かぼちゃの煮ものといえば、たっぷりの煮汁を入れて、弱火でコトコトじっくり。途中でひっくり返して味を含ませて―。「ちょっと待った! それが失敗の原因です」と驚きのアドバイスをくれたのは、伊勢丹新宿店の青果コーナー・鈴木理繪シェフ。 「煮崩れるし、味がしみない…」といった失敗だらけの作り方から脱出すべく、プロの技を教えてもらいました! かぼちゃを冬至に食べる詳しい解説はこちら>> 煮崩れせずにかぼちゃに味がしみる! 驚きの「3つの技」 その① 「ちょっとの煮汁」と「強火」で裏返し不要! 「煮ものの煮汁というと、ひたひた、もしくはかぶるくらいの量にしがち。実は、緑色の皮が隠れるほどの少ない煮汁(写真左)で十分なんです。ただし、必ずふたをして中火強~強火(写真右くらいに沸く火加減が目安)で一気に加熱することが大切。かぼちゃから水分が出て、蒸し煮のような状態になるので、ひっくり返さなくても火が通り、