探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている/NASA/JPL (CNN) 46年前に打ち上げられた米航空宇宙局(NASA)の探査機「ボイジャー1号」でコンピューター障害が発生し、地球との通信の一部が途絶えている。 ボイジャー1号は現在、太陽系を離れて未知の領域を飛行中で、地球との距離は約240億キロ。地球から打ち上げられた宇宙船としては最も遠く離れている。双子の探査機「ボイジャー2号」は地球から200億キロの距離にあり、両機とも太陽の磁場や粒子が届かない恒星間空間を飛行している。 当初は5年のみの運航を予定していたが、今や両機とも史上最も運航期間が長い宇宙船となっている。 だが予想外の長旅で課題も生じている。 ボイジャー1号には3台のコンピューターが搭載されている。このうちフライトデータシステムでは計器の情報を収集し、ボイジャー1号の健康状態を表