脚本を担当するのは『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年)、『アンナチュラル』(2018年)などを手掛けた名脚本家・野木亜紀子氏。野木氏が手掛けた脚本だからこそ、そこにはただの刑事ドラマでは終わらない、“罪を犯してしまう背景”に向き合い社会問題にも切り込むメッセージが込められているという。 綾野剛&星野源、撮影休止中のやり取りは?― 撮影中断の間、キャストやスタッフの方々とはどのようなやり取りをされていたのでしょうか? 綾野:「必ず再開するんだ」という気持ちを1日たりとも忘れたことはなかったですし、源ちゃんとも連絡を取らせていただいていました。時間が生まれたことによって、逆に脚本家の野木さんも良質な台本を書ける時間ができていたので、「新しい台本読んだ?」「すごいことになってるね」という話だとか、1話2話の出来上がったものを見て「これ自信をもって出していきたいね」だとか、そういう士気を上げる