100ブクマ超えに関するitarumurayamaのブックマーク (21)

  • 男性は加点主義、女性は減点主義 (お店の評価も、異性の評価も)

    「なぜ、女性は牛丼屋に行かないのか?」というに書いていたネタだが、 飲店の評価は「男性は加点主義」「女性は減点主義」らしい。 男性は「うまい」「安い」「量が多い」など、一つでも長所があれば、他は短所だらけでも、その店を評価する。 一方、女性は一項目でもマイナスポイントがあると、他がいくらプラスでも、全く店を評価しない 飲店評価項目をレーダーチャート的に表示したら、男性はいびつな形のレーダーチャートでも気にしない。 むしろ「いびつな形の方が、個性的な店」と評価してしまう。 一方、女性はレーダーチャートが整形じゃなきゃ受け付けない。 ・・・このロジックって、なんか異性評価でも当てはまる気がする。 女性は男性を選ぶ際、一つでも欠点があると候補から外す。 しかし数多くの項目について欠点ゼロな男性は非常に少なく、だから女性は結婚できない (その点、男性は、自分が好きなポイントをクリアしている女

    男性は加点主義、女性は減点主義 (お店の評価も、異性の評価も)
  • 今更出生率を爆上げしたところで、医療年金介護2025年問題は一切解決しない

    よく 「医療・年金・介護制度維持のために、とにかく出生率を早急に2.07回復させろ、人口1億人維持を目指せ」 と識者が主張し、政治家が主張する。 「出生率を回復させれば、医療財政や年金財政や介護財政の崩壊を防げる」のロジックは、一見正しいように見える。 しかし、このロジック、長期的には成立するも、中期的には残念ながら成立しない。 医療年金介護が「ヤバイ」とされるのは、いわゆる団塊世代がリタイアして年金受給側に回り、 その後後期高齢者側に回って医療負担介護負担が増えてしまうから。 団塊世代のリタイアは2010~2015頃に始まり、年金介護の負担増は、団塊が後期高齢者になる2025頃から急増する。 これが「2025年問題」で、特に首都圏が酷い。 で、仮に 「出生率が異常に高騰し、1.4程度だったのが3とか4とかに上がり、出生数も100万人⇒200万人300万人に急回復した」 社会を想像してみよ

    今更出生率を爆上げしたところで、医療年金介護2025年問題は一切解決しない
  • 統合リゾート(カジノ)は、妻子同伴で行動する欧米上流文化が大前提

    人にイマイチ「統合リゾート」が理解されないのは、例えばビジネスマンや研究者などが海外出張する際に、 「や子供が出張に同行する文化が全くない」からだと思う。 欧米では、例えば研究者が他国の国際会議に参加する時などは、パートナー(同棲相手。場合によっては同性)を連れて行く。 で、連れて来たパートナーは、会議後のレセプションパーティーに参加したりする。その為に連れて行く。 しかし、会議そのものは、研究者しか参加出来ないし、パートナーは会議の間は「ヒマ」。 だから、パートナーのヒマ潰しアイテムとして、アミューズメント施設、つまりカジノが必要になってくる イギリスの競馬場などは紳士淑女の社交場で、パートナー必須。 一方日の競馬場は、オッサン一人。夫婦とかカップルはほとんどいない。 日人はカジノと聞くと「日のすさんだ競馬場」をイメージするが、世界的には「社交場」。 そもそもイメージ面で

    統合リゾート(カジノ)は、妻子同伴で行動する欧米上流文化が大前提
  • 「1割の基幹産業が、地域の他の9割を支える」カラクリ

    ★よく「鯖江はメガネの街」「燕は器の街」「今治はタオルの街」という表現がなされる。 例えば、鯖江市で、メガネ製造業(含下請)に従事する勤労者というのは、 「市内全勤労者のせいぜい1~2割程度」でしかないが、それでも十分「眼鏡の街」なのである。 ★では、鯖江市の他の勤労者は何をしているのか? 市内の勤労者(眼鏡産業勤労者+それ以外)のための小売業だったり、飲業だったり、品加工業だったり、 建設業だったり、郵便局員だったり、公務員だったり、教師だったり、警察官だったり・・・。 そういう産業で、8~9割が占められている。 ★でも、鯖江市の8~9割の勤労者は、根っこのところでは、鯖江の眼鏡産業に依存している。 「眼鏡産業が鯖江市以外の日からカネを稼ぎ、それで鯖江市内の他の産業に回している」構図。 ★日の農業がGDPに占める割合は、せいぜい数%。 「農業県」(例:宮崎県)でも、県内GDPに

