花澤香菜が5作目となるニューアルバム『ココベース』をリリースした。昨年のシングル『春に愛される人に私はなりたい』『大丈夫』に続き、佐橋佳幸が全面プロデュースに携わった本作。注目は多彩な作家陣だろう。水野良樹(いきものがかり)、槇原敬之が作詞作曲を手掛けたシングル2曲だけでなく、「マイ・ソング」は山内総一郎(フジファブリック)が、「おとな人間」は橋本絵莉子(元チャットモンチー)が、「パン」は浜野謙太(在日ファンク)が、「ミトン」は作曲を岡村靖幸、作詞を大貫妙子が手掛けている。他にもOKAMOTO’Sやザ・クロマニヨンズの真島昌利といった豪華なメンツが並ぶ。 結果、ロックテイストの強い一枚となった本作。その制作の裏側、そしてアルバムに込められたメッセージについて、花澤香菜と佐橋佳幸それぞれに話を聞いた。(柴那典) 花澤香菜 インタビュー 筋が通ったものになった ーー最初に作曲家陣のラインナップ