大阪に少しだけ話題になっている“魔女の店”があると聞いて足を運んでみた。 若者の街、アメリカ村の中心にある三角公園の隣の雑居ビル5階に「銀孔雀」はある。店内は想像していたより明るくて、清潔な雰囲気。店内の至る所に商品が並んでいる。さまざまな願いをかなえるキット、魔女のほうき、魔法の杖、動物の頭骨、重厚そうな洋書の数々、宝石など装飾品、ろうそく、香水、などなどだ。 どれも怪しげだけれど、だからこそ魅力的だ。思わず時間を忘れて見入ってしまう。同じように真剣な顔でグッズを選んでいるお客さんもいた。 その店の奥には、かなり大柄な男性が座っていた。色とりどりの奇抜な髪型と服装が、店の店の雰囲気とマッチしている。 彼が「銀孔雀」のオーナーであるB・カシワギさん(38)だ。彼は、男性だが“魔女”なのだという。そして、このお店以外にも、4店舗の店を経営する実業家でもある。 ちょっと頭が混乱してきたが、とり