    「1割の基幹産業が、地域の他の9割を支える」カラクリ
  • 前乗り後降り・運賃不均一バスは、不便だ

    愚痴ネタ。 都内のバスだと、「前乗り後降り、運賃均一」でわかりやすい。 一方、関西とか、或いは広く全国的には、「後乗り前降り、運賃不均一」なバスが多い。 この場合、乗車時に整理券を取って、後者時に整理券に合った運賃を支払えばいい。わかりやすい。 ところが、不思議なことに、多摩地区や神奈川には 「前乗り後降りだが、運賃が不均一」というバスが存在する。 この場合、どういうことになるか?と言えば、 「乗車時に、運転手に行先を告げ、それに合った運賃を支払う」ことになる。 前から自分は、この手のバスが不思議で仕方なかった。 仮にA停留所まで200円、B停留所まで250円だったとして、 「自分はA停留所まで行きます」と告げて200円だけ払い、しかしA停留所では降りずに、 何わぬ顔でB停留所まで乗り続けても、果たして運転手がそういう不正乗車を見破っているとは、思えないのだ。 まあ空いてるバスなら見破れ

    前乗り後降り・運賃不均一バスは、不便だ
    itarumurayama
    itarumurayama 2014/03/15
    本人ですが、Suica持ってたのにバス停確認させられました
  • 「憲法を皇室に守護してもらおう」というリベラル派の情けなさ

    今日は皇太子の誕生日らしく、皇太子が憲法に関してコメントを発している。 それに関するツイートをナナメ読みしたが、おそらく「リベラル派・穏健保守派・左派」、「反安倍派」の人がツイートしている 「皇太子は憲法・平和・民主主義を守ろうとしている、それに引き換え安倍首相は・・・」的ツイートがやたら目立っている。 自分もリベラル派の一員だが、「憲法・平和・民主主義を、皇室(天皇・皇太子)に守護してもらう」というのは、あまりにも情けないのではないか? 苦しい道ではあるが、「皇室に頼らずに、独力で憲法を守るべき」なんじゃないか? 日の民主主義は、皇室に守護してもらわなきゃ維持できないような「ひ弱な民主主義」なのか? これじゃあ、「上からの民主主義」「恩賜の民主主義」じゃないか? 日は自力で民主化できずに、1945年にマッカーサーに民主主義を与えられ、2014年に危機に陥りましたが、皇室によって守護さ

    「憲法を皇室に守護してもらおう」というリベラル派の情けなさ
  • 地方の「マイルドヤンキー族」は、東京湾岸タワーマンション「空中移動族」と真逆。

    最近、地方の低学歴だけど、そこそこ幸せな「マイルドヤンキー」が話題 http://b.hatena.ne.jp/entry/diamond.jp/articles/-/48951 なので、自分がツイートした内容を少しまとめてみた。 数週間前に、東京の湾岸マンションを渡り歩く(住まいサーフィンする)「湾岸タワマン空中移動族」が話題になったが、 「タワマン族」と「マイルドヤンキー族」の価値観が真逆な気がしてならない。 ★「マイルド・ヤンキー」という概念が最近出来ている。家族の絆を重視、ネットより口コミ重視。 それなりに出生率高く、東京じゃなく地元志向。 ★東京湾岸タワーマンションの「空中移動族」とマイルドヤンキー族の生き方は真逆。 ヤンキー族はタワマン族の生き方は能力的に出来ない一方、 「タワマン族(とその子供)が逆にマイルドヤンキーになれるか?」といえば、能力的・生理的に「無理」だと思う。

    地方の「マイルドヤンキー族」は、東京湾岸タワーマンション「空中移動族」と真逆。
    itarumurayama
    itarumurayama 2014/02/19
    ↑増田の方が高PVでブクマ数が稼げるからです
  • 湾岸タワマン分譲デベの「なかのひと」だが、まあ9割方当たっている。 た..

