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2949とB-文学・創作に関するlovecallのブックマーク (2)

  • 肉欲企画。: 四月、一日。

    今日はエイプリルフールだ。特にすることもなかった僕らは、いつものように僕の部屋に集まると適当にビールを飲み始めた。 今日はエイプリルフールだったので、退屈な僕らはひとつのゲームを思い付いた。嘘をつきながら喋る。そしてそれを皆で聞いて酒の肴にする。くだらないゲームだ。だけど、そのくだらなさが良かった。 トップバッターは僕で、この夏ナンパした女が妊娠して実は今、一児の父なんだ、という話をした。初めて知ったのだが、嘘をついてみろ、と言われた場合、人は100%の嘘をつくことはできない。僕の場合、夏にナンパはしてないけど当時の彼女は妊娠したし、一児の父ではないけれど、背中に水子は背負っている。 どいつがどんな嘘をついているかは、なかなか見抜けない。見抜けないからこそ、楽しい。 そうやって順繰りに嘘は進み、最後の奴にバトンが回った。 そいつは、ちびり、とビールを舐めると申し訳なさそうにこう言った。 「

    lovecall
    lovecall 2006/10/24
    久々に文章読んでゾクっとした、これは凄い。
  • 肉欲企画。: ( ^ω^)内藤、野グソで世直し。

    ( ^ω^)はじまるよ。 ( ^ω^)「プリプリ。ふう、今日もウンコがよく出たお」 天高く馬肥ゆる秋。 清清しいまでの秋晴れの下、爽快に野グソをかますこの少年、名は内藤。 彼の住む地域では頻発するテロ野グソが問題になっていた。 一日に一回、かならずどこかで野グソが放たれる。 もちろん犯人は彼、内藤。 ( ^ω^)「これでB地区は制覇したお」 彼は自分の住む町をA地区、B地区、C地区……とブロック分けし、計画的に野グソを行っていた。その行為は、今日で丁度3ヶ月目に差し掛かる。 ( ^ω^)「人間は原始の世界に帰るべきなんだお」 彼は幼少の砌よりエコロジーを提唱していた。 増えすぎた人口。 発達しすぎたテクノロジー。 枯渇していく資源。 ( ^ω^)「いわばこの野グソ行為は現代社会へのアンチテーゼ……そう、静かなるテロルなんだお……」 内藤は新聞の切れっ端で菊門を浄化しながら、目の前にいたトノ

    lovecall
    lovecall 2006/10/19
    いったいナニモノ!?最後まで細部までスキがなく無駄がない。こういうのホントうまいなぁー。 つ【 映 画 化 決 定 】
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