"はじめに" コンピュータを使っているとたまに奇っ怪な日本語に出会うことがあります。 たとえば、Windows NT や Windows 2000 を使っている人は次のようなウィンドウを 見たことがあるかもしれません: この「メモリが "read" になることはできませんでした」 という文章を初めて見た人は、みんな目が点になると思います。 このコラムは、この「謎の日本語」がどこからやってきたのかを解明しつつ、 国際化/ローカライゼーションの難しさについて考えてみたいと思います。 蓋然的な考察 この変な日本語がどこからやってきたのかを考えてみると、 まず直感的に思いつくのは、 「これは英語メッセージの直訳なのではないか。 そしてその訳が不適切だったのではないか」 という仮定です。このことは、もともと Windows という OS が アメリカ発祥であることと、read という英単語を そのま
いまさらJava対.NETはちょっとテーマとして古くないかな? とは思うものの、とても面白いビデオが公開されたので紹介します。「Java 4-ever」という映画のトレーラー、という設定のおもしろビデオ。 9月8日にノルウェイのオスロで開催されるイベント「JavaZone 2010」の宣伝のために作られたようです。こんなストーリー。 Java 4-ever Trailer 父親は寝る前に息子にマイクロソフトテクノロジーのすばらしさをおとぎ話のように語る。その父に子どもは無邪気に問いかける。「パパ、どうしていつも.NETなの?」 父親の顔色が変わる。「さあ、もう寝る時間だ」 少年は青年となり、禁じられた技術をこっそり友人と試すようになる。「こいつはスゲー、ロバストで、セキュアで、ポータブルで、スケーラブルじゃんか!」 そこへ父親の監視の目が光る「お前たち、Javaやオープンソースを使ってたり
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