4月に来日し、ベラルーシ科学アカデミーのミハイル・V・マリコ博士とともに日本各地で連日のように精力的な講演をなさったウクライナ国立放射線医学研究所のエフゲーニア・ステーバーノヴナ教授は、昨年12月にもグリーンピースの招きで来日され、そのさい、OurPlanetTVのインタビューをお受けになっています。そのお話しは、放射線の影響による子どもたちの健康被害の実情、強制避難区域などの基準、食品の放射線許容基準、子どもたちの保養プログラムなど、わたしたちに必要な情報を実にわかりやすく、しかもコンパクトに伝えてくれるものです。よって、ここに音声をテキストに起こすことにしました。 (注:出所OurPlanetTVでは、教授のお名前を「ステバーノワ」と表記しているが、ここでは前出の記事に合わせて「ステバーノヴナ」と変更する) 【関連記事】 [講演会]低線量被ばくと向き合う チェルノブイリの経験に学ぶ [