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ブックマーク / anime.eiga.com (3)

  • 【明田川進の「音物語」】第6回 OVA「銀河英雄伝説」のBGMにクラシック音楽を使った意外なきっかけ

    OVA版の「銀河英雄伝説」をやるとき、音楽はクラシックでやりたいという話が最初にでました。というのも、たまたま徳間さん(※編注:OVA版の製作元の1社である、徳間書店の音楽部門・徳間ジャパンのこと。同社は現在、徳間グループをはなれている)が、その時期に東ドイツから「シャルプラッテン」というクラシックのレーベルを買ったんですよ。もともと徳間さんは、クラシックのレーベルをもっていないレコード会社だったのですが、相当安く買えたようで、「こういうレコードがあるので、これをBGMとして使えないか」という話があって、まずはその音源のリストを見せてもらいました。そのなかからピックアップした音源を聴いてみると、教会で録音されているため、いろいろなかたちでノイズが入っているものがけっこうあったのを覚えています。選曲のさいには、200~300枚あったなかから聴いて、途中からは作曲家ごとにどんな音源があるのか選

    【明田川進の「音物語」】第6回 OVA「銀河英雄伝説」のBGMにクラシック音楽を使った意外なきっかけ
  • 磯光雄と吉田健一の宇宙の旅(前編) 魅力がないと思われているものを魅力的なものに化けさせる

    磯光雄が「電脳コイル」(2007)から15年ぶりに発表する原作・脚・監督作品「地球外少年少女」は、日の民間宇宙ステーションを舞台に、地球から宇宙旅行にやってきた子どもたちと月生まれの少年たちが紡ぐ冒険物語。1月28日から前編「地球外からの使者」が2週間限定上映、劇場公開限定版ブルーレイ&DVDが2月11日に発売され、劇場上映と同日からNetflixで劇場上映版の前後編にあたる全6話が全世界同時配信される。 作をつくる最初のきっかけが「明るくて面白い宇宙や未来をアニメの舞台として描きたい」だった磯監督と、「だったら宇宙に行ってみよう」と意気投合したのは、「エウレカセブン」シリーズや「ガンダム Gのレコンギスタ」で知られるキャラクターデザイナーの吉田健一。作品をとおして2人はどんな“宇宙の旅”をしたのだろうか。お互いへの信頼をベースにした忌憚のない意見がとびかい、終始笑いのたえない取材と

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  • 押井守監督の“企画”論 縦割り構造が崩れた映像業界で、日本の映画はどう勝負すべきか

    「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」「機動警察パトレイバー2 the Movie」などエポックとなる作品を手がけ、アニメーションや映画に関する著書も多い押井守監督。自他ともに認める映像マニアであり、常に自覚的に映像をつくり続けてきた押井監督にとって、最近の映像業界はどのように映っているのだろうか。「監督にとって2018年はどんな1年でしたか」と聞くと、押井監督は淡々とした口調で語りだした。(取材・構成:五所光太郎/アニメハック編集部) 2018年の前半は仕事でかなり忙しかったんですよ。これから世にでる作品で、まだタイトルは言えませんが、ある実写作品の作業をずっとやっていて、2月ぐらいまでは脚をバタバタと書きまくっていました。3月から格的に撮影の準備をはじめて、4月末から5月にかけて撮影。それからいろいろと後始末もして、今年の前半はけっこう活躍したと思います。今年の後

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