根本的な問題がどこにあるのかを考える時期 サラブレッド・オーナーズ&ブリーダーズ協会の分科会である、アメリカ重賞委員会の総会が、14日、15日の両日にわたってケンタッキー州のレキシントンにある本部で開催され、その結果決定された2024年の重賞格付けが、16日に発表された。 G2から新たにG1に昇格するのが、9月にケンタッキーダウンズで施行される、芝6.5Fの3歳限定戦フランクリンシンプソンSだ。 同競走は創設が2017年という、まだ歴史の浅いレースだが、第3回の2019年にG3の格付けを獲得すると、さらに2年後の2021年にはG2に昇格と、トントン拍子の出世を重ねてきた。2023年には総賞金が100万ドルに増額され、2歳時にG1BCジュベナイルターフスプリントで3着になった実績があったプライベートクリード(牡3、父ジミークリード)が優勝を飾っている。 ケンタッキーダウンズがG1競走の開催地