冨樫義博原作の大ヒットマンガ及ぶアニメであり、私も小学生時代に大いにはまったものです。その『幽白』で、翻訳がめちゃくちゃ難しそうなエピソードがあります。 「禁句(タブー)の力!の巻」 海藤というキャラが「禁句(タブー)」という能力を持っていまして、こいつの領域(テリトリー)の中で、こいつが「言ってはいけない」(禁句)と決めたキーワードを言ったら、魂を取られてしまうのです! それまで力vs力のバトルをやっていた『幽☆遊☆白書』に、力以外の戦いが登場した最初の回でもあります。 なんでこれが翻訳が難しいかと言うと、なんせテーマが日本語を使った言葉遊びなのです! 言ってはいけない「タブー」は日本語なのですから、日本語じゃないとこの話が成立せんのですよ! 日本語の駄洒落を翻訳するのが難しいことは言うまでもないと思いますが、単に駄洒落の場合はそのセリフを当たり障りのないものに変えてしまったり、全く別の