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ブックマーク / tanakahidetomi.hatenablog.com (4)

  • 八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』

    Twitterに書いたことをほぼそのまま掲載。 日の電力問題(原発問題含む)をもっとも入門レベルで解説しているのが、八田達夫先生の「ミクロ経済学?」(東洋経済新報社)。そこでは送電と発電の分離、電力自由化の効用などが独占理論の枠組みで解説されている。これはぜひ読んだ方がいいと思う。簡単だし。 その八田先生の『週刊東洋経済』での議論はこの入門レベルの上にたって今日の東京電力問題についてスタンダードな批判と問題提起をしたものと思う。日の原発政策の最大の問題は文民統制の失敗ということだと指摘している。 ちょっと引用。「日の原子力政策を策定する原子力委員会(内閣府に設置)のトップは、原子力工学の大物教授であり、同門出身者が電力各社、設備会社、経済産業省の原子力事業や政策を担う。つまり、中立を装っているが、陸軍大学の教授に戦争の最終決定を委ねているようなものだ」 すごいきつい表現で、間接的だが

    八田達夫「送電網は新規事業者に開放を 原発は政府が管理すべき」in『週刊東洋経済』
  • 田中秀臣『デフレ不況 日本銀行の大罪』(朝日新聞社)半月後に登場予定 - Economics Lovers Live 田中秀臣のブログ

    新刊のお知らせです。いままで考えてみれば日銀行の政策を厳しく批判していたものの、日銀行の政策だけを中心にしたは一冊も書いていませんでした。自分としても考えてみれば不思議なことでした。近い内容のものとしてはバーナンキのがありましたが。いずれにせよ、デフレ不況、そして日銀行の政策を戦前から現在までの歴史的視野、リーマンショック後の世界経済、そして政府と日銀行の政策との関連など、いくつかの視点から、自分としては最大限の努力で、日銀行の経済政策を批判的に検討したと思っています。 早ければ再来週の金曜には首都圏の大型書店に並び、そしてそれから数日以内には全国で皆さんのお目にとまることでしょう。自分でいうのも恥ずかしいのですが、あえていわせてほしいのですが、いままで書いた政策論争関連の書籍の中では、自身の最高作だと自負しています。いろいろな方々から情報を得、また文章や構成もここ数作の経験

    kmiura
    kmiura 2010/04/14
    次に日本で買おう。
  • 二・二六事件と「改革病」 - Economics Lovers Live

    何度か掲載しているけれどもエントリー題名で掲載してなかったので再録。日の停滞を自らの政策の失敗(日銀行、財務省、そのお仲間政治家)を認めない勢力が、よそ様に活路を見出すことは古今東西どこでも観察できる事実。ほとんどが一種のホラ話だが、それでも政治的な話題になるとそれに群がる連中も多い。そもそも鳩山論文(読んでないけど 笑)で話題になったといわれる「東アジア共同体」はオリジナルな発想は官僚のおた話から始まったことは内輪ではよくしられていること。みみっちい数億円規模の予算をとるために「東アジア共同体」とぶちあげれば、予算がつくだろうと思った程度の話である。それがたまたまうけてブレイク 笑。そしていまでは政権与党の党首(次期首相)が間違いだかなんだか知らないが堂々と世界に発信するほどの化け物に成長したわけ。まったく官僚のみみっちい予算奪取の妄想を、その官僚のみみっちい予算奪取を批判することで

    二・二六事件と「改革病」 - Economics Lovers Live
    kmiura
    kmiura 2009/09/04
  • 書評:『フランスの子育てが、日本よりも10倍楽な理由』

    『週刊東洋経済』に掲載された書評の草稿 日の将来に暗い翳をおとしている少子高齢化問題。その対策をどうするべきか。書は、出生率の上昇に貢献したフランスの少子化対策をわかりやすく解説した良書である。著者自身の現地での子育て経験や、またフランス人家族へのインタビューを通して、フランスの家族政策や社会保障制度の仕組みを、具体的に知ることができて面白い。 フランスでは子育ては人生の愉しみなのに、なぜ日では子育てが人生の苦労になりやすいのか。書を読むと、それはフランス人と日人の人生観の違いというよりも、政府の制度設計の仕組みの違いに決定的に依存していることがわかる。例えば所得格差、男女間格差、長時間労働などを放置すれば、出生率が低下するのはあたりまえだと著者はいう。 確かに日ではこの三つの問題を政府はうまく対処できていない。例えば、フランスの男性がいかに子育てに積極的であるかが紹介されてい

    書評:『フランスの子育てが、日本よりも10倍楽な理由』
    kmiura
    kmiura 2009/04/14
    ひとりで育てるのに、いろいろ考えたが少なくとも小学生までは日本ではあまりに無理だと思う。職住近接とかの利点があまりにでかい。
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