特に焦点になるのは「軽自動車等」。 車種区分の見直し議論始まる 国土交通省は2024年1月16日、道路政策を話し合う有識者審議会「第62回国土幹線道路部会」を開催。高速道路料金の車種区分について意見が交わされました。 高速道路料金の車種区分の見直しが本格化する。写真はイメージ(画像:photolibrary)。 高速道路の料金はクルマの大きさに応じて5つに区分され、普通車を基準として料金比率が決められています。具体的には「軽自動車等=0.8」「普通車=1.0」「中型車=1.2」「大型車=1.65」「特大車=2.75」の順です。 これは1989(平成元)年から変わっておらず、利用状況が変化していることから見直しが議論されてきました。 なかでも大きな変化が「軽自動車等」の増加です。1990年時点で軽自動車等は全体の4.7%に過ぎませんでしたが、2021年には15%まで増加し、中型車、大型車の比