    湾岸タワマン分譲デベの「なかのひと」だが、まあ9割方当たっている。 ただ、こういう「湾岸タワマン的価値観」を生理的に受け入れられない 1000万円プレーヤーも世の中には結構存在しているのも事実。 そういう人は、世田谷区辺りの低層マンション(桜上水ガーデンズとか)を買ったり、 ちょっと郊外の高級戸建(三井ファインコートや野村プラウドシーズン)を買っている。 湾岸タワマン志向の人と郊外低層志向な人は、「世帯年収」という点では一致しているが、 価値観は真逆。 湾岸タワマン志向の人に郊外マンション(建売)をセールスしても意味ないし、逆も然り。 こういう郊外部では、湾岸タワマンみたいな「住まいのサーフィン」 (賃貸⇒分譲⇒賃貸、分譲間でも狭い住戸⇒広い住戸⇒狭い住戸と家族数に合わせて住み替え)はしづらい傾向にある。 でも、郊外マンション(建売)をチョイスする人は、元来そういう「気ぜわしいサーフィンは

    湾岸タワマン分譲デベの「なかのひと」だが、まあ9割方当たっている。 た..
  • 霞が関の常識はデンマークの非常識

    ハフィントンポストの「ドイツ人は1か月休むのが当たり前、部下が1か月休める環境を整えるのが上司仕事」という記事を見て思い出した話。 数年前に亡くなった柿沢こうじ衆議院議員は元大蔵官僚なんだが、彼が著書(霞が関の大蔵官僚はドブネズミの・・・という長いタイトル)で開陳していたエピソード。 大蔵官僚達が「諸外国の役所では、どうやって省益を拡大してるのか、そのノウハウを吸収しよう」と海外視察団を組んだのだが、 行った先のデンマークの役所で、 「なぜ省益を拡大する必要があるんですか?」と逆質問されて、柿沢氏達は返答に窮したらしい。 反論にならない反論を柿沢氏が試みてみたが、 「そもそも、部下をキチンと定時に帰さないと、上司の監督責任になります」と返されてしまい、 柿沢氏の上司が「柿沢君、我々は視察すべき国を間違えたようだね」とコメントした、というエピソード。 おそらく40年ほど前のエピソードだが、

    霞が関の常識はデンマークの非常識
    itarumurayama
    itarumurayama 2014/02/02
    元増田です。今思い出すと、「省益」という表現じゃなく「権限拡大ノウハウ視察」と言う表現だった気がする(→余計悪い?)
  • それでも京阪神に住み続けるべき、7つの理由(自分は首都圏住みだけど)

    なんか「はてな」で「福岡が住むのにいい理由」「札幌がいい理由」「沖縄がいい理由」の投稿が相次いでいる。 このビッグウェーブに乗り遅れてはならないので、まだ誰も書いてない「京阪神に住むべき理由」を、 関西出身首都圏在住の自分が考えてみる。 (実は個人的には、半年間住んだ福岡推しなんだが) ※「京阪神」と敢えて書いた。 京阪神コリドール(JR神戸線京都線、阪急神戸線京都線沿線)エリアに住めば、 京都大阪神戸を縦横無尽に使いわけられ、京阪神居住のメリットをフル享受できる。 (例えば高槻とか。新幹線もスグ乗れるしね。) 理由1:東京と比較したら家賃水準、分譲マンション水準が安い。 感覚的には7割~半額。まあ福岡札幌よりは高いが。 関西には70年代からマンション文化が普及(関西発祥の長谷工が普及させたお陰)。 だから中古マンションのストックが厚く、地方都市の中古マンションよりは中古マンションのコスパ

