1986年2月21日に誕生した「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」に搭載されていた「謎の端子」とは?そこに接続できるはずだった周辺機器は未発売に終わりましたが、当時の任天堂の壮大な構想が隠されていました。 家庭用ゲーム市場の礎を築き上げた「ファミリーコンピュータ」(以下、ファミコン)の周辺機器として、「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」(以下、ディスクシステム)が1986年2月21日に発売されました。ここから『ゼルダの伝説』や『悪魔城ドラキュラ』など、ジャンルを問わずさまざまな名作ソフトが誕生しました。 ディスクシステムのゲームを遊ぶときは、ファミコン本体とディスクドライブを「RAMアダプタ」で接続し、ファミコンの電源をオンにしてからゲーム作品のデータが書き込まれた「ディスクカード」をディスクドライブに挿入しました。 この接続に使われた「RAMアダプタ」には、周辺機器を接続