仏教が微妙なくらいか? 生きるのが辛い割に生を肯定するものばかりなのが不思議
おれはこの前、小室直樹の本を読んだ。 読んで、「これはなんかすごいぞ」と思った。思って、立て続けに読んだ。これはもう、令和の小室直樹ブームが来るんじゃないかと思った。いや、そんなブームが来るかどうかはしらない。おれのなかでブームが来た。 二重三重の早とちりに独学の限界を思う どのようなブームか。比較宗教学的ななにかだ。 おれは仏教を中心にいろいろな本を読んではいた。しかし、小室直樹の本を読んで、それこそ、ハッとしたのである。ほかの宗教と比べてどうか、日本におけるその場所はどこか。 小室直樹がはたしてどんな一般的な評価を得ている人かおれにはよくわからない。 なにやら右派への接近と言うか、取り込まれみたいなものもあるように思うが、どうにもそんなもの突き抜けたようななにかがあると感じた。 というわけで、おれは数冊の小室直樹の本で、「要諦である」と語られたいくつかの要素を、それぞれの宗教、思想に割
吉田豪さんが2022年11月8日配信の猫舌SHOWROOM『豪の部屋』で雪下ゆきさんとラジオについてトーク。ずっと聞いているラジオ局の影響でその人が持つ思想が変わってくるという話をしていました。 (吉田豪)絵を書いて、美大に行って。その時点では人生設計とか、あったんですか? (雪下まゆ)全く……でも、ちっちゃい時からもう絵書きになりたいっていう漠然としたものがあって。でも、それぐらいですね。なんとなく「絵を書く人になるだろうな」みたいな気持ちで生きていました。 (吉田豪)なんとなくなら、僕もそうでしたよ。 (雪下まゆ)ああ、本当ですか? (吉田豪)僕は小学校・中学校時点ではそういう方向に行くつもりで。 (雪下まゆ)インタビュアー? (吉田豪)じゃない、じゃない。全然。僕、小学校の卒業アルバムの夢は「日本サンライズのアニメーターになる」ですからね。 (雪下まゆ)ああ、そうなんですか。へー!
新納 @niinow_g 「もしも国境がなければ人はもっと幸せになれるのに」みたいな歌が有線で流れているけど、 国と国、人と人を隔てるものがないと、ジャイアンみたいなやつがズカズカ入ってきて踏み荒らすということがなぜいつまで経っても分からないんだろうな。 2022-10-04 10:03:25 新納 @niinow_g 「みんなで分け合えばいいのに」って思想ね、一見もっともらしい美しい話なんだけど、例えば「じゃああなたの家も、あなたの配偶者も、あなたの体も共有の対象ですね。シェアし合いましょう」って言われたとき付いていけないでしょう。 人はどこかで「自分だけのもの」を必要とするんですよ。 2022-10-04 10:12:12
かつて革マル派と壮絶な内ゲバを繰り広げ、「暴力革命」を掲げてゲリラ活動を行ってきた新左翼党派・中核派。そのトップ・清水丈夫氏(84歳)が、前進社(中核派本部)で田原総一朗の取材に応じた。この年齢になった革命家は、いまの日本社会と戦後の左翼運動をどう総括するのか。 中核派議長 清水 丈夫 1937年、神奈川県生まれ。高校生時代に革命運動を志し、東京大学在学中に日本共産党に入党。58年に離党し、共産主義者同盟に参加。59-60年、全学連書記長として安保闘争を指導する。61年、革共同(革命的共産主義者同盟全国委員会=通称・中核派)に参加。97年、中核派議長に就任。69年4月より非公然活動に入る。2020年9月、実に51年ぶりに公然集会に姿を見せて人々を驚かせた。著書『清水丈夫選集』(全10巻予定)など。 51年ぶりに地下潜伏活動をやめた理由 田原 60年安保闘争の当時、僕は岩波映画の社員でしたが
後世の研究によって評価が変わった偉人は少なくない。 2014年、死後40年近くを経て公刊された「黒ノート」によって、20世紀最大の哲学者マルティン・ハイデガーが反ユダヤ主義者だった疑惑が浮上した。 同じく2014年、別の疑惑が浮上する。 ハイデガーと不倫関係にあったユダヤ人の哲学者ハンナ・アーレントが黒人差別主義者だった可能性が、アメリカの哲学者によって指摘された。 アーレントの人種差別的語り口 アメリカで黒人に対する人種差別の撤廃を訴える運動「Black Lives Matter/ブラック・ライヴズ・マター」が盛り上がっている。ナチスドイツの排外主義を研究したアーレント著『全体主義の起原』が参考になると思い、手に取って読み進めた。 これまで何度か再読しているのに気づいていなかった記述に不意を突かれた。アーレントが黒人差別と読み取れる文章を書いていたなんて。 Googleで「アーレント 黒
