発掘成果が「黄河文明」=「中国文明」という伝統的な中… 近年、急展開する長江流域の考古学調査により、「長江文明」の存在が明らかになってきた。稲作の起源や都市文明の成立を物語る古代遺跡の発掘成果が「黄河文明」=「中国文明」という伝統的な中国文明史観を揺さぶる。幾千年もの間不当に軽視され、抹殺された大文明の実体にようやく光があたり、科学である考古学が驚異的な長江文明の姿を鮮やかに浮かび上がらせた。偏見に満ちた従来の中国文明史観に勇敢に挑む、衝撃の一書。 覆い隠された最初の文明に新しい光麦と米とどっちが生産性が高いかというと、答は米。麦とちがい連作ができるし、二毛作だって可能。味もいい。地球上で麦から米に変わった地域はあってもその逆はない、とも聞いたことがある。にもかか

    『長江文明の発見―中国古代の謎に迫る』(角川書店) - 著者:徐 朝龍 - 藤森 照信による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
  • 「正史」も「稗史」も読まない人の史論 - 枕流亭ブログ

    中国四千年は改竄史、真の歴史は日にあり 嘘で固められた南京大虐殺、尖閣事件・・・(JBpress 日ビジネスプレス) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4971 ……ツッコミがいのありすぎる記事ですね。「改竄」され「嘘で固められ」てるのはこの筆者さん(森清勇さん)の頭の中の「歴史」のほうだと思うのですが。あー、ちなみに「南京」とかには、僕はツッコまないですよ。そのへんはほかに適任者がいると思いますし。ただ中国の正史に関しては黙ってられないので、つっかえたら困るものを吐き出しておくことにします。 中国の王朝交代は「易姓革命」と呼ばれる。現実には新興する一族が、衰弱する王朝を武力で打倒して帝位に就くもので、権力の簒奪以外の何物でもない。新に帝位に就いた王朝の最初の仕事は、前王朝の歴史を書くことである。 「易姓革命」が実は武力による「簒奪」と言っている

    「正史」も「稗史」も読まない人の史論 - 枕流亭ブログ