[ワシントン 15日 ロイター] - 複数の米情報当局者は15日、北朝鮮はミサイルエンジンを独自に生産する能力を持つとみられ、輸入に頼る必要がないことを示す情報もあると明らかにした。 英シンクタンク国際戦略研究所(IISS)は先に、北朝鮮がウクライナかロシアの工場で製造されたエンジンを闇市場を通じて獲得した可能性があるとの分析を公表。ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙は14日にこれを引用し、機密扱いとなっている米情報機関の見解もIISSの分析に沿っていると報じた。 ただ、米情報当局者の1人はロイターに対し、「北朝鮮がエンジンの輸入に依存していないことを示す情報がある」と指摘。「われわれは北朝鮮が独自にエンジンを生産する能力があると判断している」とした。 ウクライナは北朝鮮に軍事技術を提供したことはないと言明している。 IISSは、北朝鮮が今年発射試験を行った大陸間弾道ミサイル(ICBM)な