    それでも京阪神に住み続けるべき、7つの理由(自分は首都圏住みだけど)
    itarumurayama
    itarumurayama 2014/01/22
    取り急ぎ書いてみました。
  • 街の零細書店は、アマゾンに侵食されなくても、高齢化後継者難で、どのみち潰れる運命だった。

    【10月27日の自分のツイートの転載】 ★「Amazonのせいで街の零細屋が潰れた」という「分かりやすい説明」が受けるが、 街の零細屋はAmazonが伸びなくても早晩廃業してた筈。個人経営主が高齢化して後継者いないから /“なぜ、Amazonを買わないの?” http://htn.to/xz9JM5 ★@sutannex 多分屋業界に限らず日の個人小売業共通。 高度成長期に創業した個人商店主が丁度リタイア時期。 子供が継がなければそのまま廃業。早晩廃業する予定だから、売上アップにシャカリキにならない。 Amazonの普及は個人商店、個人経営商店の廃業を体よく後押ししただけ ★高度成長期に成立した社会システムは、次世代が継がない限り、団塊世代の鬼籍入りと共にフェードアウトする。 個人経営商店、個人経営工場、個人経営工務店という存在も、あと10年もしたら後継者難で激減する ★「日

    街の零細書店は、アマゾンに侵食されなくても、高齢化後継者難で、どのみち潰れる運命だった。
  • 今どきのコドモは、五輪にときめかない

    よく「子供達に夢を与える為に、東京五輪を誘致しよう!」とキャッチフレーズで言われる。 60年前の子供なら、テレビもあまり普及してなかったし、ゲームなんてなかったから、 「五輪が最大の娯楽」たりえた。 だから1964五輪は子供達にとっても最大の娯楽コンテンツで、夢を与えられていた。 しかし「今ドキの子供」は ・地上波+衛星波テレビ(+一部CSテレビ) ・録り溜めして見切れないビデオ・ハードディスク番組 ・毎月のように販売されるゲームソフト ・そして世界人口の分だけ発信されるネット、ユーチューブ、ニコニコ動画 とコンテンツの洪水。 五輪がコンテンツに加わったところで、 「子供脳内のコンテンツ競争」に五輪は勝てない 大人の場合、 「2020に見ておかないと、しばらくは日で五輪見られない」と「計算が働く」から、 それなりに「今回の東京五輪を観戦しておこう」のインセンティブが働く。 一方、子供は「

    今どきのコドモは、五輪にときめかない
  • 流山市若年人口流入は市役所じゃなくTXのおかげ

    亀ネタだが、8月2日頃のネタで、 東洋経済の記事で「流山市が若年人口流入のため、市長が旗振りして地域ブランディングしている」 という記事があり、「これは凄い」的コメントがはてブやツイッターで溢れてた。 不動産屋の自分から言わせれば、流山市の人口流入の99%はTX開業で説明が付く話であり、 それを市長の手柄にするような記事はチャンチャラおかしい。 1.そもそも、首都圏民が「どこにマイホーム買おうかな?」と検討する際に、行政サービスの充実度を参考資料にする人なんて1%もいない。 99%は物件自体の利便性広さ価格で決める。流山市が人口増えたのは都心距離の割にマンション安いから。行政政策の寄与度は少ない それを「人口流入は市長の手柄」という記事を書くからには、「市の政策と若年人口増に相関がある」ことを、東洋経済自身が行う必要がある。 例えば、ここ数年で流入した人に、ネット経由でも何でもいいから「な

    流山市若年人口流入は市役所じゃなくTXのおかげ
    itarumurayama
    itarumurayama 2013/08/10
    トピ主ですが、id:Lhankor_Mhy様がTX沿線各駅・各自治体の乗降客数/人口伸び率を算出されてます。これによると流山はTX沿線中では必ずしも伸び率上位じゃないです。データ的にも東洋経済の主張に無理がある。
  • 「不都合な真実」を教育しない、小学4年地域版社会教科書

