振り向けば独走、駅前一等地に大増殖中のラーメンチェーン「ハイデイ日高」(1) - 08/12/16 | 17:30 1999年を挟んだ5〜6年間、外食の株式公開が集中した時期があった。牛丼のゼンショー、格安イタリアンのサイゼリヤ、居酒屋のコロワイド、コーヒーのスターバックス コーヒージャパンと、時代を彩った有名企業がゾロゾロ。経営近代化に向け日本マクドナルドが上場したのも2001年7月だ。 それから約10年、経営の巧拙が如実に表れた。ゼンショー、コロワイドなどM&A多用派は、その効果発現が不十分。タスコシステムは不十分どころか破綻。一世風靡した牛角のレックスホールディングスは、問題の多いMBOで上場廃止だ。 一方、急激な拡大戦略が失敗したのは幸楽苑、梅の花。なか卯、焼肉屋さかいなどさまざまな事情から競合先やファンドにのまれた会社も多い。好調組はサイゼリヤ、マクドナルドなど少数だが、これ