国の特別天然記念物のオオサンショウウオが30日、島本町東大寺の水無瀬川から約1キロ離れた水路で発見された。 同町によると、近くの住民が、この日午前10時50分ごろ、水路にいるオオサンショウウオを見つけ、町に連絡。町職員が計測したところ、全長約80センチ、体重は約5キロだった。29日の大雨で増水し、流されたとみられる。町ではオオサンショウウオを水無瀬川に運び、放流した。 府みどり推進課によると、オオサンショウウオは主に能勢町や豊能町、箕面市など北摂地域で生息しているが、絶滅の危険にあり、府のレッドデータブックで絶滅危惧II類にも分類され、水路などで見つかるのはまれだという。 【関連記事】 強風で? 門扉が倒れ55歳女性が重傷 JR大阪三越伊勢丹・店長「使うほど、味のある百貨店に」 関西ジャズ協会が震災被災者支援 橋下Vs関電…自然エネルギ−めぐり論争白熱 猫市長が奮闘開始「湖