    たまたま、子供(小4)の社会科副読、明治図書出版の「わたしたちの東京都」という副読を見てみた。 東京奥多摩、檜原村が取り上げられ、「山間部なので農業林業が盛ん」と書いてある。 しかし、そのページに檜原村の職業比率(国勢調査結果)も円グラフに載っている。 それによると、畑・林業に従事している人は、実はわずか3%しかない。 建設業が3%、工場勤務が10%、商店旅館勤務が28%、病院介護勤務が30%、その他が26%。 つまり、「農林業が盛ん」と文章では書かれているが、円グラフを素直に読めば、 「農林業従事者なんて、マイナー、ニッチな存在」と読み解くしかない。 なのに、文章では 「畑仕事する人や、林業にたずさわる人が多いほか、建設業にたずさわる人や、商店や旅館にたずさわる人が多いです」 と、円グラフを無視した解説が続いている。 確か、小学4年では、算数の授業で、円グラフの読み方も教わる筈だ。

    「不都合な真実」を教育しない、小学4年地域版社会教科書
  • 成人男性ほぼ全員に「権力者体験」をさせることで、権力者の美味しさを体験させ肉食志向させる韓国社会

    中公新書「韓国の軍隊」というを読んだが、これが実に面白かった。 ご存知の通り韓国の軍隊は徴兵制を敷いているが、このことにより、韓国の成人男性は、様々な体験をしていて、 様々なリテラシーを身に付けている。 例えば、いろいろな設営作業に従事するので、土木関係者でなくても土木リテラシーが身に付くし、 「対民支援」ということで、過疎地の農作業支援に従事するため、 ソウル生まれのソウル育ちの都会っ子でも、農作業リテラシーが身に付いてしまう。 ※韓国軍が、一見軍事とは縁のない過疎地の農作業支援を行うのは、 「過疎化が進行してしまって、限界集落・無人化してしまうと、そこが即ち北朝鮮の工作基地になってしまうため、 国防的には最低限の農村集落居住を維持させたい」という国家の意思が働いているようである。 しかし、韓国徴兵制の最大のメリットは、「権力者リテラシーを、ほぼ全員に身に付けさせられる」という、巧妙な

    成人男性ほぼ全員に「権力者体験」をさせることで、権力者の美味しさを体験させ肉食志向させる韓国社会
    itarumurayama
    itarumurayama 2013/05/13
    id:dekijp様へ。「徴兵期間24ヶ月間のうち、最後の2ヶ月間だけ兵長になれる」の説明だとどうです?兵暦22ヶ月未満の人間数は、兵暦22ヶ月以上人間数の11倍になります
  • ヤフー知恵袋って、(専門家以外の)世間平均一般人のリテラシーレベルを可視化してくれる「優れた」ツール

    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1046446270 >原子力って結局、お湯沸かすだけなんですか? >詳しくないんですが、聞いたら原子力発電とかはプルトニウムを核分裂させた熱でお湯を沸かしてるだけだと聞きました。 >これが将来、地球上でエネルギーとして使うなら、核融合炉や反物質炉が出来ても、薪の代わりにお湯を沸かすだけなんでしょうか? >追加で、鉄腕アトムなんかも体の中でお湯を沸かす設計なんでしょうか? つくづく思うが、科学議論の場って、極めて専門化・深化して、ともすれば「専門バカ」が進行しがち。 学会とか論文の査読なんかも専門性の極北だし、科学者がわかりやすく市民に伝える、という 「市民科学講座」とか「サイエンスカフェ」なども、市民側は「多少は科学リテラシーが高い市民」が集いがち。 偏差値で例えれば、偏差値

