芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、縦横無尽に話題の芸能トピックの「裏側」を語り尽くす! 公然わいせつ容疑での逮捕から、わずか36日目で復帰することになったSMAPの草なぎ剛。その背景には、草なぎに対する世間の同情論が高まったことがあるようだが、はたして、この”早期復帰”は正解なのか? 筆者は、その昔、ビートたけしが「フライデー襲撃事件」を起こし、当時、所属していた太田プロダクションが、復帰時期とその後の対応を誤ったことで大変な目にあった事実を取材しているだけに、草なぎの復帰時期に関しても危惧している。 1986年、たけしは、愛人と家族のプライバシーまで執拗に取材していた講談社の写真週刊誌「フライデー」に怒りを感じていた。そこに来て、身内同然に接近していた同誌記者Iが、愛人を暴力的に取材したことに怒りが爆発。たけし軍団を引き連れ、「フライデー」編集部を襲撃して逮捕