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これはすごいと伝に関するmk16のブックマーク (1)

  • 脱獄王 白鳥由栄

    白鳥由栄 僕の青春は悲惨な嵐に終始した 時たま明るい陽射しも見たが 雷雨にひどく荒らされて 赤い木の実は僅かしか僕の庭には残っていない シャルル・ボオドレール『敵』より―― ここに記す「白鳥由栄」という男は、けして怪物的連続殺人者というわけではない。  しかし犯罪者であり、異端児であることは間違いなく、番外編としてここに紹介させて頂くことにした。  しかしこれは殺人者・犯罪者の半生というよりも一種の「超人伝」であることを最初にお断りしておく。 白鳥由栄は明治40年青森に生まれ、25歳で強盗殺人を犯した。  昭和11年、青森刑務所を脱走。  昭和17年、秋田刑務所を脱走。  昭和19年、網走刑務所を脱走。  昭和22年、札幌刑務所を脱走。  その後、府中刑務所に移送されてからは脱獄を試みることをやめ、模範囚として過ごし、のちに仮釈放となった。  26年の獄中生活、4回の脱獄、合計3年余の逃避

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