Amazon EC2の半額以下で登場する、と先行報道されたさくらインターネットのクラウドサービス「さくらのクラウド」の価格体系が、11月7日に都内で行われたユーザーイベント「さくらの夕べ」で発表されました。 田中邦裕社長は「まずはおわび」として、「1000円以下のクラウドという期待には応えられなかった」と、つかみともとれる発言を切り出し、「最小構成のメモリを2GBにすべきか、500MBの構成も作るべきか悩んだが、VPSとの差別化として、この構成から始めさせてもらうことにした」と、絶対価格の安さよりも一定の性能を選んだことを説明。 その上で、もっとも低価格なサーバプランが、仮想1コア/メモリ2GBの構成で月額料金2500円(日割料金126円)であることを発表しました。最高性能のプランで仮想12コア/128GBメモリで月額9万6000円(日割料金4800円)となっています。 ネットワーク転送料
さくらインターネット、サーバやネットワークを自在に構築できるパブリッククラウド「さくらのクラウド」を11月15日より提供開始 〜2011年11月開所の石狩データセンターでの第一弾サービスとして登場〜 国内最大級のバックボーンネットワークを有しインターネットデータセンター事業を運営するさくらインターネット株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:田中 邦裕)は、サーバやネットワークを自在に構築できるパブリッククラウド「さくらのクラウド」を、2011年11月15日15:00より提供開始いたします。 「さくらのクラウド」は、「高性能なサーバ」と「拡張性の高いネットワーク」をインターネット上で構築できるIaaS型※パブリッククラウドです。あたかもサーバが手元にあり、ネットワークを自分で配線するような直感的な操作が可能なコントロールパネルを装備し、圧倒的なコストパフォーマンスで提供いたします。
さくらインターネットは9月5日、クラウドサービス「さくらのクラウド」の正式サービス開始時期や概要、βサービスの開始について、同社ユーザー会「さくらの夕べ」で発表しました。 さくらのクラウドは、11月に正式サービス開始を予定しており、9月6日から一部ユーザーに対してβサービスを開始。料金は正式サービス開始時に発表される予定ですが、「圧倒的なコストパフォーマンスで提供する」(田中邦裕社長)と、競合他社よりも安価な価格帯になることを伺わせています。 同社は現在、北海道石狩市にクラウドコンピューティングに最適化した大規模データセンターを建設中で、2011年秋に竣工予定であることを発表しています。さくらのクラウドの正式サービスは、このデータセンターで行われると予想されます(βサービスは大阪のデータセンターで実施)。 さくらの夕べで行われた説明を紹介しましょう。 開発者向けにシンプルで圧倒的なコストパ
2011/08/30 米シトリックスシステムズが8月29日(米国時間)、ヴイエムウェアのVMworldにぶつける形で、CloudStackの完全オープンソース化/完全無償化を発表した。CloudStackはシトリックスが今年7月に買収したCloud.comのクラウド構築・運用ソフトウェア。これまでオープンソースのコードベースと、商用版のコードベースが分けてメンテナンスされてきた。シトリックスはこの2つをマージし、無償提供を開始した。同社は一方で、有償のサポートサービスを提供していく。 シトリックスのクラウド事業責任者だったルー・シプレー(Lou Shipley)氏は今年、@ITに対して同社のクラウド戦略を説明した際、クラウド・オーケストレーション・レイヤ(すなわちクラウド構築・運用ソフト)で儲けるつもりはないと話していた。その上下のレイヤをビジネスとして推進していくとの認識だ。 また、シト
Java開発者が知らないと損するPaaSクラウド8選:ユカイ、ツーカイ、カイハツ環境!(25)(1/3 ページ) 進化・激変するJavaクラウドの現状を知る、まとめ 本連載「ユカイ、ツーカイ、開発環境」では、Javaが利用できるクラウドコンピューティングのPaaS環境について、いくつか紹介してきました。最近では、レッドハットの「OpenShift」とヴイエムウェアの「Cloud Foundry」などのPaaSクラウドのβサービスが提供され始め、また、いままで紹介した各クラウドの事情も変わってきました。 本稿では、Javaで利用できる以下の8つのPaaSクラウドの最新動向をお届けします。 機能を拡充し続ける「Google App Engine」 「Stax」はCloudBeesに買収され「RUN@cloud」に Morphの「AppSpace」は「mCloud」に .NETだけじゃない「Wi
調べ物をしていて、Cloud Architecture Patternsなるものに辿り着きました。 次の記事が、パターンに関する概要です。 Cloud Architecture Patterns: Overview http://www.doublecloud.org/2010/10/cloud-architecture-patterns-overview/ 別記事で、10個のパターンが解説されています。 ブログ記事ではありますが、アレグザンダーの『パターン・ランゲージ』や、それにインスパイアされて書かれた(いわゆる)パターン本の形式が、ほぼ踏襲されています。 Motivation: そのパターンを適用する前提や課題 Solution: Motivationに対する解決策 Applicability: パターンがどのように適用するか Consequence: パターンを活用した結果 Kno
