日本の広い範囲で、ようやく梅雨が明けた。2020年はコロナ禍に加え、長雨で外出がままならない日が春から続いてきた。 そうかと思えば、梅雨が明けた途端、猛暑がやって来た。ここ数年の夏は家の中で熱中症になる人がいるほど、室温が上昇することが多い。この夏はコロナ禍で例年以上に自宅にいる時間が長くなっているため、エアコンを1日中つけっ放しにしている家庭も少なくないだろう。 もしこのタイミングでエアコンが故障したらどうなるか。暑くて在宅勤務どころではなくなる。自分や家族が暑さで倒れるかもしれない。エアコンに不具合が起これば、すぐに点検・修理してもらわないと命にかかわる。 オフィスビルや商業施設などでも同じだ。業務用の空調設備が故障すると、働く人や顧客に大きな影響を与える。コロナ禍で換気の重要性が高まり、設備設計の中でも特に空調計画が建築の大きな要素になってきた。 空調大手であるダイキン工業のコールセ