一般社団法人 日本卸電力取引所は、我が国で唯一の卸電力取引市場を開設・運営する取引所です。
震災後の停電騒動の最中、東京電力は2003年に原子力発電所を全て停止したが停電が起きなかった。 でも今回は停電になった、なぜだろう、という話が出ていました。 その件について東京電力の公開している資料を紹介します。 2003年春。確かに原発は止まった。 福島第一原子力発電所6号機の点検停止について 平成15年4月14日 東京電力株式会社 当社は、原子力安全・保安院からの「福島第一原子力発電所1号機における 格納容器漏えい率検査の偽装を踏まえた厳格な検査の実施等について」(平成 14年10月28日)にもとづき、「運転中原子力発電所の格納容器漏えい率検査の ための停止計画」(平成14年12月12日)を提出し、計画的にプラントを停止し て、格納容器漏えい率検査を実施することとしております。 福島第一原子力発電所6号機(沸騰水型、定格出力110万キロワット)につき ましては、4月15日からプラントを
原発廃止派に、原発を全部いきなり止めてそれで必要だった電力はどうするの?と聞いても、「再生可能エネルギーがー」といった具合に、"新エネルギーがいきなり原子力を置き換える"と思ってる人がいます。 新エネルギーを役立てるには必要な前提がいくつかあります。なぜ必要なのかを理解するためには、知らなければいけないことがいくつかあるので、それをまとめてみました。 曖昧な表現や間違っている部分がある可能性や、将来の展開について個人的な想像が含まれていることをお断りしておきます。 (それは違うだろ、という点があればトラックバックで補足してもらえればと思います) 電気はそのままでは貯められない現在、実用レベルで電気を貯められるのは水力だけ。 水力は電気が余って捨てられている夜間に水をくみ上げて位置エネルギーに変換し、昼間のピークに放出している。水力が他の発電と比べて優れているのがこの"位置エネルギーに変換し
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