貨物列車が物流を救う 10月29日 21時55分 鉄道貨物が増えています。 景気回復に伴って荷動きが活発化するなかで、日本の物流を支えるトラックの運転手不足が深刻な問題になっています。 厳しい状況を受け、企業の中にはトラックから鉄道に貨物輸送を代替する動きが本格的に出始めました。 鉄道貨物の可能性と課題について、「JR貨物」の真貝康一取締役に、経済部の鈴木啓太記者が話を聞きました。 この中では驚きの構想も明らかにされました。 物流の滞りが産業に打撃・・・ 私は10月8日のこの欄で、根室報道室から『トラック不足で水揚げしても魚を運べないため漁業に厳しい影響が及んでいる』という報告があったのを衝撃を持って受け止めました。 「何とか打つ手は無いのか」と考えていたところ、かつての物流の主役・貨物列車はどうなっているのか気になり始め、取材に入りました。 鉄道貨物に大きな波 そこでJR貨物を取
JR貨物は、消費税率引き上げを前にした駆け込み需要で、食料品や家電製品などの貨物の取扱量が急激に増えると見込まれることから、来月、コンテナ貨物列車の本数を大幅に増やして対応する方針を固めました。 JR貨物によりますと、例年、3月は引っ越しなどでコンテナ貨物の取扱量が増えるということですが、ことしは4月からの消費税率引き上げを前にした飲料や食料品、それに家電製品などの「駆け込み需要」で、取扱量がさらに増えると見込んでいます。 このためJR貨物は、来月中は東京、大阪、福岡などの間を結ぶコンテナ貨物列車の本数を大幅に増やす方針で、増発数はこれまでで最も多い87本になる計画です。 さらにコンテナの製造を前倒しして、来月には新たに1300個を用意し、輸送体制を万全にしたいとしています。 JR貨物の真貝康一営業統括部長は「消費税率引き上げを前にした荷動きは12月くらいから徐々に出ていた。今回はまさにこ
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