《今は自分の事を楽しく生きたいと思ってますけど、家族は私の1番ですね》。今年6月、勝新太郎さん(享年65)の命日にSNSに近況を綴った妻の中村玉緒(83才)。その裏で家族との関係を思い悩む彼女は、友人や知人に寂しさを漏らし、言葉の端々に諦念をにじませていた。そんな中で目撃された深夜の“徘徊”。玉緒に何が起きているのか──。 【写真14枚】両手を広げて路上を歩く中村玉緒。他、反対を向く姿、ファー付きの服で横断歩道を渡る姿なども 7月下旬のある日の未明。まだ薄暗い住宅街を髪の長い高齢女性がおぼつかない足取りで歩いていた。足元を見るとサンダルを片方しか履いていない。その女性に声をかけたという近隣住民はこう振り返る。 「道に迷っていたようなので、話しかけたところ、中村玉緒さんだったので驚きました。『家がわからなくなっちゃった』と言うので交番まで案内しましたが……」 “徘徊”現場が目撃されたのはこの