    ヤフー知恵袋って、(専門家以外の)世間平均一般人のリテラシーレベルを可視化してくれる「優れた」ツール
  • 子供レス社会への最適化

    ★さかもと未明女史のJAL赤ちゃん騒動で思ったのは、 「子供の数が減れば減るほど、 社会が『子供が少ない、いない社会に最適化される』 ⇒子供レスな状況に最適化された社会は、ますます子供が産みにくくなって、 ますます子供レスが進み、さらにそれが最適化を促し・・・の悪循環。 財務省が文部科学省の「教員予算増額要求」を突っぱね、 クラスサイズパズルを口実に、逆に減額を要求したのも、その一環か。 財務省としては、子供レスな状況に合わせて、予算を最適化しようとしている訳だが、 それは果たして少子化の負の循環に陥ることにならないか? ★ところで、自分は割と都心寄りに住んでいる方だが、 このエリア、いわゆる「子供向け施設」が少ない。 レストランで言えば、いわゆるファミレスの類が少ないのである。 ココスはドラえもん、ガストはアンパンマンが貰えるので、 そういうレストランに行きたい、というリクエストが子供か

    子供レス社会への最適化
  • 3分でわかる一条工務店講座

    「300億円寄付」で注目された「一条工務店」だが、住宅業界にいる人でなければ、 どういう会社か知らない人の方が多いのでは? 自分は一応業界関係者なので、「3分でわかる一条工務店」講座を執筆してみる。 1.「隠れ大手」 住宅業界では「大手8大メーカー」というのがあり、 積水ハウス・セキスイハイム(積水化学)・大和ハウス・パナホーム・へーベルハウス(旭化成)・ ミサワホーム・住友林業・三井ホームが「8大メーカー」と呼ばれる。 この8社は、「8社会」という情報交換組織を作っていて、 住宅展示場新規計画などがあった場合、 「へーベルさん、お宅はA展示場に入りますの?」のような感じで「情報交換」している。 で、この8社の中で棟数最下位の三井ホームよりも、棟数実績が多い会社が2社あり、 それがタマホームと一条工務店。 棟数的には「大手」と呼んでも差し支えないはずだが、 なぜか「タマや一条は大手じゃない

    3分でわかる一条工務店講座
  • 「地裁への交通費を立替できませんので、裁判員を辞退します」

    青森地裁に「候補者」として呼び出された人の記事で、 「特急代が出ない。その分が自費というのはおかしい」という意見があった。 裁判員制度を議論している法曹三者は、その大半は 杉並区居住とか松戸市居住とか横浜市居住とかで、 「裁判所まで片道1,000円以内の普通運賃で行けるのが当たり前」 「裁判所まで片道2時間以内で行けるのが当たり前」という 「首都圏の論理」で日当議論している。 小生のように地理オタクでなく、法律オタクな彼らにとっては、 下北半島の先端から青森地裁へ、 「朝9時の呼び出し時刻に間に合うように行く」のには、 数が少ないJR普通では間に合わず、特急に乗車しないと間に合わない、という 「地方の事情」などは「全くの想定外」であるに相違ない。 特急代を支給せずに、何が裁判員制度か? というか、この交通費は「事後請求」である。 これもよくよく考えるとおかしい制度であり、 例えば小笠原か

    「地裁への交通費を立替できませんので、裁判員を辞退します」
  • 激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が、ホメオパシー批判できるか?

    「負け犬の遠吠え」の酒井順子が書いた「少子」を読んだ。 その中で、 「専門家が無視している少子化要因で、ズバリ『痛いから』、 これが少子化の最大要因じゃないか」と看破していた。 で、アメリカでは無痛分娩が当たり前で、激痛分娩は 「医療費をロクに払えない貧乏人か、極度のナチュラリストだけ」とのこと。 そしてアメリカの医師は、 「激痛分娩は妊婦に多大な精神ダメージを与えるので、可能であれば 無痛分娩をすることを医学的に勧めている」とある。 しかし、日では「激痛分娩を経てこそ、母親になれる」という訳わからない精神論が横行し、 先進国唯一の激痛分娩国になっている、と書かれている。 ・・・この件を読んで、今の日のホメオパシー論議を思い出してしまった。 要は、アメリカで、金があるのに激痛分娩を選択するのは、 「現代医学を意図的に遠ざけようとするナチュラリスト」ということであり、 これって今日で騒

    激痛分娩を妊婦に強いる日本社会が、ホメオパシー批判できるか?