Game Developers Meeting Vol.61 GDM × Born Digital
Game Developers Meeting Vol.61 GDM × Born Digital
はじめに ソーシャルゲーム事業部の中島と申します。よろしくお願い致します。 カヤックUnityアドベントカレンダー2018の14日目の記事となります。 Android端末上で動作するアプリで情報をローカル保存する際の注意点について書いてみます。 (Unityは2017.4.8f1を、実機はSHL25 Androidバージョン5.0.2を使用しています) ローカル保存の方法 Unityで情報を端末のローカル領域に保存するには、大まかに以下の2パターンの方法があります。 UnityEngine.PlayerPrefs を利用する key-value形式で保存が可能 自前でファイルを作成し、以下を利用して取得したパスに保存する UnityEngine.Application.persistentDataPath (永続性のある情報向け) UnityEngine.Application.tempo
メタルギアソリッドの様に、物陰に隠れることで敵の索敵範囲を回避するようなゲームはよくあると思います。敵の索敵範囲というのは、いわゆる当たり判定で表現されます。この当たり判定の形は、障害物に遮られたり、視界の角度などを考慮する必要があり、...
この記事でのバージョン Unity 2020.3.25f1 unity-ugui-XCharts v2.6.0 はじめに 今回はXChartsというuGUIでグラフが表示出来るライブラリの紹介です! 以下のような感じで、線グラフ、棒グラフ、、円グラフ、散布図等など 色々なグラフを簡単に表示する事が可能で、しかも無料(MITライセンス)で使う事が可能です……! unity-ugui-XCharts まずは導入からです。 以下のページからunitypackageをダウンロードしてきてプロジェクトに入れるか、 Git URL(https://github.com/monitor1394/unity-ugui-XCharts.git#2.0-upm)を使ってインストールします。 (OpenUPMには対応してないっぽい?) ライブラリをインポートすると以下のようなウィンドウが表示されるので、Impo
この記事でのバージョン Unity 2022.2.8f1 はじめに GitHub×OpenAIが提供するAIのコーディング支援機能「GitHub Copilot」を Unityで試した所、思考時間やタイピング量、検索頻度がかなり減り、 思っていた以上にコーディングを効率化出来る最高のサービスでした! GitHub Copilot、X出るまでは様子見するつもりだったけど我慢できずにUnity(Rider)で試したらヤバ過ぎるなこれ……! だいたいコメント書くだけで思った通りかそれ以上のコード書いてくれる(選択肢も複数有る)し、なんならコメントすらこちらの意図を汲んで先に書いてくれるし、生産性爆上がり!!… pic.twitter.com/ThuXYK4JSd— カン@ゲームクリエイター(Unity/VR/Steam/Switch) (@Kan_Kikuchi) 2023年4月1日 という事で
SWETグループの長谷川( @nowsprinting )です。 開発者自身の手によるUnityプロジェクトの品質向上アプローチのひとつに、ゲームプレイを自動化するオートパイロットによる検証があります。 このアプローチについて、DeNA内で開発・導入を進めているフレームワークAnjinを昨年紹介しました。 swet.dena.com また、Anjin自体も先日オープンソース化しました。こちらのリポジトリからご利用いただけます。 github.com 本記事では、Anjinの、主にオートパイロットを安定運用するための機能を紹介します。 Automated QAが保存するスクリーンショットの退避 uGUIコンポーネントのシナリオテストを行なう UGUIPlaybackAgent の実装には、 Automated QAパッケージ のRecorded Playback機能を使用しています。 Pla
SWETグループの長谷川(@nowsprinting)です。 開発者自身の手によるUnityプロジェクトの品質向上にはさまざまなアプローチがあります。 当ブログでもこれまでに、 ユニットテスト や 静的解析 といった、コーディング段階でC#コードの品質(特に内部品質)を高めるアプローチを紹介してきました。 本記事では少し目線を変えて、ゲームがほぼ組み上がった状態でのゲームプレイを自動化する、オートパイロットによる検証アプローチを紹介します。 オートパイロットによる検証の位置付けと目的 ゲームが組み上がった状態とは、ゲームを構成するC#コードや3Dモデルなどのアセットファイルを組み合わせた、結合度の高い状態を指します。 結合度を突き詰めると、IL2CPPビルドしてスタンドアロンプレイヤー(モバイル端末やコンソール機)で実施するテストになりますが、今回は結合度を上げすぎず、実行環境はUnity
こんにちは。 先日AIエージェント開発の技術解説記事を書いて「今後ChatGPTライクのAPIが出てきた瞬間に進化すると思う」という話をしたのですが… まさか3日後にChatGPT APIが出てくるとは思いませんでした。 というわけで今回はUnityからChatGPT APIを叩く方法について書いてみます。 先日の記事で用いたGPT-3のTextCompletionAPIよりも(Langchainなどを使わず)カスタマイズ無しで実際のAI利用シーンに活用できそうな印象を受けました。 具体的には… 応答速度が早い(応答の文章の長さによりますが、手元の環境では1~3秒で返ってきました) AI側の応答の前提条件の設定ができる。(キャラクターの性格や語尾など) (過去のプロンプトや生成結果を次のプロンプトに引き継ぐような実装をすることで)会話の文脈を考慮した応答をすることができる。 という特徴があ
