学びと創造にあふれた社会を築く。ワークショップを実践する人にとっての道標『ワークショップデザイン論』 2013.06.15 Eguchi Shintaro イベントや勉強会だけに限らず、企業における新規事業開発やデザインの現場など、様々なところでワークショップが開催されるようになりました。ワークショップの目的はそれぞれあるものの、そこに共通するのは参加者にとって満足のいくものかどうか、その場で新しいアイデアや創発が生まれるかどうか、ということだと思います。 新しい何かを作るためにワークショップを主催する側の人たちにとって、そうした創発の場をどう設計していくかが重要になってきます。そんな問題を解決するために、ワークショップ自体をどうデザインするかについて体系的にまとめた『ワークショップデザイン論―創ることで学ぶ』が、6月5日に発売されました。 著者は、学習環境のデザインについての研究をされて