MasteredがレコメンドするDJへのインタビューと、ここでしか聴けないエクスクルーシヴDJミックスを毎月紹介。
小島美子(こじま・とみこ)『音楽からみた日本人』(NHKライブラリー)を読んだ。 音楽からみた日本人 (NHKライブラリー) 作者: 小島美子出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 1998/12/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る 1994年のNHK人間大学をまとめたもので、古来から日本人は生活のなかでどのように音楽と接していたのか、そして日本人特有の音楽観や音楽感はどういったものかをコンパクトにまとめた本。Amazonの内容紹介には「音楽を通して語る秀逸な日本文化論」とある。 前回更新の記事で紹介した千葉優子『ドレミを選んだ日本人』の参考文献として小島美子さんの名前が頻繁に取り上げられていて気になったのだけど、音楽教育の専門誌などに書いているものが多いようで、最も手に入りやすい最近の著書がこの本だった。 ここのところ自分のリズム感について考えることがあっ
亜モノ最後の秘境!台湾グルーヴを集めたミックスCD"A Night In Taipei"がついに登場しました。 岸野雄一、谷内栄樹、坂田律子による台湾音源発掘チームが再三に渡って現地を訪れ、 貴重なレコードを発掘。 ガレージ、サイケ、ストレンジなムード音楽からシティポップ、シンセポップ、アーバン歌謡まで、 数多くのレコードの中からベスト音源をチョイスしました。 香港や韓国といった他のアジア諸国とも異なる、南国情緒と緩さがミックスされたサウンドは独特で新鮮です。 近年、タイやマレーシア、カンボジアなどの東南アジア圏や、韓国、香港などの60年代・70年代の未知の音源が発掘・再発され、 クラブ・シーンでも脚光を浴びていますが、 そのような辺境音楽シーンの中でも未発掘のままとなっていた台湾グルーヴの謎が今解き明かされます。 "A Night In Taipei 台北の夜 " リリース記念イベント
ヘビロテコーナー。今回はベテランアーティスト、Rod Modellによるアンビエント大作『Ghost Lights』です。
世界各地の土地柄と音楽について語り尽くした新著『HOSONO百景』(河出書房新社)の刊行を期に行った細野晴臣へのインタビュー後編。1940年代音楽の”再発見”など、ポピュラー音楽の豊かな鉱脈について語った前編に続き、後編では自身のキャリアを振り返りつつ、リズムに対する考え方や、音楽における"謎”について含蓄あるトークを展開してもらった。聞き手は小野島大氏。(編集部) 「僕がやってきた時代を通して、ずっと少数派でした」 ――文化の継承という点でいえば、この書にも、今の日本の音楽家はルーツの意識が薄らいでいるんじゃないかということを述べられてますよね(21P)。異文化を受け入れて自分のものにしていくという過程が欠如してるんじゃないか、と。 細野:まあそれも何にも知らないで言ってる意見なんで、実際はどうなんだか。昨日テレビ見てたら、リトル・リチャードに影響受けたような若いバンド…名前忘れちゃった
ライター・物語評論家のさやわか氏が、自身三冊目の単著となる『一〇年代文化論』を、4月24日に上梓した。『一〇年代文化論』は、「次の10年のコアとなるものは、その直前にある」という見立てのもと、2007年頃のカルチャーの変化に目を向けることによって、現段階で2010年代のカルチャーの本質を捉えようとする意欲的な書物だ。「残念」という言葉の意味の移り変わりから、アイドルやライトノベルのあり方の変化を鋭く評した本書は、10年代の音楽シーンを語る上でも示唆に富む内容となっている。そこで当サイトでは、特に音楽シーンにおける10年代の変化について、表現方法やその内容、評価のあり方といった側面から分析してもらうとともに、同氏の書き手としてのスタンスや方法論まで詳しく聞いた。 「残念」なものが、世の中で大事だと思われるように変わった ――本書では「残念」という言葉の意味合いが、2007年頃からポジティブな
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