(セキュリティ上の注意を追記) Amazon EC2にKanonをインストールして、試用する環境を構築したので、備忘にメモしておきます。公式手順はこちらです。 http://kanon.ultimania.org/?p=1 KanonがOSSかつ無償な上に、AWSに無料ティアがあるおかげで、お金をかけずに検証ができそうです。ありがたいことです。 インスタンスの準備 公式手順の「Linux環境の準備」にあたる作業を行います。今回はAWSで環境を構築するので、Linux OSのインストールされた仮想マシンインスタンスを準備します。 Kanonが現時点で対応しているOSの中から、Ubuntu10.10を使うことにしました。というわけで、Ubuntuの公式AMIを使って、EC2インスタンスを作成します。 Ubuntuのサイトによると、 Official Ubuntu AMIs are publis
youRoomでの障害対応と、SonicGardenの運用の考え方について、先日id:mat_akiがブログを公開しました。 『youRoomにおいて発生した 2011/4/21 のAWSの障害について技術的な観点から』 今回のブログでは、”今回のAWSの障害を通じて、AWSを今後も活用していくための振り返りを、より技術的な観点からしたいと思います”。 今回は、us-east-1リージョンにおけるEBSのサービス障害が問題となりましたが、この影響を受けて多くのWEBサービスがダウンし、サービス再開までに多くの時間を費やしていました。 なぜEBSのサービス障害で(まだ断定はできませんが...)、これほど広範囲に影響が出たのでしょうか? Amazon EC2の米国東海岸データセンターで障害、利用サイトに影響 Amazonのクラウドサービスに障害、FoursquareやQuoraなどに影響 アマ
SonicGardenがサービスしている youRoom ( http://youroom.in/ ) が昨日障害により最大1時間程度サービスをご利用いただけない状態になりました。ご利用の方にはご迷惑をおかけしました。大変申し訳ございません。現在は、復旧し正常にサービスを提供しています。 障害の原因は、youRoomが利用している Amazon Web Service の障害により利用しているサーバが停止したことによります。 今回の障害で、AWSが危ない・不安定だという印象を受けた方もいらっしゃるかと思いますが、SonicGardenとしてはあたりまえだと思っています。そのための準備もしていました。なので、他のサービスよりも短時間でサービスを復旧できたのではないかと思っています。ただし、今回の障害でまだまだ改善する点が見つかったので、AWSの障害が起こってもサービスを継続できるように・より
Amazonが11月1日から無料Webサービスを開始すると発表(記事)した。機能限定で、期間は1年間だ。 対象となるのは、2010年9月に発表したばかりの廉価Webサービス「Amazon EC2 Micro インスタンス」、新型Webサービス「Amazon Elastic Block Store(EBS)」、ストレージサービス「Amazon S3」など。 ・ Amazon EC2が1時間1円台で使える「Microインスタンス」提供開始 ITpro (9/9) そして、発表された限定機能は次の通りだ。 AWS Free Usage Tier (Per Month): 750 hours of Amazon EC2 Linux Micro Instance usage (613 MB of memory and 32-bit and 64-bit platform support) – en
モバツイ以外にも実運用で回してるEC2な人たちは結構いると思うのですが、参考までに。 モバツイッターがAmazon EC2の人柱をやってくれている モバツイッターがAmazonEC2に移行しようかなとのこと。 さっそく性能問題にぶち当たったらしいし、ナイス人柱。 前にあるイベントで、EC2を活用されているHeartRailsの方にモバツイの構成をEC2に移転したらどうなるか?みたいな話をお伺いしたら、すぐ8万円/月ぐらいに構成になってしまう、と言われたのですが、大体、どんぴしゃな感じでした。 (追記:なお個人でWebサービスをスモールスタートする場合は、サーバの運用知識がそこそこある前提で、まずは自宅サーバから運用すると良いです。月間600万PVぐらいまでなら、HP ML115G5 + Phenomでこなせるハズなので。その辺についてはまたいずれ書きます。) ■EC2とは? 既にご存じの方
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