著作権侵害に対しては差止めなどが認められている。しかしそれは強力すぎるので報酬請求権だけにしたらどうかという意見がある(多少認識が間違っている可能性がある)。以下これを報酬請求権案と呼ぶことにする。この報酬請求権案に対しては著作権侵害のリスクを別の有限責任の事業体に移転させることでほぼ無効化できてしまうのではないかという疑問がある。例えばなんらかの動画サイトを立ち上げようとしよう。もちろん著作権侵害のリスクがある。そこで株式会社や合同会社などの有限責任のなんらかの事業体をつくり、それにその新たな事業を行わせることは充分にありうる。この場合著作権侵害のリスクはその事業体に転嫁され、もともとその事業を行おうとした主体はリスクを負わない。平たく言えば報酬請求権による請求を受けることは多分ない。これに対しては新たに作られた事業体に報酬を請求できるからいいという意見もあるかもしれない。しかしその事業
いくつか、伏線のある話。 ひとつは、知識バカの記事 安敦誌 : 散財とかそこらへん に出てくる、 コラム: カネの時代の終わり という外部ページのコラム。 21世紀はカネより知識の価値が高まるという大胆な意見。確かに、日本のバブル期と世界の現在における投資資金過剰流動を見ると、確かにそういう時代は来るのかもしれないと思わされる。 もうひとつ。 安敦誌 : 子供の科学、大人の科学 に出てくる、情報量エントロピーと熱力学的エントロピーの話。以前からこの二つのエントロピーの間には、単に数式上の構造が同じということ以上の関係があるのではないか、つまり、1bitの情報を記憶したり、2bitの情報から1bitの情報を出力する計算をしたりするとき、物理的に必要なエネルギー量には理論限界があるのではないかと考えていた。 頭が悪いので考えていただけで終わっていたのだが、今日なにげなく「マックスウェルのデーモ
【9月26日】 レベルファイブ、「LEVEL5 VISION 2008」開催 完全新作や新規プロジェクトを多数発表 SCEJ、「PlayStation C.A.M.P!」インタビュー これまでにないゲームを作り出す人材を発掘する 新クリエイター発掘支援プログラム ヴァナ・ディール“水晶大戦”探放記 バージョンアップレポート“「アルタナの神兵」編” シージターレットがお目見えした最新カンパニエ仕様から 獣人拠点の将領NM、新WSクエスト冒頭など紹介!! コーエー、PSP「Zill O'll 〜infinite plus〜」 新キャラクタ登場などの新要素を追加して発売決定 タッチペンですべて操作できる新感覚ボクシングアクション ESP、DS「はじめの一歩 THE FIGHTING! DS」 バンダイナムコ、「SEED DESTINY」より3機のガンダムが参戦!! PS2/PS3/
マルコさんからお題が飛んできた模様。何故に私に?という気はするのですが、素人なりに答えてみましょう。 おそらくマルサスの 人口の増加は幾何級数(等比数列)をたどるが、生活資料(食料等の物資)は算術級数(等差数列)で増加するに過ぎない を引いておられるのかと思います。 が、人口が幾何級数的に増加したといえるのは19世紀末から20世紀後半においてであって、現代では幾何級数的に増加しているとはいえないようです。 増加はしているのですが、算術級数に留まっているみたいですね。 ですから 人口の幾何級数的増加は止まっている が、算術級数的増加は続いている ただしそれに食料生産が追いつくかどうかは不明 また分配がうまく行くかも不明 てな感じでしょうか。 で、「少子化」というのは世界の問題というよりは「国」単位の問題であって、特に日本についてはむしろ真の問題は「高齢化」であるといえるでしょう。 つまり 「
ニワンゴは7月12日、同社が運営する動画投稿サイト「ニコニコ動画(RC)」で、動画視聴画面にユーザーが陳列した関連商品を購入することができるサービス「ニコニコ市場(仮)」開始した。 ニコニコ市場(仮)は、ニコニコ動画(RC)の各動画に、ユーザーがその動画に関連する商品を検索し、動画視聴画面に陳列し、そこから商品を購入することができる機能。商品は動画の下に表示され、ユーザーが自由に編集、登録をすることが可能だ。 商品の検索時には、各動画に付いている“タグ”をもとに自動検索されるほか、任意の語句からの検索も可能だ。 商品の登録は、各動画につき10個まで可能で、ユーザーによって入れ替えることもできる。また、関連付けられた商品は、クリック数と購入数により、人気のある商品順に表示される。 サービスの利用は、当面は「ニコニコプレミアム会員」のみに限定される。利用料は月額課金制の525円、またはチケット
私は法律の専門家ではないが、著作権の延長問題やWinnyに関する議論をみていると、賛否いずれの立場にしても、著作権に関する基本的な知識(素人でも持っておくべき知識)が共有されていないように見受けられる。そこで「法と経済学」の立場から、実定法にはこだわらず著作権の基本的な考え方について簡単にメモしておく。 まず確認しておかなければならないのは、著作権法は憲法に定める表現の自由を制限する法律だということである。これはもともと著作権法が検閲のために設けられた法律であることに起因するが、複製を禁止することは出版の自由(freedom of the press)の侵害であり、自然権としては認められないという見解もある。著作権の根拠として創作のインセンティヴという自然権として自明ではない理由があげられるが、これを認めるとしても保護の範囲は最小限にとどめるべきである(森村進『財産権の理論』弘文堂)。
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