はじめに このエントリーは、Industrial LogicのCEOで、モダンアジャイルの提唱者としても知られるJoshua Kerievskyの「Stop Using Story Points」というブログポストを許可をえて*1翻訳したものです。2012年と古いものですが、今でも有益な内容だと考えています。原文はこちらになります。 www.industriallogic.com 誤訳等あれば優しく指摘していただけるととても助かりますし喜びます。 ユーザーストーリーを使うのをやめよう ハンバーガー、ポテトそしてコーラがファーストフードのシンボルであるように、スプリント、朝会そしてストーリーポイントは、アジャイルの方法論のシンボルになりました。 アジャイルハッピーセットの準備はできていますか? おそらくNoでしょう。 ファーストフード研究者のように、我々はアジャイルハッピーセットに、アジリテ
はじめに こちらの記事は、技術評論社に寄稿させていただいた「エンジニアリング組織論への招待」をご紹介するための文章です。Qiitaにも再掲しておきます。 アジャイルって何だ? 「ウォーターフォールよりもアジャイルのほうがいいのか?」そんな言葉をIT企業の経営者から聞くことがあります。2000年代の後半くらいから、日本国内においてもアジャイル型の開発プロセスが注目を浴びて、多くの企業が実践するようになりました。 ところが、世界各国に比べて日本のアジャイル型開発の普及率は依然として低く、理解度も進んでいません。流行っているからやってみようと始めた企業も流行りが変わると今度はリーンだとか、今度は○○だといったように新しい方式を導入してみては失敗するところも珍しくありません。 アジャイル開発の専門家ですと名乗る人の話を聞いてみても、それが何なのか、けむにまかれたような説明をされてしまい、いまいち納
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