塩崎厚生労働大臣は、エボラ出血熱など危険度の高い感染症の病原体を取り扱うことができる実験施設を巡って、施設がある東京・武蔵村山市の市長と会談し、国として安全対策を強化することなどを前提に、近く施設を全面的に稼働させることで合意しました。 こうしたなか、塩崎厚生労働大臣は3日、武蔵村山市の藤野勝市長と会談し、「施設の全面稼働は国民の生命や健康を守るために不可欠だ」として、市側の要望を踏まえ、施設の安全対策や災害対策を強化するほか、施設の使用状況などを積極的に情報開示する方針などを伝え協力を求めました。これに対し、藤野市長は「市民から出された質問などに国が丁寧に説明をしてきたことは理解した」と述べ、近く施設を全面的に稼働させることで合意しました。会談のあと、塩崎大臣は記者団に対し「安全対策、防災対策を十分に行うことなどを前提に、施設の稼働に理解をいただいた。1週間ほどで稼働の判断をさせていただ