最強のTips(苦肉の策)が生まれるきっかけ 自分が現在開発に携わっているゲームでは、作中に多くのシナリオが含まれています。 その数はデータにして200を超えていますが、このデータが増えるにつれて、ある問題が発生しました。 それは、シナリオデータの数が多すぎて、不具合のあるデータがあることに気付けないということです。 (特定の選択肢を選ぶと、進行不能になるデータがいくつか見られました) これに対処するため、「全シナリオの動作チェックを行うUIのテストコードを書こう!」と思ったのが、事の始まりです。 まさか、あんな苦肉の策を取ることになるとは、この時は考えてもいませんでした… 目次(Tips一覧) 自分がテストコードを書いて会得したTipsを紹介します。 ちなみに、最強のTips(苦肉の策)は「6. テストの失敗が後続のテストにまで影響を与えないようにする」です。 それ以外は、まとも(のはず
#はじめに Unity2019からガベージコレクション発生時のスパイクを改善する機能[インクリメンタル GC]がリリースされました。 不要なメモリ確保によるガベージコレクション発生時のスパイクは回避可能かもしれませんが、 [マネージヒープの拡張が発生することによるメモリの枯渇] & [メモリが確保できなかった場合のクラッシュ] に関しましては、[不要なメモリを確保しない]ことを意識しなければ、何れ発生します。 今回の記事では、[不要なメモリ割り当て(GC Alloc)]を避ける為の方法を少々雑になりましたが要約いたしました。 皆様の役に立てますと幸いです。。。! #ガベージコレクションおよびマネージヒープの拡張に関しまして インスタンスの生成や文字列連結などの要因でオブジェクトが生成される際に[GC Alloc]が発生し、それにより確保されたメモリはマネージヒープという領域に割り当てます。
CA.unityはサイバーエージェントが運営するUnityをテーマにした勉強会です。サイバーエージェントのサービス開発者と社外の開発者を交えて、Unityに関する知見を共有します。河合宜文氏からは、Cysharp社のOSSについて紹介がありました。 Cysharpのモットーは「C#の可能性を切り開いていく」 河合宜文氏(以下、河合):「A quick tour of the Cysharp OSS」というテーマでCysharpの河合が話します。お願いします。 私は河合宜文と言って、Cygamesの子会社であるCysharpという会社で社長をしています。今回イベントを主催したサイバーエージェントの子どもの子どもなので、孫会社です。Cysharpはいろいろとやってはいて、目に見えるところで一番大きなものは、OSSの提供だと思っているんですが、我々は「C#の可能性を切り開いていく」というのをテー
はじめに Unity でリップシンクを行う手段としては、事前にデータを作るものからリアルタイムに解析するものまで色々あります。本ブログでも以前、自分で作ったり Oculus 製のものを解説したりしました。 tips.hecomi.com tips.hecomi.com 前者の記事で自分が 7 年程前に作ったものは様々な依存(外部ライブラリやツールなど)が多く扱いづらいものでした。そこで今回これらの依存を廃してリップシンク単機能に絞り、またもう少しナウい実装にして uLipSync という名前で作り直してみました。 Job と Burst コンパイラを利用して処理を裏に回しつつ高速化 Unity のパッケージ以外の依存を排除 本エントリでは使い方をちょっとした解説を交えて紹介したいと思います。 追記(2021/02/27) 新しいバージョンの説明を書きました。 tips.hecomi.com
最先端のゲームサウンド制作現場でのニーズやノウハウを反映し、高度なサウンド演出から細かい音の調整まですべてをツール上で直感的に行うことができるサウンド開発ツール「CRI ADX2 LE」のダウンロード提供が本日からスタートします。このツールはCRI・ミドルウェアが開発したインディーズゲーム開発者向けの無償版ツールで、ゲームエンジン「Unity Pro」に対応しており、制作したサウンドはiOSやAndroid、PC向けのゲームやアプリに組み込むことが可能となっています。また、WAVフォーマットでも保存できるため、ゲーム以外でもいろいろな活用が可能です。 ADX2 LE - CRI Middleware http://www.adx2le.com/ CRI、無償版サウンド開発ツール「CRI ADX2 LE」の提供を開始 - CRI Middleware http://www.cri-mw.co
ゲーム内で使用してるメモリを把握するのに少しだけ便利なMemory Profilerについてです。 ゲーム内で使用しているメモリ 導入方法 使い方 ゲーム上のメモリを取得する アセットの追跡 追記(テクスチャの中身を知りたい場合) 関連 ゲーム内で使用しているメモリ ゲーム内で使用しているメモリは、ProfilerのMemoryの項目で確認する事が出来ます。ここでは「Assets(使用中のアセット)」「Not Saved(実行時に生成されたアセット)」「Building Resources(エンジン内に含まれるアセット)」「Scene Memory(シーンに含まれるアセット)」といった項目で分別されています。 しかし単純に「細かい事は良いからUnityがメモリ不足で落ちたから、一番重い項目を知りたい」といった場合は多々存在します。 そんな時にMemory Profilerは割と直観的に分か
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