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ブックマーク / hobab.fc2web.com (6)

  • 断食と宿便

    4.宿便は万病のもと 断中に、宿便が排泄され、腸管内がきれいになります。 宿便は、「腸管内壁にこびりついた古い便」というように考えるのは、間違いだと思います。 実際、人間で、大腸の内視鏡検査を行っても、そんなこびりついたような便は、見当たりません。 べた餌は、腸管内をトコロテン式にべた順番で押し出されて、大便になるのではありません。 腸管内では、前にべた餌が、古い物残渣として停滞したり逆流しているところに、後にべた餌が合流します。 そうすると、特に、拡張した腸管内に、前にべた餌がある程度の量、古い物残渣として残ります。 これが、宿便の正体だと、思われます。 特に、上行結腸では、逆蠕動が起きるので、古い物残渣(柔らかい)が、宿便として溜まり易いと考えられます。上行結腸(右側の大腸)では、逆蠕動により、肛門側と反対の盲腸側に向かって蠕動が起こり、大腸内の物残渣が攪拌

    hiro7373
    hiro7373 2006/11/02
    "宿便は、「腸管内壁にこびりついた古い便」というように考えるのは、間違い","前に食べた食餌がある程度の量、古い食物残渣として残ります。これが、宿便の正体だと、思われます"
  • 冷え症

    これら、体内で産生された熱は、血液(特に、静脈血)により、全身に、運搬されて、体温を保持する。 人間を始めとして、恒温動物である哺乳類(哺乳動物)は、気温が低下すると、体温を維持する為に、熱の産生を高める。 動物が、熱産生(thermogenesis)を高める方法には、筋肉のふるわせることによる熱産生(ふるえ熱産生)と、褐色脂肪細胞のミトコンドリアでの熱産生(非ふるえ熱産生)とが、存在する(非ふるえ熱産生では、脂肪酸のβ-酸化の亢進に伴い、熱エネルギーが放出される)。ゲッシ動物での実験結果では、気温が低下する際の、体温を維持する為の熱産生では、非ふるえ熱産生が40%程度、また、ふるえ熱産が60%程度、寄与していると言う。加齢(老化)と共に、筋の萎縮(サルコペニア)が進み、ふるえ熱産生能力も、低下する。従って、老人は、冷え症になり易い。 褐色脂肪細胞が破壊された動物は、気温が低下した際の体温

    hiro7373
    hiro7373 2006/11/02
    "蛋白質のカロリー(エネルギー)の30%、糖質のカロリーの5%、脂質のカロリーの4%は、特異力学作用により、熱に変換される"
  • 栄養素の代謝と相互後変換

    栄養素の代謝と相互変換 【ポイント】 糖質(ブドウ糖)は、肝臓で、脂質(トリグリセリド)や蛋白質(アミノ酸)に変換される。 蛋白質(アミノ酸)は、糖質(ブドウ糖)や脂質(脂肪酸)に、変換出来るが、高蛋白は、窒素を尿素に処理する為に、肝臓に負担がかかる。 脂質は、糖質(ブドウ糖)や蛋白質(アミノ酸)には変換出来ないが、脂肪酸分解(β-酸化)で生成されるエネルギー(NADH2やATP)は、肝臓で、糖新生に利用される。脂肪酸分解(β-酸化)により生成されるアセチル-CoAが、TCA回路で代謝(燃焼)される為には、糖質から生成されるオキサロ酢酸が必要(脂肪は、糖の炎によって燃える)。 三大栄養素の、糖質(炭水化物)、蛋白質、脂質につき、体内での主な代謝と、変換の相互関係を、下の図にまとめました。 糖質(グルコース)は、脂肪組織で脂質(脂肪酸、中性脂肪など)に、肝臓でアミノ酸やコレステロールに、変

    hiro7373
    hiro7373 2006/11/01
    "ダイエットの為には、空腹時に運動した方が、脂肪燃焼効果が高まります"
  • インフルエンザ脳症

    注a:ライ症候群に類似した症状を来たすライ症候群類似先天性代謝異常を除く。 注b:ライ症候群は、B型インフルエンザ、水痘以外に、肺炎マイコプラズマ、パラインフルエンザウイルス3型などに感染後にも、発症報告がある。 インフルエンザに伴う炎症に際して、体内では、COX-2と言う酵素により、プロスタグランジン(PGE2など)と言う物質が、生成されます。 炎症に際して産生されるPGE2は、炎症を促進する作用と、炎症を抑制する作用があります。 例えば、PGE2は、発熱させたり、疼痛を増強させたり、血管透過性を亢進させて腫脹を来たすので、血管内皮細胞障害を、促進させると、考えられます。しかし、他方で、PGE2は、TNF-αの産生を抑制するので、好中球のエラスターゼ産生を抑制し、血管内皮細胞障害を抑制すると、考えられます。 来、非ステロイド性消炎剤(NSAIDs)は、COX-2と言う酵素の活性を阻害し

    インフルエンザ脳症
    hiro7373
    hiro7373 2005/11/01
    ボルタレン等非ステロイド性消炎剤はダメ/インフルエンザ脳症にメフェナム酸を使った解熱剤は投与しない
  • ライ症候群

    注a:DICなどの血液凝固異常。HSE(様)症候群では、DICにより、腎機能障害、肝機能障害も見られる。 注b:HSE症候群では、水様性下痢(特に血性)が見られる。急性壊死性脳症でも、高率(42%の症例)に下痢が見られる(ライ症候群と、異なる)。 ライ症候群は、アスピリンの代謝産物のサリチル酸などによる、ミトコンドリアの代謝障害が原因と考えられる。ライ症候群では、ミトコンドリアの代謝障害の為、脳神経機能のみならず、肝機能も障害され、高アンモニア血症も見られる。インフルエンザ脳症でも、ライ症候群では、高アンモニア血症が見られるが、急性壊死性脳症や、HSESでは、通常、高アンモニア血症は見られない。 ライ症候群で見られる高アンモニア血症は、一過性であり、3~4日で、正常化することが多い(肝不全による高アンモニア血症と異なる)。 解熱剤のアスピリンの代謝産物のサリチル酸は、ミトコンドリアで、PT

    hiro7373
    hiro7373 2005/11/01
    ライ症候群=アスピリン等サリチル酸系製剤をダメ/インフルエンザ脳症=メフェナム酸系解熱剤を投与しない
  • 不飽和脂肪酸の食べ過ぎは、体に良くない

    不飽和脂肪酸のべ過ぎは、体に良くない 不飽和脂肪酸を摂取すると、血液中のコレステロールが低下します。 また、不飽和脂肪酸には、体内で合成出来ないので事から摂取する必要のある、必須脂肪酸があります。 しかし、生体が処理出来る脂質の量には、限界があります。 事で過剰に摂取された、グルコース(ブドウ糖)に分解される糖質(炭水化物)や、肉類など蛋白質は、体内ではトリグリセリド(中性脂肪)やコレステロールに作り変えられます。 現代のような生活では、不飽和脂肪酸の摂り過ぎによる健康被害が心配されます。 不飽和脂肪酸を摂取し過ぎ、抗酸化物質が不足していると、血中に、過酸化脂質(酸化LDL)が増加し、血管壁(血管内皮細胞)が障害され、血栓が形成され易くなる恐れがあります。 1.不飽和脂肪酸のリノール酸は、HDLも低下させる。 リノール酸は、LDL受容体の活性を上昇させ、LDLを低下させることで、血

    hiro7373
    hiro7373 2005/09/15
    皮膚のバリアー機能に関与する、セラミドの合成が、トランス型脂肪酸により障害される
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