京セラの創業者である、稲盛和夫氏の本を読んでいて、一つのエピソードが目に留まった。 稲盛氏が若いころ、松下幸之助の講演会に出たときの話だ。 松下幸之助は講演会で、景気が悪くなった時のことを考えて、余裕のある時に蓄えをする「ダム式経営」をしなさい、と述べた。 ところが質疑応答の時、一人の中小企業経営者がこう言った。 「ダム式経営をしなければならないことはよくわかります。何も松下幸之助さんに言われなくても、中小企業の経営者はみんなそう思っています。しかし、それができないので困っているのです。どうすれば余裕のある経営ができるのか、その方法を具体的に教えてもらわなきゃ困ります。」 すると松下幸之助は、たいへん戸惑った顔をして、しばらく黙った。 そしてポツリと言った。 「いや、それは思わんとあきまへんなぁ」 すると、聴衆のあいだから「答えになってないよ」と、失笑が漏れたそうだ。 この話を読んで、強く
連載「議会は踊る」 丸川珠代五輪担当大臣の顔を見ない日はない。 東京を歩いていてもそうだ。いわゆる二連ポスターで、丸川氏は大人気である。なんせ、前回の選挙でも100万票をゆうに超える得票を獲得し、公明党山口那津男代表を超えてトップ当選している。 アナウンサーから議員に転身したのが14年前の2007年。今や、オリンピック担当大臣だ。国家的関心事項であるオリンピックを担当する大臣ということで、その顔は毎日メディアに登場している。 東京オリンピック・パラリンピックのボランティアへの新型コロナウィルス感染症ワクチン接種について、2回目の接種が間に合わないことに触れて「1回目の接種で、まず一次的な免疫をつけて頂く」などと根拠のない発言を行ったことや、会場での飲酒について「ステークホルダーの存在がある」と発言をして批判を受けたことは記憶に新しい。 私は丸川氏が怖い。キツイとか、表情が怖いとか、そういっ
日本の未来のために、株式を少額でも保有している方は近日中に保有株式を全て売却いただきたい。 特に日経平均株価を構成する主要企業の株式であれば、早急に売却いただきたい。 政権を維持させないため、具体的で今出来る可能な協力をお願いしたい。自己利益より公益のために。
呉座氏の炎上の件で白饅頭氏が話題だけど、個人的に彼は市民感覚の人といった印象を持っている。市民感覚的リベラルとでも言えばいいのか、現代ビジネスの記事等を読んでいると市民の感覚を言語化することに長けている印象を受ける。政治的なことを市民感覚と織り交ぜながら書いているので、いわゆるリベラル知識人にとっては癪にさわるように見えるのかもしれない。知識人がポピュリズムを批判するのと同じで、市民感覚に沿ってポピュライズドされた氏の記事が知的なものだとは言いたくないのであろう。一部のリベラル知識人に見られるものだが、市民を啓蒙するのは我々リベラルだという特権意識が見え隠れする時がある。 そういった、知性主義とでも呼ぶべき態度はたとえば私のような泡沫ブロガーでも感じるもので、知は知として専門的であり体系的でなければならないといった空気は厳として存在する。たとえば、白饅頭氏がよく批判しているフェミニズムにつ
『ルポ 百田尚樹現象〜愛国ポピュリズムの現在地』著者でノンフィクションライターの石戸諭さんと、ベストセラー『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』の著者で、新刊『ワイルドサイドをほっつき歩け』も大きな話題となっているブレイディみかこさんの特別対談、後編! 前編はこちら:安倍首相も小池都知事も「空虚だけど支持される」現実をどう理解するか 文学に人生を賭けようとした百田青年 石戸 僕は『ルポ 百田尚樹現象〜愛国ポピュリズムの現在地』の取材で、百田さんがあまり明かしてこなかったこと、しかし非常に大事なファクトを見つけました。彼は同志社大学の学生だった1980年に、『群像』の新人賞に小説を応募していることです。「古本屋」という小説を書いていて、一次選考を突破し、紙面に名前も掲載されています。 当時の『群像』の新人賞は、百田さんが応募した前年は村上春樹さん、後年は笙野頼子さん、数年前には村上龍
コイツ新卒の時、親のコネで入ったイオン9ヶ月でやめて親の会社に転がり込んだのに他人には厳しいなw https://t.co/FgZlGz8YiZ
オレ個人は日本人の大半レベルと同じ程度に穏当なフェミニストだと自分を思うんだけど、ネットで見る自称フェミの人たちが袋小路に突き進んでいくさまを見ているのがとてもつらい。運動としてもそっちにいったら味方いなくなるとか同士討ちになる方向に突き進んでいくし、言論的にもそのロジックはすぐさまブーメランで自分の立場を崩すとか今までのフェミを全否定しちゃうとかあまりにも考えなしな方向へ飛んでいってつらい。 ありていに言って自滅してるようにしかみえない。なんでこんなんなっちゃってんだ。意味が全くわからない。 そもそもラノベの表紙やキズナアイなんてフェミニズムが接する問題の中でまったく大きな論点じゃないでしょう。そんなところで大騒ぎしたって、企業のなかでの男女の労働環境格差であるとか、子供の産みやすさであるとか、性犯罪であるとか、女性からの労働搾取とか、何ひとつ少しも改善しない。むしろフェミニズムそのもの
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