入墨(いれずみ)は、人類と長い付き合いのある文化のひとつだ。縄文時代の土偶に入墨みたいな模様が描かれていたり、古事記や日本書紀に入墨の記述があったりと、日本での歴史も古い。 宗教、呪術、情念、美意識、個体識別、ファッション・・・などなど、入墨にはいろんな意味合いがある。 日本では江戸時代、その特性を利用して、「入墨刑」という刑罰があったそうだ。罪人に入れる入墨は地域差があったようで、地方によっては絶望的に恥ずかしいものも・・・
「徳川禁令考」という江戸時代の法令をまとめた文書があります。 ▲ 「徳川禁令考」は近代デジタルライブラリーでも読むことができます。 → 簡易検索: キーワード=徳川禁令考 この「徳川禁令考後聚」第四帙の263ページ付近に「入墨刑」に関する記述があります。 江戸時代には様々な刑罰の中に身体に入墨をほどこす刑が執行されていました。 今ではとても考えられない刑罰ですが、当時はこういった刑が普通に行われていたのですね。 入墨の入れ方は地域によって異なったそうです。 これは一説によると、犯罪を犯したものが どこの出身者か分かるようにするためとも言われています。 ▲ 例えば京都の伏見ではこのように腕に二本線を入れられていました。 これはなかなかつらいものがありますね・・・。 ▲ 筑後では+のようなマーク。 そしてさらにひどいのがこちら。 ▲ 紀州では見たまんま「悪」と入れられていたようです。 強者(つ
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