ロシア・モスクワで、シリア空爆に関する記者会見を開くイーゴリ・コナシェンコフ露国防省報道官(2015年12月23日撮影)。(c)AFP/VASILY MAXIMOV 【12月24日 AFP】国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)」は23日、3か月近くに及ぶロシアのシリア空爆で少なくとも200人の民間人が殺害されたとする報告書を発表し、戦争犯罪に当たる可能性があると指摘した。ロシア国防省は「でたらめ」だと強く反発している。 アムネスティの報告書は9~11月にシリア中部ホムス(Homs)、北西部イドリブ(Idlib)とアレッポ(Aleppo)の各県であったロシア軍の空爆に対象を絞ったもので、一連の攻撃で民間人少なくとも200人、戦闘員十数人が死亡したとしている。 空爆の中には「軍事目標があるとの証拠もないのに住宅地や医療施設を攻撃するなど、