「gettyimages」より 近年、コンビニやスーパーの酒類売り場で幅を利かせている、アルコール度数7~9%の「ストロング系チューハイ(以下、ストロング系)」。価格が安く、アルコール度数も高いので“手軽に酔える”と人気を集めており、年々市場が拡大している一方、ストロング系を飲み続けることで、さまざまな健康リスクがあるとも言われている。 「会話もできないくらい酔ってフラフラに…」 原田優さん(仮名・44歳)は、友人の男性がストロング系を愛飲するようになってから“酔い方が変わった”と感じる、と話す。 「この数年、彼がストロング系をよく飲んでいるのは知っていました。この前、久々に居酒屋で一緒に酒を飲む機会があり、彼はその日も『ストロング系を1本飲んでから来た』と言っていました。その後、普通のビールで乾杯したのですが、1杯目を飲み終わる頃には会話もできないくらい酔っ払ってしまい、足元もフラフラ。