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ブックマーク / gendai.media (5)

  • 東日本大震災後、私は福島で「編み物」の力を思い知った(横山 起也) @gendai_biz

    編み物が新しいコミュニティを作り出した (2)「編み物をしていると、コミュニケーションを取る際の話題ができ、仲間ができる」という力について。 さきほどの「問題と共生するための力」は、個人的・内的なものだと言えるだろう。 しかし、南相馬で語られた「編み物の力」はそのような小さなスケールにとどまらない。 なぜなら、編み物をすることで新しいコミュニティを作り出したのだから。 それは、自分のまわりに新しい人間関係を作り出す「場」を生成したのだ、とも言えるだろう。 この点をみれば、編み物は非常に社会的・外的な行為であると考えられる。 それはいわゆる「サードプレイス」というものに似ている。 サードプレイスとは、社会学者レイ・オルデンバーグによって提言された「自宅や職場とは違う、心地の良い第3の居場所」のことだ。 近代化の波によってなくなりつつあった、街なかの小さなコミュニティを再評価する概念で、たとえ

    東日本大震災後、私は福島で「編み物」の力を思い知った(横山 起也) @gendai_biz
    ichiko_revjune
    ichiko_revjune 2020/03/12
    “その時、具体的な場所だけでなく、行為としてサードプレイス的な役割を果たすものがあれば、それは皆が生きやすい社会を作り上げるのに非常に力になってくれるはずだ。”
  • 土井善晴はどうして「家の中の多様性」を大切にするのか(中原 一歩) @gendai_biz

    レシピはすごく簡単です。スパゲティーを茹でている間にできるという条件です。 フライパンにオリーブ油をひき、にんにくを炒め、牛ひき肉を加えます。ひき肉を焼いてる間に、トマトを適当に切る。ひき肉に十分に焼き色がつけば、トマトを加えて、煮詰めるだけ。トマトの水分とオリーブ油、肉の油が乳化すれば良い。余裕シャクシャクで、スパゲティーがアルデンテに茹で上がれば、合わせて、ソースとスパゲティーをフライパンの中でなじませる。 私も、手をかけたミートソースを作ることもあります。ミートソースはこうして作るということを習ったからです。でも家庭料理は基を踏まえて自由に作れば良い。 缶詰のトマトには、缶臭さというか独特の癖があります。均一だし、季節によって変化する美味しさがありません。これをつかったら、ありふれた味になる。どんな作り方をしたかすぐわかる。それってつまらないでしょ。だから、生用の日トマトを使

    土井善晴はどうして「家の中の多様性」を大切にするのか(中原 一歩) @gendai_biz
    ichiko_revjune
    ichiko_revjune 2019/10/01
    “人はどうやって料理をするかというと、これまでの経験と、季節と、家族の好み、予算、そして「今」という時間ですよ。急いでいるのか、いないのか。どれだけの時間がとれるのか。そうしたことを総合して、作るのが
  • 僕が毎月「妻の布ナプキン」で手を血に染める理由(鈴木 大介) @gendai_biz

    現代ビジネスの好評連載を書籍化した『されど愛しきお様』、おかげさまで再び重版出来! お祝いと読者の皆様へのお礼を兼ねて、著者の鈴木大介さんが書き下ろし原稿を執筆してくれました。 ネオお様が全く使えない時期 この記事を読んだ読者から「気持ち悪い男」と言われても、もういいと思っている。むしろ批判を切り口にでも考えて欲しいことがある。 半年程前から、毎月お様の月経が来ると、彼女の使った布ナプ(布ナプキン)を、僕が洗うようにしている。 布ナプとは、通常使われることの多い紙ナプキン(おむつなどと同じ高分子ポリマーが経血を吸い取る一般的生理用品)に対し、コットン生地にガーゼなどの吸収素材を封じた仕組みの布製生理用ナプキンのこと。 ちょっとロハスとかオーガニック方面に尖った女性が使う傾向があるみたいだけど、夜はジャンクフード三昧なジャンクお様の場合は、単に紙ナプキンだとデリケートゾーンの痒みや

    僕が毎月「妻の布ナプキン」で手を血に染める理由(鈴木 大介) @gendai_biz
    ichiko_revjune
    ichiko_revjune 2018/07/24
    双方知らないことは多いよね、というのは最近実感することがあった
  • 「暗殺教室」はなぜ最高の学び場となるのか? 完全管理社会をタフに生き抜くために(内田樹,光岡英稔,甲野善紀) @gendai_biz

    担任教師を生徒たちが暗殺しようとする……そんな一見、荒唐無稽な設定の漫画『暗殺教室』が大人気だ。この作品に注目した三人の武の達人、内田樹氏・光岡英稔氏・甲野善紀氏に、「教育」と「殺傷技術を学ぶこと」の接点を縦横に語ってもらった。 殺傷技術を学ぶことが、才能を最大化する!? 甲野 内田先生と光岡師範の新著『生存教室』(集英社新書)は漫画の『暗殺教室』を下敷きにしています。光岡師範がこの漫画に興味をもたれたのはなぜですか? 光岡 漫画をお読みでない方もいるとおもうので、少しだけ『暗殺教室』のストーリーを説明します。 『暗殺教室』に登場するタコのような外見をもつ「殺せんせー」は、マッハ20で飛ぶなどの能力を用いてあらゆる軍事攻撃を跳ね返すなど、いつでも人類を滅亡の淵に追いやれるだけの実力を備えています。なぜか生徒が卒業を迎える来年3月に地球を破壊すると宣言しています。生徒たちは1年間のうちに「殺

    「暗殺教室」はなぜ最高の学び場となるのか? 完全管理社会をタフに生き抜くために(内田樹,光岡英稔,甲野善紀) @gendai_biz
  • グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) @gendai_biz

    自らの健康状態を告白したリーダー そこでグーグルの人員分析部では、2014年後半に当時の社員5万1000人の中から、チーム・リーダー格の有志を募って、彼らにプロジェクト・アリストテレスの主旨や調査結果を伝えた。そして彼らに対し、自らのチーム内に「心理的安全性」を育むための具体策を考えるよう促した。 そうしたチーム・リーダーの一人に、ある日系アメリカ人の男性がいた。彼を中心に結成されたチームはそれまでなかなか生産性が上がらず、彼もその事に悩んでいた。 そこで彼は人員分析部から手渡された調査票を使って、チームメイトへのアンケート調査を実施した。調査票には、「社内におけるチームの役割や目的」、あるいは「自分たちの仕事が会社に与えるインパクト」などを、どこまで理解しているかを評価する項目が並んでいたが、これらの点について彼のチームメイトたちが下した自己評価は、いずれも極めて低かった。 これに衝撃を

    グーグルが突きとめた!社員の「生産性」を高める唯一の方法はこうだ(小林 雅一) @gendai_biz
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