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ネタと読み物とフミコフミオに関するmk16のブックマーク (4)

  • 上司の挑戦状 - Everything You’ve Ever Dreamed

    大地震後の或る朝、我が社を取り巻く交通機関は大混乱に陥っていた。災害対策営業会議が開かれる予定だったが、会議どころの状況ではなかったので僕は部長に電話した。「停電だろうが電車が止まろうが核戦争だろうが営業会議は絶対だ…防災マニュアルの作成は急がなければならない…会議に遅れた奴は査定に響く…会議の中止を提案する馬鹿はいないと思うが…」と部長はいった。苛立っていた。 会議開始予定時刻。会議室には部長の姿だけがなかった。ボロボロになって出社してきた営業部員には疲労の色がみえた。部長の仕打ちに恐怖し、ある男はやって来ないバスを見捨て15年ぶりに自転車を操縦し会議に臨んでいた。またある男は動かない電車をうち捨て痛風シックで傷んだ両足で無理矢理疾駆して会議に臨んでいた。すべて無駄であった。「事態に臨機応変に対応しなければ…」と会議の無期延期を告げる部長からの電話が入ったのは会議開始予定時刻10分後であ

    上司の挑戦状 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 財政が大変厳しく…と役人はいった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    鳥インフルに感染したかもしれないといって会社を休んだ部長の代理で、とある自治体の事業説明会に出席した。案件は職員向け福利厚生施設=職員堂を兼ねたレストランだ(市民も利用可能だが存在をしられていないので実質職員堂)。実は二年前同じ案件の説明会に出席したのは僕だったりする。 二年前の説明会。自治体の担当者は冒頭で財政が緊迫しており条件はよくないが公共機関の福利厚生という意味合いをご理解してぜひ企画競争に参加していただきたいという意味のことをいった。公共の福利公正をやる意味合いとはなんだろう?わからない。意味不明だ。配布された要綱と仕様書をみるかぎり相当に厳しい条件だったので即座に辞退の二文字が浮かんだ。実際そのときやっていた業者は厳しい条件にたえられず一年でギブアップしていた。 会場の前のほうに役人が六人座っていた。うち一人だけが司会進行と質疑応答をこなし他は…、何のためにいたのだろう?こ

    財政が大変厳しく…と役人はいった。 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 完全版/某独立行政法人が出入り業者に求めた企業努力 - Everything You’ve Ever Dreamed

    『もう時効だと思うので』といって某独立行政法人とウチの会社とのやりとりを「悪口」というカタチでtwitterにつぶやいたのが二週間前(http://togetter.com/li/48632)。悪口だから一方的に某独立行政法人を悪者に仕立ててしまったけれど、ウチの会社の落ち度や、一連の顛末の決着について触れていないのは、ちょっとフェアなやり方じゃないと思った(実際、ウチの会社のやり方に疑問を投げかける意見も多かった)ので、そこの部分を補足したい、でもツイッターだと文字数の関係で難しい、それならブログで、というのがこの《完全版》の趣旨だ。 ↓↓↓ もう時効だと思うのでウチと取引きのあった某独立行政法人についての悪口をはじめます。 以前、某独法にあるカフェテリアをウチの会社がやっていたとき、サラダバーをやってほしいと要望された。《職員からの声が多いので、サラダバーを設置してほしい。出来たらスー

    完全版/某独立行政法人が出入り業者に求めた企業努力 - Everything You’ve Ever Dreamed
  • 上司がキレちゃった。 - Everything You’ve Ever Dreamed

    真夏に四月バカがあるとは今の今まで僕は知らなかった。営業二課課長である僕の上司にあたる営業部長が会社に来なくなった。最後に姿を見たのは僕とやりあった聴聞会だ。そのとき部長は、事業のひとつから手を引かされたのにもかかわらず、僕を徹底的に殲滅したと思ったらしく、「俺は明日から夏季休暇をとる」と胸を張って宣言していた。以来、出社拒否。五日ほど経過したときは、まあ部長はカレンダーも、数字も、読めないから仕方ないね(ウチの夏季休暇は三日間)、部長の妨害がないから仕事もサクサク進むし、顧客から部長へのクレームもなくていいねとみんなで笑っていた。 一週間後、部長から連絡がはいった。 部長は、身体に石がつまったので入院する、石が全身に飛び散らないよう手術しなければならないと告げた。脳が石ころ化しているのはわかっていたがまさか身体まで…愛人がいるらしいからアチラは石のようなんだろうが…だがしかし…と絶句と鼻

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