2月2日にモウコノロバのミンミンが死亡しました。28歳8か月でした。 ここ数年、体重が少しずつ減少したり、歩くときに時々つまづいたり、老齢になってきた様子が見られていましたが、体調を崩すことなく毎日元気に過ごしていました。 死亡する前日も特に異常はなく、いつもどおりの日常を送っていました。 2月2日の朝、担当者が獣舎に行くと起立不能の状態でした。その状態でも「ミンミン!」と声をかけると耳だけこちらを向けていました。 また、ミンミンが少しでも楽になるように頭の下に乾草を敷くために、普段は入らない寝室のなかに担当者が入ると落ち着き、首元を撫でると安心したような顔をしていました。 その後も苦しんでいる様子は見られないまま、午後3時半に死亡を確認しました。 解剖の結果も老齢個体のため、歯の摩耗などはありましたが、他はほぼ良好な状態でした。 エサもミンミンの大好きな根菜類やペレットはなくなっており、