顔見知りの少年に決闘を挑んだとして、細江署と静岡県警少年課は18日、決闘(挑発)の疑いで浜松市の建設作業員の少年(17)を逮捕した。逮捕容疑は昨年12月13日夜、同市内の少年に電話し「口切ったんだからやれや」と1対1の決闘を挑んだ疑い。 同署によると、逮捕された少年は市内の少年グループのリーダー。自分を中傷する内容の動画を、別のグループに所属する相手の少年がインターネット上にアップしたことに腹を立てたという。 2人は所属するグループからそれぞれ二十数人ずつの仲間を集め、1月7日未明、同市北区の公園で決闘した。挑んだ側のグループが鉄パイプや金属バットを用い、けが人が複数出たという。 同署などは決闘に応じた少年も同容疑(応挑)で書類送検する方針。ほかの少年についても傷害容疑などでの立件を視野に捜査を進めている。 <メモ>決闘罪は、1889年(明治22年)にできた特別法。